Golf Tips Vol. 43

[Clubhead]フックとスライス・診断と処方

'Match Up Your Swing'
by Tom Stickney II with Peter Morrice ('Senior Golfer,' July 2000)

「スライスとフックを退治する方法は、インパクトにおけるクラブフェースの角度を直すことに尽きる。

【スライス】

スライサーはウィーク・グリップであることが多く、図の左のようなオープンなクラブフェースのトップになり易い。トップでの正しいスクウェアなクラブフェースは緑線のように地面に対し約45゜である。

クラブフェースをオープンのままにしないため、ダウンスウィングで身体の回転を増す。このためには、アドレスで左足を45゜オープンにする。これが上半身と下半身のきつめの捻(ねじ)れを生み、ダウンスウィングでの速い回転を生む。それがクラブフェースをクローズ目の回転にすることとストレートなショットという結果に繋がる。

【フック】

典型的フッカーのグリップはストロング・グリップである。これはバックスウィングで少なめの腕の回転とダウンでの大巾な回転へ導く。トップにおけるクローズ目のクラブフェースは、クローズ目のインパクト、その結果としてのフックを予告する。

ダウンスウィングでのクラブフェースの回転を抑えるのが重要である。そのためには、アドレスで左足をスクウェア(ターゲット・ラインと直角)にする。これはバックでの腰の回転を推進し、上半身と下半身の捻れの抵抗を少なくする。結果として、ダウンでの腰の回転も抑制され、クラブフェースもインパクト以前にクローズになることはない」

(July 01, 2000)


リラックス度チェック

'Relaxation Checklist'
by Editors ('Golf Magazine,' October 1997)

「身体が固ければ距離も正確さも失う。スウィングの間中リラックスしていることが、長く真っ直ぐなボールを打つ秘訣。

グリップはSam Snead(サム・スニード)がよく云うように、『小鳥を抱えているような』具合にする(小鳥を逃がさず、窒息させもしない程度)。

ポスチャーは背中を真っ直ぐにして、腰部から前へ倒す。この状態だと、腕は自然に肩からブラ下がる(これはリラックスしたスウィングに不可欠)。顎を上げ、胸に埋もれないようにして、バック・スウィングで左肩が通過するのを助ける。

ゆっくり、スムーズなテイク・バックがいいテンポを作り出す。テイク・バック時のグリップのテンションに注意。軽く保たれていれば、いいテイク・バックと云える。

乱暴なダウン・スウィングを防止するため、バック・スウィングからダウン・スウィングへの推移を出来るだけ引き延ばすようにする。体重移動と下半身がターゲット方向に動く前に、バック・スウィングを完了させるように意識する。軽めのグリップが維持されていれば、ダウン・スウィングへの移行はスムーズに行なわれる」

(July 03, 2000)


蛇蝎の如く

Jack Nicklaus(ジャック・ニクラス)が疫病のように恐れるものとは…?

[Golf My way]

'Golf My Way'
by Jack Nicklaus with Ken Bowden (Simon & Schuster, 1974, $14.00)

かつてNicklausの本は何冊も読んでいるので、彼の理論は大抵知っていると思っていたのですが、どうもこれは間違いのようです。この'Golf My Way'は凄い。細かい点まで網羅されていて、どれもちゃんと説得力があります。これがたった$14.00というのは信じられません。'How to Play Golf'とかでなく'Golf May Way'(私の方法)と謙遜している点も好感が持てます。

さて、Nicklausが最も忌み嫌うものは何か?それは「フックとスライス・診断と処方」における"Closed clubface"なのです。私のダック・フックの原因となった、トップで天を仰ぐクラブフェースです。

Nicklausによれば、「トップではストレート(スクウェア)なクラブフェースが一番の理想である。オープン・フェースはフェードを打つポジションとして、まあ容認出来る。私はこの角度からドローも打てる。

最悪のトップはクローズド・フェースだ。これは手首が甲側に盛り上がった時に出現する。この角度になると、ボールがどこへ向かうか誰にも分らない。私は、トップにおける盛り上がった手首とクローズド・フェースを疫病のように恐れる。何人かのプロは上手にこれと共存している。Arnold Palmer(アーノルド・パーマー)がかつてそうしていた。Lee Trevino(リー・トレヴィノ)はまだやっている(編者註:1974年当時の話)。しかし、この共存にはかなりのパワーを必要とし、スウィング・プレーンのコントロールやタイミングの調整等が不可欠。若いうちはいいが、シニアになったらかなりの難儀となることは疑いない」


