Golf Tips Vol. 15

ダック・フックへの処方箋

'Losing It Left: The Problem of Hooking'
from 'Golf Guide Special #1: Better Golf' (Werner Publishing Corp., 1999)

「フックの原因は五つある。

1. ストロング・グリップになっていないか。ストロング・グリップ(両手が極端に右に捻られてセットされたグリップ)はかなり弱い握り具合と左手をフィンガー・グリップにさせ易い。これは手と手首を過度にアクティヴにし、インパクトでクラブ・フェースをクローズにする。

【Rx】左手をややパーム側にし(Ben Hoganのグリップ参照)、クラブをしっかりと握る。左手の親指が、それに覆いかぶさる右手の掌と共に適切な強さを持っていて、バック・スウィングで両手が離れることを防止出来ることを確認する。両手が離れるとダウン・スウィングは右手の独裁政権となり、フェースをクローズにしてしまう。

2. ボールの位置がスタンスの飛行線後方になっていないか。極端に後方のボール位置はストロング・グリップを選択させ易く、フックの原因となる過度にインサイドなバックおよびダウン・スウィングにもなり易い。これは又、ボールの後ろを叩いてトップやチョロの原因ともなる。

【Rx】云うまでもなく、ボールを飛行線前方に移すことである。

3. タイミングの問題。ストレートに打つためには、身体と両腕の調和のとれた動きが必要だが、両腕が身体の回転に先行してスウィングを開始すると、インパクトの前にフェースをクローズにしてしまうのでフックとなる。トップやチョロにもなり易い。

【Rx】両腕によるレート・ヒットが不可欠。下半身でダウン・スウィングを開始すれば、両腕のアクションを遅らせ、クラブ・フェースはインパクトでスクウェアになる。

4. 背の低い人が極度にフラットにスウィングした場合。両肩が移動するスウィング・プレーンが非常に近いものとなる。これはバック・スウィングで両手の右側への回転が過度になり、ダウン・スウィングでは過度に左側への回転をもたらすため、フェースをクローズにしてしまうのでフックとなる。

【Rx】つま先下がりのライでボールを打つ練習をする。これは両腕のアップライトな動きを強制する。

5. 背の高い人が極端にアップライトなスウィングをする場合。肩を回転させないでクラブをストレートに引いてしまうため、左肩は水平移動ではなく、下におりてしまう。バックでは右腕が異常に上がったストレートな右半身を作り、ダウンではストレートな左半身を作ってしまう。下半身が開けないためクラブが振り抜けず、シャットなクラブフェースとなる。

【Rx】バック・スウィングからずっと最後まで初めの姿勢を維持する。身体を回転させること、特に水平の肩の回転とダウンでの腰の水平な回転を学ぶ。この感覚を得るには、つま先上がりのライで打つ練習をする」

(March 02, 1999)


物干し竿

一見、長尺ドライヴァーに関する記事みたいなタイトルですが、そうではなくて“トップの間(ま)”の援軍のようなお話。

'Hang a Shirt'
by Art Sellinger ('Golf TIPS,' July 1998)

「スウィングのトップで、誰かがあなたのクラブに洗濯したシャツを掛けたハンガーをぶら下げられる時間を作り出すように試みなさい。

この物干し竿としてのクラブシャフトには、二つの重要な役目がある。一つは、バックスウィングを完了させることであり、二つ目はダウンスウィングで前方にスライドするのが早過ぎないように予防することである。後者は、あまりにも急角度でボールをヒットする結果になるため、スライスやてんぷらが出やすい。

トップでクラブが留まっているからといって、単にクラブを停止させればいいと誤解してはいけない。ゴルフはスウィングであり、クラブの動きも連続した状態でなければならない。スウィングのテンポが乱れ、どうも早目になっていると感じた場合には、バックスウィングを完了させることと、この物干し竿メソッドに意識を集中しなさい」

「何だ、これまでの“トップの間”の記事と同じじゃないか!」と思うのは早い、お立ち合い。筆者がどういう人か紹介が遅れましたが、何と二度も全米ロング・ドライヴ・チャンピオンになった人で、1998年開催の世界ロング・ドライヴ選手権の主催者でもあったそうです。つまり、トップで僅かなためらいの瞬間があっても超ロング・ドライヴが可能であるということを示唆しているわけです。

