友人で外科医のMikeの指導による「ゴルフ用ストレッチング」と「五十肩予防」を合体させたもの。
![[Stretching]](./golf_pict/stretching.gif)
各12回で次へ移ります。
1)曲げた肘を顔の前でくっつける
2)肩をトントンと叩いた状態で腕を止め、肘を別の腕で身体にグイッと引きつける
3)椅子などの低いもので身体を支え、腕を振る(前後、左右)
4)同じ状態で腕を廻す(グルグル廻し、逆廻し)
(February 10, 1999)
'Putts by design'
by Staff of 'Golf TIPS' (March, 1999)
'Golf TIPS'の編集部がポピュラーなパターとボール各三種類ずつを調査した結果です。パターのテストはCarbite社のパッティング・テスト用ロボット'Yipless'と本物のグリーンを使って行なわれました。
(a) ヒールにシャフトがついているタイプ*1
(b) ヒールとトゥを重くしたキャビティ・バックのタイプ*2
(c) フェイス・バランスドのマレット・タイプ*3
*1 PING Sedona等
*2 Scotty Cameron Newport等
*3 ODYSSEY Rossie II等
スウィート・スポットで打った時に真っ直ぐ転がるのは当然ですが、ヒールやトゥに寄った場合はどうか?それを1/4インチずつの変化で記録しています。
(a) センターから1インチならヒール寄りでもほぼ真っ直ぐ転がる。トゥ寄りでは、距離が短くなり方向のバラツキが著しい。
(b) これもヒール側の許容度は高い。トゥ側にミスした場合もリーズナブルな方向と距離に納まる。
(c) 許容度が高いと云われているマレットだが、意外にミスした場合のバラツキが顕著。特にトゥ寄り1インチでは三つの中で最もショートした。このタイプではトゥ寄りで打たないように注意しなければならない。
ボールのテストにはSlotline社の'Iron Ben'(ベン・クレンショーをもじったものでしょう)とSavile Row Golf社のインドア・グリーンが使われました。
(a) 3ピース糸巻き(バラタ・カヴァー、リキッド・センター)
(b) 2ピース・ディスタンス(ソリッド・コア)
(c) マルチ・レイヤー、ハイ・スピン(ソリッド・コア)*4
テストに使われたボールは、ローカル・プロ・ショップで購入したもので、製造会社から入手したものではないそうです。一定の強さのストロークで転がった距離を調べました。一ヶ所に集まれば優秀、バラけては駄目というテストです。
(a) 距離のバラツキが激しい。ボールの集まる範囲が20.5〜22.5フィートと最も広く、中には23.6フィートまで転がったものもある。均一な糸巻きボールを製造するのが難しいためと考えられる。
(b) 3ピースよりはバラツキが少ない。21.5〜23フィートに固まった。しかし、20.9フィート付近にショートしたものもあった。そもそもこのタイプは飛距離と耐久性が売り物。パッティングの際の精確度に期待すべきではない。
(c) 最優秀。21.5〜22.7と最も狭い巾に集まった。これがこれからのボールの主流になると思われる。
*4 Maxfli Revolution、Ram Tour XV2 Tour、Top-Flite Strata Tour、Wilson Staff Titanium Double Ti等
(原文には商品名は一切記載されておりません。理解を助けるために、私が勝手に付け加えたものです)
(February 12, 1999)
'The Complete Golfer"
by Tom Dorsel, Ph,D. (Allyn and Bacon, 1996, $19.00)
「ゴルフを人生に譬える名言は数知れない。しかし、人生なら努力すれば道が開け、報われることもある。ゴルフは努力しても報われない。ゴルフは人生とは全く異なるものだ。
何年も何年もゴルフをやっているが、全然上達しない人を御存知だろう(え、あなた自身?)。15年もおかしなスウィングを続けている男や、バンカーから終生出られないような男、25年間もハンデ25で決して進歩しないであろう男などなど。
ハンデが2とか(まあ10でもいい)、その人の限界に達した場合は、それより上達するのは難しい。しかし、ハンデ25が限界ということはあり得ない。上達の余地は十分にある。なぜ上達しないのか?