(July 03, 2000、増補May 30, 2015)


義父の秘伝

東京にお住まいの志茂(しも)さんから、素晴らしいメールを頂戴しました。志茂さんのシングルのお義父上(ちちうえ)のとてもユニークな教えの数々です。何かの受け売りではない、御自身の経験から得られたTipsだそうですが、実際に試して納得出来るものばかりです。ありがとうございました。


いつも、「ゴルフ『80を切る!』日記」を楽しく拝見しております。さまざまなTipsはとても勉強になります。私は35歳。都内で広告関係の仕事(自営)をしています。

6月22日の日記(「左肘の研究・インパクト篇」)を興味深く拝見しました。というのも、私も左腕が曲がってインパクトを迎えているようで、それが気になっていたからなのです。

私は、ゴルフ歴は十年以上になりますが、コースに出るのは月に一回か二回、いまだに「100を切ったり切らなかったり」というような状態です。練習は週三回と、人並み以上にやっているつもりですが、スコアはいっこうによくなりません。「やっぱり我流では限界かなあ」と頭を抱えていたのですが、ついに意を決してレッスンを受けることにしました。先生は、65歳にしてシングル(HC 8)の義父です。

義理の父とはいえ、他人のようなものです。仲が悪いわけではないのですけれど、マスオさんと波平さんのようにフランクな関係ではありません。結婚して六年、家内の実家は我が家から徒歩五分なので、私もよく往復します。ただ、お互いに趣味はゴルフだと知っていても、一緒にラウンドすることはおろか、スコアの話すらしたことがありませんでした。娘(私の家内)の話では「夕食後は家にいたことがない(毎日夜練習場に行って深夜に帰ってくるため)」「夜中でも外の街灯で影を映して素振りをしていた」「土日は毎週コースへ。平日に行くこともあった」とのこと。義母はさぞかしゴルフウィドーだったと思われます。これくらいやらないとシングルになれないのかしらとも思ってしまいますし、私が教えてほしいといっても「練習が足らん」と一蹴されそうな気がして、これまで言い出せなかったのです。

緊張してお願いした割りには、快く了解してくれました。まずは、庭でクラブを振って、スイングを見て貰いました。義父はあまり教え魔ではないようで、ああしろこうしろとは言わず、「これは俺のやり方だけど」と教えてくれたのですが、そこで教わったTipsは私にとっては意外なものばかりでした。


【左手の甲を伏せろ】

義父によると「君はクラブを上げるときに、左手の甲が上を向くように(左手を時計回りに)上げているが、その手の甲の回転がまちまちで、トップでクラブフェースが開いていたり閉じていたりする。理想的なフェースの向きは、“手の甲を地面に向ける(時計の針を逆回りさせる)ような”イメージ。フェースがクローズになると思うかもしれないが、トップでは肩も回るので、ちょうどいい場所に納まる。私は、まさか、と思いながらやってみましたが、確かにトップでほぼ定まった位置、定まった向きに手が納まります。


【クラブは縦に真っ直ぐ振れ】

上記の手の甲の向きにも関係するのですが、義父のスイングを見ていると、そんなにアップライトでもないのですが、クラブを真っ直ぐ後ろに引いて(といっても、地面すれすれに引っ張るわけではなく、ヘッドはすぐ上に上がる)、インパクト後は、これまたクラブを目標方向に放り投げるようにまっすぐ出していきます(腕はすぐ畳んでしまいますが)。「なぜ?」と聞くと、「真っ直ぐに引いて真っ直ぐに出したほうが、真っ直ぐに行く確率が高いから」と一言でいわれてしまいました。むむむ。


【右のお尻を左に引け】

「君は右腰を固定して(ドアでいえば右腰が蝶番になって)左腰を右(目標方向と逆)に押しているように見える。腰は、どちらかというと左側が蝶番で、右側のお尻を左(目標方向)に引くイメージ。ボールを投げるときは、誰でも右のお尻を目標方向に引くはず。左腰だけを後ろに引っ張ってもボールは投げられない」これは、確かにそう思いました。ちなみに、これなら、どんなに腰を回してもスウェイしません。