(March 08, 1999)


60を切るテンポ・スウィング篇

'Tempo'
by Al Geiberger with Larry Dennis (Pocket Books, 1980, $13.00)

[Tempo]

『テンポ』とは魅力的な題名の本なのですが、Fred Couples(フレッド・カプルズ)のヴィデオ'Couples on Tempo'同様、肝心のテンポについての具体的な解説はありません。恐らくテンポの説明というのは誰にとっても至難の技なのでしょう。しかし、いいテンポを生む土台の説明は沢山ちりばめられています。筆者のAl Geiberger(アル・ガイバーガー)は、1977年に18ホールを59で廻るというPGAツァーの当時の新記録を作った人で、レギュラー・ツアー、シニア・ツァー両方でかなり稼いだ実績も持っています。そうした経験と実力に裏づけられた“職人”的な理論と表現がユニーク。

「あなたも“イージー・スウィング”を心掛けて、通常より20ヤード遠くへボールを打ったことが何度もある筈。スウィングの最中リラックスすればするほどインパクト・ゾーンでクラブヘッドのスピードが上がる。私は疲れている時にいいプレイをすることが多い。気分が良くないと、イージーにスウィングするしかないからだ。ツァーには『病気のプレイヤーを警戒しろ』という格言がある位だ。

ダウン・スウィングにおいて、左腕は引く("pull")、右腕は押す("push")役割だが、"push"より"pull"する方が遥かにパワフルなのは間違いない事実。だから、左腕が主導権を持ってダウン・スウィングをコントロールすることがいいテンポのスウィングを達成する。ただし右利きの右腕が主導権を握ろうとするのは自然の成り行きで、そうなってしまうとスウィングの全てがスピードアップしてしまう。唯一左腕のことを考えた場合にのみスロー・ダウンすることが出来、それがスウィングをコントロールし続け、最適の瞬間にパワーを全開することを可能にする。

バック・スウィングの間、左腕はストレートでしかもリラックスしていなければならない。硬直しない程度にストレートにする努力が必要だが、これを怠って左腕を折ってしまうと、すぐさま右腕がスウィングを制圧しようとする。大きなスウィング・アークを心掛けることによって、左腕をしっかりさせ、トップで緩みが出たり弾んだりすることなくコントロールし続けることが出来る。

しかし、腕のことばかり考えるのはスウィングをぶち壊す因である。脚を使い、左腕を正しくスウィングすることが重要だ。

Jack Nicklaus(ジャック・ニクラス)は重要なショットの際は『バック・スウィングを完了させる』ことを心掛けると云っていた。打ち急ぐ必要は無い。ダウン・スウィングに向けて全て準備完了であることを知るのは、素晴らしい感覚である。

『バック・スウィングを完了させる』とは云っても、そこでストップしろと主張しているわけではない。完全にストップすると再スタートが難しい。スウィングの流動性も失ってしまう。ストップしているように見えるプロでも、下半身がダウン・スウィングを開始している筈だ。

グリップ、姿勢、向きなどが基本通りでなかったり、身体の部分を正しく使っていないと、トップが正しく決まらない。こうなると、急がずに身体全体がダウン・スウィングへ移行しようという感覚が湧いて来ない。本能的にまずいトップであることを感じ、何とか小細工でクラブを操ろうと焦ってしまう。それが不安を生み、極端に速いスウィングとなりテンポの破壊をもたらす。

いったんダウン・スウィングを始めれば、ゴルファーがスウィングを変更するような時間の余裕は無い。どうしたいかを、前以てプログラミングしておかなくてはならない。

意識して左腕によるスウィングをコントロールしようとすると、自動的にヘッド・スピードが落ちてしまう。

『クラブヘッドのことだけ考えろ。スウィングの間中クラブヘッドを感じろ』と云った先輩がいたが、これは見事にスウィングをゆっくりさせる。クラブヘッドのことを考えていれば、同時にテクニックのことは忘れられる。

バック・スウィングとダウン・スウィングのペースを同一にすることが重要。ゆっくりとしたバック・スウィングなら、ダウンもゆっくり」

Al Geibergerが云う“バックとダウンの同一ペース”ですが、今迄、似たような表現を他で見たことがありませんから、これは彼のオリジナルではないかと思われます。Al Geibergerは「これがテンポの極意」などと自慢していませんが、私が試したところ、これはこの本の中の最高のTipに思えました。