・似たような下手っぴとしかプレイしない
教え合い、助け合っても、スウィングの過ちに新たな過ちを付け加えるだけ。
・絶対にレッスンを受けない
練習に専念していてもお馴染の練習を繰り返すだけなので、スウィングを改良出来るテクニックを得る機会が無い。
・年間を通してプレイしない
夏は避暑に行くとか、寒い冬は嫌だとかでプレイしない。伝説的プレイヤーが季節労務者だったという話は聞いたことが無い。
待てよ、ゴルフも人生と変わらないのかも知れない。似たような投資の失敗を繰り返す、職を辞して似たような頭痛の種を生ずる職に就く、離婚した相手とほとんど変わらないような相手と再婚する…どうも人間は学ぶことに抵抗を覚えるみたいですな」
(February 15, 1999)
'How You Can Play Better Golf Using Self-Hypnosis'
by Jack G. Heise (Wilshire Book Company, 1961, $3.00)
30年以上も前の出版ですが、ちゃんとAmazon.comから購入出来ます。全125頁と薄い本ですが、それにしても定価据え置きの$3.00は安い。読んでみて、自己催眠の効用が深く理解出来るので、なおさら安い!
「自己催眠」とは催眠術を応用して“潜在意識”に訴えかけ、確固とした自信をつけるというメソッドです。「自己暗示」と云ってもいいでしょう。テープ等を用いて、手軽に自分で実行出来るので「自己催眠」と呼ばれるわけです。
これは一度実施すると数カ月、あるいは数年も持続するのだそうです。また、実行中に眠りに落ちても何ら問題は無いと明記されています。
“潜在意識”の役割の解り易い説明:人間が走る時、“潜在意識”が脚の筋肉やバランスをコントロールするので、いちいち脚のアクションを思い浮かべる必要はない。走ることを命令しさえすればよい。溝に出くわした場合、初めての場合はその溝を飛び越すための筋肉のアクションのデータが“潜在意識”に無い。“意識”が溝の巾を検討し、過去の経験から想定されるジャンプの高さ等のデータを整える。一度ジャンプに成功すれば“潜在意識”のファイルとして保存されるので、二度目には飛び越すことを命令するだけでよい。
コンピュータのキイボードやタイプライターを使う場合、“意識”が働くのは表現したい思考、言葉、フレーズに対してであって、文字の在りかなどに関してではない。熟練した使い手ならキイの位置と指づかいは“潜在意識”に任せておけばよい。
溝のジャンプに成功した場合、その経緯が“潜在意識”に格納され、タイピングの練習では文字の場所と指づかいが“潜在意識”に刻まれます。ゴルフでは練習が“潜在意識”に記録する場になります。「練習で正しいスタンス、グリップ、スウィングが身についていれば、後は“潜在意識”に任せればよい。歩く、食べる、運転する、その他もろもろの無意識で行なわれる動作を信じられるなら、“潜在意識”がゴルフ・ショットも十分に実行出来ることを信じられる筈です」
「“潜在意識”をグラつかせるのは、ミスした場合に『何を間違えたのか?』と自問することだ。自分のプレイに疑問を持つことは、深刻な心理的過ちを犯すことに他ならない。否定的思考は恐れを誘発し、惨憺たるゲームがその結果となる」
興味のある方は「自己催眠スクリプト」をダウンロードし、誰かに頼むか自分でやるか、いったんテープに録音して試してみて下さい。
「一打だけのひどいショットだけでは下手なゴルファーとは呼ばれない。ひどい一打に続く、別のひどい一打によってダッファーと呼ばれるのである。よくあるのがグリーン周りでトップしたりダフったりするミスだ。これは不注意が原因と分り切っているので、恥ずかしさにどれだけ怒り狂っても足りないぐらいである。そのミスを即刻過去に追いやるべく次の一打を急いでしまい、もう一度似たような不注意を冒してしまう。こういう場合はゆっくり時間をかけ、ボールから完全に遠ざかって平静に戻れる迄待つべきである」
参照:
1) 自己催眠
2) Tiger Woodsの自己催眠・成功例
(February 17, 1999)
'Elements of Scoring'
by Raymond Floyd with Jaime Diaz (Simon & Schuster, 1998, $20.00)
誰しも「左肱を伸ばす」、「頭を残す」などのSwing Thoughts(あるいはSwing Keys)があるものですが、Ray Floyd(レイ・フロイド)は、「そんなものは全部忘れなさい」と主張します。
「どこへ打つかというのではなく、いかに打ちたいかを考え出すと、ゲームを難しくするだけである。Swing Thoughtsはターゲットからあなたの心を逸らしてしまう。
ターゲットに全力で集中しなさい。いくつか悪いショットがあったとしても、スウィングを変えるのではなく、ターゲットへの焦点を狭めることによって調節しなさい。
ターゲットだけを考えていれば、いまこれからのショットだけを考え、可能な限りうまく処理することが可能。こういう風に一打一打を進めて行くのが真にゴルフをプレイするということなのだ。プロ達が云う、“見つめたところに打つ”が実行出来る」