【インパクトで胸を張れ】

義父のTipsの最大の収穫はこれです。目下の悩みである「インパクトで左腕が曲がってしまうこと」を相談した答えが、この「胸を張れ」でした。義父が言うには「左腕は伸ばそうと思って伸びるものではなく、スイングの形によって自然に伸びる。君の場合、左腕が縮むのは、インパクトで左肩を後ろ(背中方向)に引くのが原因。左肩を後ろに引くと、左腕が自由になり曲がりやすい。このまま左腕を無理に伸ばそうとすると、左に引っかける。曲がったままだと右に行く。プロ野球を見ていると、ホームランバッターは胸を張っている。ゴルフも同じだ。左肩を後ろに引かないこと。胸を張り、右の胸を目標方向に出す。そうすると左腕は胸の横に密着し、伸びたままでスイング出来る」。

私は「ほんまかいな?」と思いながら、義父の言うようにやってみたところ、とてもいい感じなのです!左肩を後ろに引かず、胸を張って右の胸を目標方向に送ってやる感じだと、確かに左腕は胸にくっついて回って行き、自然に伸びます。また、もう一つメリットは胸に左腕がくっついて回るので、バックスイングからインパクト、フォローで、右腰あたりから左ヒザの前あたりまで「ヒュッ」とヘッドが走ることです。「これはヘッドスピードが上がるということか?」と内心わくわくしながら、翌日練習場に行って打ってみたのですが、やっぱり飛びました。私は、これまでドライバーで220ヤードぐらいだったのが、練習場の表示でも250ヤードくらいになり(練習場の飛ばないボールで!)、アイアンは各10ヤードぐらい伸びました。方向性もかなり安定して来ました。



ちなみに義父は、これまで何十年もゴルフについて人に教わったことはないそうで、スイングもTipsもすべて自分一人で研究したとか。

その後、義父には実際に練習場でも見て貰ったり…と徐々によい師弟関係を形成しつつあります(といっても、最初に練習場で見て貰った時は、いいところを見せようと力が入り過ぎてめちゃくちゃでしたが)。「コンスタントに80台で回れるようになったら一緒にラウンドしよう」とも言って貰えました(それまではずっと練習!ということなのかも!)。

やってみてうまく行ったのが嬉しく、長々と書いてしまいました。読者の皆さんに、なんらかの参考になれば幸いです。

(July 07, 2000)


義父の秘伝・蛇足篇

志茂さんの「義父の秘伝」は、最初私信として頂戴しました。練習場で試させて頂いたところ、どれも効果的なものばかり。そこで、この「日記」での公開をお願いし、記事としてまとめて頂いたものです。

「左手の甲を伏せろ」というのは、私がやっている「マジック・コック」に近いと思います。マジック・コックでは左指の関節は一個しか見えない感じでテイクアウェイされますので、“伏せている”わけではありませんが、かなり近いです。

「右のお尻を左に引け」は志茂さんのおっしゃるようにスウェイ防止として効果的です。「不動の頭」にするために、私も是非マスターしたいと思います。

「インパクトで胸を張れ」ですが、こういうTipは聞いたことが無かったものですから、先ずは眉に唾しながら読ませて頂きました。しかし、実行してみると驚くほど効き目があります。ヴィデオでも確認しましたが、胸を張ってのスウィングは左腕が伸びるだけでなく、大きなフィニッシュへと繋がります。丁度、私のダック・フックからの独立記念日に当りますので、このTipは鬼に金棒です(自分で云ってる:-))。

“秘伝”の公開をお許し下さった志茂さんのお義父上(ちちうえ)と志茂さんに感謝いたします。

(July 07, 2000)


パットが失敗する理由

メイジャー優勝者で、後にCBS-TVのトーナメント解説者となったKen Venturi(ケン・ヴェンチュリ)の慧眼。

'Stroke Savers'
by Ken Venturi with Don Wade (Contemporary Books, 1995, $14.95)

「誰かが長く、大きく切れるパットをしようとしているとする。私は、彼がボールを打つ前に、それがいいパットになるかどうか予言出来る。賭けてもいい。世界で最も安全な賭けである。