云われてみれば、同一ペースのスウィングというのは当り前に聞こえますが、飛ばすためにはヘッド・スピードを速く、そのためにはダウン・スウィングを速く…と思うのが素人の浅はかさ。バック・スウィングはかなりゆっくりでも、ダウンは脱兎の如く、しかもポパイのライヴァルのブルートーのような暴力的粗っぽさで振り下ろしてしまいます。余人は知らず、少なくとも私はそうでした。ところが“バックとダウンの同一ペース”を実行した途端、いい調子で飛ぶんですわ、これが。本日の練習は“追い風参考記録”でしたが、距離も正確さもいつもより上。スウィングの後味もスッキリ。いいことづくめです。どうやら、これがErnie Els(アーニイ・エルス)やFred Couples(フレッド・カプルズ)の"effortless swing"(努力していないように見えるスウィング、あるいは楽なスウィング)の原点のようです。

【おことわり】画像はamazon.comにリンクして表示させて頂いています。

(March 09, 1999)


60を切るテンポ・パット篇

'Tempo'
by Al Geiberger with Larry Dennis (Pocket Books, 1980, $13.00)

[Tempo]

先ず、Al Geiberger(アル・ガイバーガー)が教えたある人に関する実話が登場します。普通のスウィングで、この人はひどいフックに悩まされていました。スウィングの基本を全ておさらいしても治らない。ところが原因は、彼が首をかしげてアドレスする癖にあったのです。フック・フェースになっているのに、あたかもスクウェアのように見えていたのでした。普通のスウィングでもパットでも、目は常にターゲット・ラインと平行でなくてはならないと、Al Geibergerは云います。

実は、私は効き目が右なので、右目でボールを見据えようとして、知らず知らずに首をかしげていました。これをターゲット・ラインに平行にしないと、身体全体もパター・フェースもスクウェアにならないというわけですね。なるほど。

「私(Al Geiberger)のパッティングが貧弱になった数年の後、決心して練習グリーンでパットの名人達を見学して廻ったことがある。Jack Nicklaus(ジャック・ニクラス)、Ben Crenshaw(ベン・クレンショー)、Dave Stockton(デイヴ・ストックトン)、その他のプロ達。絶対に何か共通項がある筈だと思った。そして、その共通項を発見した。彼等の左手首だ!彼等が左手首をセットし、テイクアウェイする仕方はさまざまだ。しかし、ボールを打つ段階になると、彼等は一様にまるで左手首が無いかのようにストロークするのである。我々もフォワード・ストロークの間中、左手首をストレートにし、可能な限りしっかり保持するテクニックに全力を傾注しなければならない。パッティングに悩むプロはクロスハンデッド・グリップ(レフト・ハンド・ロウ)を採用するが、これは自動的に左手首をしっかりさせてくれる」

私は既に「スローモーション・ドリル」でこう書いたことがあります。「'Harvey Penick's Little Red Video'でのパッティングの実演は、当然“名人”と云われたBen Crenshaw。まるで腕に固定された義手のように、パターは最初から最後まで腕と一体化して直線を保っています。私が何度も繰り返し観るのはこのパットの部分です」「左手首をストレートにし、可能な限りしっかり保持する」と「パターは最初から最後まで腕と一体化して直線を保っています」は同じことを指しています。どうです?プロ(Al Geiberger)の見る目と私の見る目もたまには一致するのです:-)。

「パッティングにおいても他のショット同様加速することが重要。加速に失敗するのは、パターを余りに後ろへ引き過ぎた時である。その理由は、後ろへ引き過ぎた地点から加速したのではボールをかなり遠くへ運んでしまうと、ゴルファーは本能的に悟るからだ。だからフォワード・ストロークで減速してしまい、きちんとボールを打てないか、ラインに乗せられないのが常である。後ろへ引き過ぎるミスは右手の仕業である。左手と左腕がコントロールするストロークに戻しなさい。自動的にバックの巾が適切になり、いい結果が続出する筈だ。