上のRay Floydのメソッドの応用篇。寄せで最近私がやっている方法ですが、ボールがどういう軌道で飛行し、どの程度弾んでピン傍に止まるかをイメージします。まあ、ここまではやっておられる方も多いと思いますが、もう一つ先があります。ピン傍で停まったイメージ上のボールが、ニコニコと笑って「ここだよ〜!」と私に呼びかけるのです。これは距離感をハッキリ心に刻む効果があるようです。こういう想像を拡大して行くと、ほとんどビョーキの世界になりそうで恐いですが:-)。
(March 01, 1999)
ティー・ショットで池ボチャだといきなり二打増えてしまいます。「大した当りじゃなくていいから、無事に池だけ越えたい」という思いが湧いても不思議ではありません。特にNo.1に池越えがある私のホーム・コースのような場合、一日のラウンドを占う大事なショットになります。スタート前に練習ボールを打っていたとしても、やはりテンションは最大です。「スタンスもやや狭く、クラブも短く握り、大振りせず、ボールを運ぶように…」などと無難路線でヒットするのですが、結果は哀れやっぱり池ボチャ。まれに水切りの術で向こう岸へ渡りそうな気配を見せることもありますが、大概は上陸寸前で息切れしてしまいます。
'The 5 Facts of Impact: Why the ball goes where it goes'
by Dr. Gary Wiren with Peter Morrice ('Golf Magazine' 1998, No.12)
この記事はインパクトにおける5つの要素を分析したものですが、そのクラブヘッド・スピードの項に、「インパクトにおける最高のスピードは最大の飛距離につながる。それはまた、ボールを舞い上がらせる最大のバックスピンを加える強打でもあるので、最高の軌道をも生み出す」という説明がありました。「ボールを舞い上がらせる最大のバックスピンを加える強打」というのがポイントだと思います。つまり、強打しないで「ボールを運ぶように」などという気の抜けたスウィングはバックスピンを加えることが出来ないので、ボールは舞い上がることが出来ないわけです。
いじけた無難路線は、十分に肩を廻さない中途半端なバックスウィングになり易く、ダウンスウィングで手打ちになる恐れも多いと思われます。いずれにしても、選択したクラブの最大飛距離を得るスウィングをするということに尽きるようです。
なお、先ほどの記事の続きはこうです。「速く弾けるようなスピードでパワーを生み出そうとすると、往々にして手と腕にテンションを作り出す。それは筋肉の動きを遅くさせ、インパクトでトップ・スピードに達するのを妨げる」
(March 03, 1999)
四十肩とも云い、五十肩とも呼ばれます。お風呂で背中を洗おうとして腕を廻すと「イテテテ…」というのは、立派な五十肩です。これによって一時「私のゴルフ生命も終りか」と思ったものですが、友人で外科医のMikeが教えてくれた五十肩体操に助けられました。道具はリハビリとかストレッチング用に売っている幅広のゴムベルトです。自転車のチューブを切って広げたようなもの。
先ず道具無しでストレッチングをします。
ゴムベルトの片方に輪を作り、それをドアノブにひっかけます。適当な弾力が得られる位置に立ち、図のような数種類の体操をします。それぞれ両方の腕で12回やったら、次へ移ります。
![[Shoulder Training]](./golf_pict/shoulder_training.gif)
1)肱を支点に左右に60゜引っ張る
2)上と同じだが、ドアから遠距離になる
3)後ろに引っ張る
4)前に引っ張る
5)手を伸ばした状態から腿(もも)まで引っ張る
6)ベルトの端を踏み、胸元まで引っ張る
これは肩に負担をかけないよう一日おきに実施し、一週目:一日一回、二週目:一日二回、以後:一日三回行ないます。必ずストレッチングの後で行うこと。
一時は朝起きた時も肩がドーンと重かったりしたのですが、これらのおかげで何の問題も無くなりました。Mikeによれば「ゴムベルトの運動はボールの飛距離が75ヤード伸びる:-)」そうです。
痛くて痛くて肩が廻せないという症状がある場合には、体操の前にお医者さんにかかる必要があります。多分肩の突端付近に注射をしてくれて、以後痛みは無くなります。体操を始めるのはそれからです。
(March 08, 1999)
オンライン書店のAmazon.comには1,783冊のゴルフ関連書が登録されています(1999年3月上旬現在)。そのうち800冊強が現役で、どこかの書店で見掛ける可能性があるもの。残りは版元品切れや絶版ですが、頼めばAmazon.comが探し出してくれます。800冊が現役とは云っても、この数には同じ本のハードカヴァー、ソフトカヴァーが含まれています。本の種類としては500冊くらいのものでしょう。
1,783冊のタイトルだけを閲覧してみました。なかなか面白い題名が揃っています。
The Club Thrower's Handbook :
Throwing Golf Clubs for Distance & Accuracy/With Bag Tag
by Tom Carey, 1995, $9.95 + $0.85 (Special Order)