彼がどこを目標にしているかを見る必要はない。必要なのは、彼の目を見守ることだ。

普通、プレイヤーは傾斜をチェックし、ラインを選ぶ。そして、ボールとターゲットとの間に中間目標地点を定める。ボールはそこを通過しなくてはならない。さて、彼は準備OKとなる。しかし、最後の瞬間、彼はもう一度ホールを見る。やった!彼は自分の脳を混乱させるメッセージを送ったことになる。彼は折角ボールをスタートさせるラインを選んだのに、脳は別のところに焦点を合わせてしまう。

教訓:一度スピードとラインを判断したら、中間目標地点に焦点を合わせ、自信を持ってコトを進めること。

(July 12, 2000、増補May 30, 2015)


[Lopez's book]Nancy Lopez(ナンシィ・ロペス)のゴルフ

Nancy Lopez(ナンシィ・ロペス)の本を買うことになるとは思ってもみませんでした。しかし、定価$16.00の本が$4.49で買えたので、まあそう得るところが無くてもがっかりもしないだろうと思いました。この書店は「ゴルフ本の激安販売サイト」として御紹介予定です。

'The Complete Golfer'
by Nancy Lopez with Don Wade (Contemporary Books, inc., 1987, $15.95)

「誰でももっと飛ばしたいと思う。私も、あなたも。ゴルフはインチのゲームと云われる。実際には、インチのホンの一部のゲームであり、それがヤードに化ける。御説明しましょう。220ヤードのショットでクラブフェースをインパクトで1゜オープンにしても、ボールはフェアウェイに留まるでしょう(悪くても短いラフ)。しかし、同じく1゜オープンで250ヤード飛ばしたとすると、ボールは深く手強いラフに入ってしまう。私は30ヤードの違いによる利点を無視する。次打でグリーンを狙うクラブが若干異なるに過ぎない。私の第一のルール:『いい方向を伴わない飛距離は、全然飛ばないショットより悪い』

私が少し飛距離を稼ぎたい場合、スウィングの間中テンポを維持することに集中する。スウィング開始前の最後の想念は"Low and slow"(低く、ゆっくり)である。ボールから充分離し、出来る限りワイドな弧を得たいからだ。インパクトから高いフィニッシュへと、スウィングの終了の仕方も大事である。

私はバックスウィングのトップで、イメージ上の"slot"(窪み)にクラブをセットする。そうした後、ボールを打ちに行く準備が完了する。

私が極端にボール位置を変えるのは、特殊なショットを試みる時である。例えば、高いフェードやスライスを打ちたい場合は、ボールをスタンス前方に移す。低いドローかフック、あるいはノックダウン・ショットを打ちたいと思ったら、ボールをスタンス中央から後方に移す。ボールが後方にあると、クラブのロフトがインパクトで減少するため、低いショットになる。

フェードとスライスは他のショットより高く、ランが短い。これは重要なことである。フェードを打つ際には、ワン・クラブ上げなくてはならない。

アプローチ・ショットでボールをスタンスのターゲット寄りに置くと、高く、ソフトなピッチ・ショットが可能になる。

ゴルフはミスのゲームである。あなたはミスする、完璧なショットより格段に多く。どこへミスするのがベストか考えてプレイすること」

(July 21, 2000)


ボールの後ろに目標を

'Pick a Spot Behind the Ball'
by Mike Kilkenny ('Golf Illustrated,' July/August, 2000)

この記事の筆者はカナダのレッスン・プロです。

「大多数のゴルファーはボールからターゲット寄り12〜14インチ(約31cm〜36cm)のところに中間目標を定め、それに沿ってボールを飛ばそうとする。もし、あなたもそうやっているのなら、ボールの後方12〜14インチの地点に印を見つけるように宗旨変えしなさい。その印にスクウェアにクラブを置き、ボールとその後方の印が形成するラインに平行に両足を置く。

テイクアウェイではボール後方の印の上をクラブが通過するように心掛ける。これはアライメントの助けとなるだけでなく、良いスウィング・プレーンとスウィングの弧の拡大をももたらす」

実は、私はこのTipと同じことを長年やっているのですが、これまで見聞きした本、レッスン番組、どれもがボール前方に印を見つけるというものでした。で、私のはマイナーなやり方なんだろうと思って、あまり公言しなかったのです。しかし、内心、私の方法は理に叶っていると自信を持っていました。