プレッシャーを感じるパットの際は、出来るだけゆっくりテイクアウェイする。いいテンポでテイクアウェイすれば、ダウン・スウィングでの加速も期待出来る」

パッティングの際にスウィートスポットをヒットしたいい感触が伝わり、さぞいい結果が出るだろうと期待することがよくありますが、ほとんどの場合がオーヴァー。これ、よく調べてみたら、右手優勢でヒットした時に得られる感覚でした。これも又「右手の仕業」。「左手と左腕がコントロールするストローク」はとても重要ですね。

【おことわり】画像はamazon.comにリンクして表示させて頂いています。

(March 11, 1999)


続・逆説的ゴルフ

英国の名インストラクターPercy Boomer(パースィ・ブーマー)の「逆説的ゴルフ」の続編。

'On Learning Golf'
by Percy Boomer (Alfred A. Knopf, Inc., 1946, $22.00)

[Bomer]

【TIPS】

「初心者であれ経験豊富なゴルファーであれ、あまりにも多くの情報源からあまりにも多くの助言を仕入れて試そうとするのは、名人達の対立的なセオリーと矛盾する経験を一緒くたにすることによって、心とスタイル両面に困惑と混乱をもたらす」

〈これは耳の痛い言葉です。ズバリ私のことを指しているように思われます:-)〉

【スウィング】

「誰であれ、mechanics(機械的動作)について、多くを考えるのは甚だまずい。ゴルフは感覚を通して学びプレイすべきものである。注意深くあるべきだが、スウィングしながら考え込んではいけない。

アドレスではボールを横目で盗み見るのがよい。

左肱をストレートにせよと頻繁にかつ不当に云い聞かされるのが常。トップからフォロースルーにかけて単に"down"(下方に向かって引っ張る)というフィーリングを持てばいい。これによって左肱は自然にストレートになる。トップで左肱が曲がっていても優秀なゴルファーになれるのはこのためである。

In-to-Outのスウィング・パスが基本。飛行線に沿ってテイクアウェイしてはいけない。飛行線に沿って引くと、右肩が先行するOut-to-Inのダウンスウィングを引き起こす。インサイドに引き、アウトサイド方向に振り抜く。

リズミックなスウィングの要点は『スムーズであれ』と云うことに尽きる。何故ならスムーズなスウィングだけがリズミックになれるからである」

【パッティング】

「パッティングの『強さ』の感覚を先ず探し求める。その後に、『強さ』の感覚から導き出される『方向』を探す。『方向』より『強さ』が先である。ホールめがけて打つのではなく、どれだけの距離を転がせばいいのかを知るべきだ。

パッティングに関する誤解の筆頭は、『ボールの真上に立て』というものだ。これは過度にアップライトに立つ結果になり、肱が身体から離れ過ぎる。

ラインに沿ってテイクアウェイしようとしてはいけない。パター・フェースを開かずに、左手で低くテイクアウェイする。なお、テイクアウェイでパターを持ち上げるのは自殺行為である。偉大なパッティングはフォロースルーも低めである。

パットが上手く行っている場合、私はボールが瞬間的にパター・フェースにくっつき、フォーロースルーにつれて離れて行くように感じる」

【参照】「Percy Boomer(パースィ・ブーマー)の逆説的ゴルフ」(tips_12.html)

【おことわり】画像はamazon.co.ukにリンクして表示させて頂いています。

(March 18, 1999、改訂Dec. 09, 2015)


パットに関する驚くべき事実

'The Amazing Truth About Putting'
by Dave Pelz with James A. Frank ('Golf Magazine' April 1995)

'More "Truth"'
by Dave Pelz with James A. Frank ('Golf Magazine' July 1995)

「ゴルファーは、実際のパッティング・ラインよりも曲がりの少ないラインに直面していると思いたがる。人間は見たいと思うものだけを恣意的に見る傾向があるからだ。自分が物凄いラインに直面していて、そのパットを成功させられるとは信じられないため、曲がりが少なく成功可能な範疇のものだと自分を納得させるのだ」

Dave Pelz(デイヴ・ペルツ)は850人のアマチュア、50人のPGA、LPGA、ヨーロピアン・ツァーのプロ達、200人以上のレッスン・プロ達の協力を得て調べたそうです。共通の例として挙げられているテスト材料は、実際には24インチ(61cm)のブレイク(迂回巾)があるラインです。