「長く正確にクラブをブン投げる人のためのハンドブック」
Maybe It Should Have Been a Three-Iron :
My Year As a Caddy for the World's 438th Best Golfer
by Lawrence Donegan, 1998, $15.37
「多分3アイアンが正しい選択だったみたい:世界ランキング上位から438番目のプロのキャディーとしての日々」
Focused for Golf
by Chip Beck, Wayne, Phd. Glad, 1998, $13.56
「ゴルフ一途」Chip Beck(チップ・ベック)はここ二、三年スランプで予選落ちが続いています。彼が予選を通過するとThe Golf Channelのニュースになります。彼ばかりでなく、メジャーで優勝したほとんどのプロが本を出してます。
The Golf Hall of Shame
by Bruce Nash and Allan Zullo, 1993, $9.60
「ゴルフ不名誉の殿堂」
Golf Is a Four-Letter Word :
The Intimate Confessions of a Hooked Slicer
by Richard Armour, Leo Hershfield (Illustrator), 1993, $10.36
'Four-Letter Word'は"f**k"、"s**t"などの卑語を指します。次のようなジョークがあります。「日本の交換使節がアメリカへやって来て、初めてゴルフを見学した。日本へ戻った使節は、細々とゲームの詳細を報告。で、そのゲームは何という名前か…と聞かれて、彼は『一打毎にアメリカ人達が発する言葉からして、ゲームの名は"s**t"であると思われます』」
How to Line Up Your Fourth Putt
by Bobby Rusher, 1997, $5.60
「4パット目をラインナップする方法」
I Golf Therefore I Am : Frustrated & Humble... but Hopeful
by Paul Devere, 1996, $12.95
「ゴルフする、故に我あり」
In Golf We Trust : A Golfing Miscellany
by Keith B. Marshall
「我らゴルフを信ず」アメリカのお金に書かれている"In God We Trust"(我ら神を信ず)のもじり。
Shakespeare on Golf :
Wit and Wisdom from the Great Elizabethan Golfer and Poet
by John Tullius, et al, 1997, $11.17
「シェイクスピアのゴルフ論」
Jesus Would Have Been a Scratch Golfer
by Chuck Hammet, 1998, $7.96
「キリストはスクラッチ・プレイヤーになれただろう」
I Found the Golf God :
10 Secrets for Golfing Success
by Dori O'Rourke, 1991, $9.95 + $0.85 (Special Order)
「ゴルフの神様を見出した!」
Nine Commandments of Golf : According to the Pro Upstairs
by Mark Oman, 1995, $8.95 + $0.85 (Special Order)
「ゴルフの九戒」
You Call It Sports, but I Say It's a Jungle Out There
by Dan Jenkins
「ゴルフがスポーツだっていうけど、私にゃジャングル探検だよ」
Golf Dirty Tricks :
50 Ways to Lie, Cheat, and Steal Your Way to Victory
by Jim Becker, et al, 1994, $7.16
「ゴルフで勝つために嘘をつき、胡麻かし、盗む50の汚いやり方」
The Golf Lovers' 'Diet' :
How to Lose Your Handicap Without Losing Your Mind
by Mark Oman, Meg Biddle (Illustrator), 1995, $8.95 + $0.85 (Special Order)
「ゴルフ愛好者のダイエット:心を摩り減らさずハンデだけ減らす方法」
Golf Astrology : Your Pars Are in the Stars!
by Mark Oman, 1995, $9.95
「ゴルフ占星術」バイオリズムどころか星占いに頼ってプレイする。
How to Give Up Golf
by Joe James
「ゴルフを諦める方法」
(March 10, 1999)
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