ボール後方に印を設定すると、上の記事のようにボールと印を結ぶラインに両足、両肩を沿わせて正確にアライメントが設定出来ます。ボールと印を結ぶラインでワッグルしますと、ターゲット・ラインの確認となり、スウィングの軌道に自信が持てます。

これがボール前方の印ですと、ターゲット・ラインは身体の目の前ではなく、進行方向にあるため、そこからイメージ上の延長線を引かなくてはなりません。ここで角度の誤差が生じる恐れがあります。

なぜこんないい方法に誰も言及しないのかと訝っていましたが、やっと一人現われたというところです。レッスン・プロだそうですから、カナダのゴルファー達には深く静かに浸透し始めているのかも知れません。

(August 01, 2000)


Liselotte Neumann(リセロッテ・ノイマン)のスウィング・キイ

'Liselotte Neumann's Swing Keys'
by Liselotte Neumann ('Golf Digest,' November 1999)

Liselotte Neumann(リセロッテ・ノイマン)のTipは昔実施した「読者投票ベスト10」に入ったほどで、このサイトの人気者と云っても過言ではありません。その彼女のスウィング・キイも間違いなく参考になると思われます。

「1. スローに引く
 スウィングの最初の6インチが大事だと思う。ゆっくり引けば、正しい軌道に誘導出来るし、いいテンポを生む。

2. トップで両手をセットする
 トップが早く短くなる質(たち)なので、トップの位置にあたかも棚があるみたいに考え、両手をそこに置くようにしている。トップの間(ま)があるわけではないが、両手がセットされたのを視覚化出来たら、それは両肩がフル・ターンしたことを意味するので、そのままダウン・スウィングに移行する。

3. 左サイドを空ける
 時折ダウン・スウィングで身体をスライドさせ、重心を右に残した過度にインサイドのスウィングになることがある。スライドさせるのではなく、左サイドをターンさせれば、体重をシフト出来てクラブフェースもスクウェアに保つことが出来る」

(August 01, 2000、改訂May 30, 32015)


Nancy Lopez(ナンシィ・ロペス)のパッティング

'The Complete Golfer'
by Nancy Lopez with Don Wade (Contemporary Books, inc., 1987, $15.95)

「パットの原則:スピード第一、曲りはその次。ラインを読むのはボールの後ろからとグリーンの低い方から。これ以外は脳に余計な情報を送ることになり混乱を招くだけである。

パットの練習法:

1) 三個のボールを使い、ホールから3フィート(1フィートは約30cm)離れて全部続けて入れる。それに成功したら、さらに数フィート離れて全部入れる。これを15フィート(約4.5m)まで継続する。15フィートは1パット成功可能な現実的な距離だという意味。

この練習は自信をつけるのに最適である。パッティングには自信が不可欠。一個、一個、次から次へとボールがホールに入るのを見ることによって、驚異的自信がつく。

2) 長いパットでは方向よりも距離が大事である。この練習ではホールではなく、グリーン・エッジにボールを届かせる。この場合、ホールは関係ないので、純粋に距離に焦点を合わせることが出来る。方向は二の次なので、意識をストロークに集中させられる」

(August 10, 2000)


Ben Hogan(ベン・ホーガン)のTip

U.S.オープン優勝者Ken Venturi(ケン・ヴェンチュリ)が語る、プレッシャーに抗する方法。

'Stroke Savers'
by Ken Venturi with Don Wade (Contemporary Books, 1995, $14.95)

「これはBen Hogan(ベン・ホーガン)が私に教えてくれたことの一つ。緊張する場面で、長いスムーズなスウィングを必要とする場合、彼はシャフトのギリギリの先端を握る。小指はほぼグリップ・エンドの位置である。

これはクラブをコントロール出来なくなる不安を抱かせるため、否応なく長い、スムーズなスウィングへと導く。

プレッシャーを感じたゴルファーは、ともするとコントロール度を増そうとクラブを短かめに持ちたがる。それは野球では通用するだろうが、ゴルフでは役に立たない」

(August 16, 2000)


前頁 ← | → 次頁



 Copyright ©  1998-2017   高野英二  (Studio BE)
[Mail]
 Address: Eiji Takano, 421 Willow Ridge Drive #26, Meridian, MS 39301, U.S.A.