アマチュア達のほとんどは、ブレイクが6インチ(15cm)と判断するものの、彼等は実際には15.5インチ(39cm)も上を狙います(まだ22cm不足)。この行動にもかかわらず、依然ブレイクは6インチだと主張して止みません。

ツァー・プロ達はブレイクが7インチ(18cm)と判断します。彼等は18インチ上を狙い、なおかつ21インチ上にパットします。結果的に23インチ(59cm)のブレイクとして攻めているわけです(まだ2cm不足)。レッスン・プロ達の結果はアマとツァー・プロの中間でした。

「結論を云うと、ゴルファーは本当のブレイクの25〜30%しか見ていないということになる。私は、“意識”と“潜在意識”の葛藤があると考える。“意識”は6インチのブレイクを“見る”が、“潜在意識”はそれが24インチだと知っている。パッティングの段階になると、“潜在意識”がアクションを司るので、パター・フェースをクローズしたりオープンしたりして“意識”の判断を補正する。これによって実際のブレイクに近くはなるが、完全ではない。

では、どうやってこの“意識”と“潜在意識”の食い違いを克服するか。あなたの判断したブレイクを二倍に見積もること。本当は四倍なのだが、いきなり四倍にすると常にホールの高い方へミスしやすい。ミスばかりでは楽しくないだろう。二倍の補正でも、あなたが真実に近づいて来たことを“潜在意識”に伝えられる筈だ。

練習の際の注意:ブレイクのあるパットばかり練習しないこと。標準としてのストレート・パットを交えることが大事」

(March 29, 1999)


手首のシワ

'Golf Magazine's Pro Pointers and Stroke Savers'
Edited by Charles Price (Harper & Brothers, 1960)
'The Power Position' by Jay Hebert

レッスン・プロが書いている項目ですが、「ボールを打って見せて貰わなくても、ゴルファーの腕前、力量を推し量る物差しがある。ドライヴァーでアドレスした時の手の状態である」

「手が正しい位置に納まっていれば、クラブ、左手首、左腕はほぼ直線になり、手首にシワが寄らない程度に高い。手首にシワが出来るのはハイ・ハンデの印である」そうです。

最近の教科書では、クラブを持たずに腕をだらりと下げた状態がアドレスの腕の角度とされていますから、まあ普通は手首にシワは出来ないでしょう。しかし、改めて云われると、慌ててチェックしないではいられませんね。

(April 03, 1999)


打ち上げ、打ち下ろし

'The First Bounce'
by Editors of 'Golf Magazine' ('Golf Magazine,' 1996, No.11)

砲台グリーン等、相当な打ち上げになる場合、ボールはグリーンに落下してからかなり転がる。打ち出されたボールは、一定の距離を前進する勢いを持っているので、飛行の途中で高いグリーンによって妨げられても、残っている勢いがランに転化する。

逆に打ち下ろしの場合、一定の距離を飛行した後、着地点がかなり下方なので落下する一方となり先へ進む勢いを失ってしまうため、ランは少なくなる。

(April 03, 1999)


フックの打ち方(兼フック撃退法)

'High Right Shoulder for Hooks'
by Editors of 'Golf Magazine' ('Golf Magazine' May 1999)

こういうのにぶつかるので書籍、雑誌の渉猟を止められないのです。この記事は「フックの打ち方」について書かれているのですが、私は時々出るフックを撃退する方法として読みました。

「ターゲットのかなり右を狙う。クラブフェースはややクローズ。通常のバックスウィングをするが、ダウンスウィングでは右肩を下方にねじ込まず、上げるようにする。右肩がインパクトでボールの上に位置するようなフィーリング、フィニッシュでは右肩が左肩より上にあると感じる筈だ。

このあなたの身体に沿った動きは、ボールをターゲットに向かわせる。フックの度合いをグリップで調節してはいけない。右肩が高くなればなるほどフックする」

私はナチュラル・フッカーですので、本来「フックの打ち方」など読む必要は無いのです。気になったのは「右肩を上げろ」という部分でした。これまで、右肩を下げたクラシックな逆Cのフィニッシュだと真っ直ぐ飛ぶことは、何度も経験していたのです。何故、そうなのかが解りませんでした。

右肩が上がったフィニッシュは「手打ち」なのだと思っていましたが、そうじゃなくて自然に手首が返るフックの打ち方だったのですね。

(April 21, 1999)

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