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公開:1951
監督:George Sidney
出演:Kathryn Grayson、Ava Gardner、Howard Keel、Joe E. Brownほか
範疇:原作もの/音楽/リメーク
私の評価 :☆1/2
【Part 1】
'Show Boat'には1929年と1936年に作られたものもあります。私が観ることが出来たのは1951年版です。
ミシッシッピ川を北上する大型蒸気船。川沿いの町を巡業するショウ・ボートである。楽団、俳優、歌手、裏方、船員と、大勢を抱えた一座のリーダーはJoe E. Brown(ジョー・E・ブラウン)。Kathryn Grayson(キャスリン・グレイスン)演ずる彼の一人娘Magnolia(マグノリア)が、Howard Keel(ハワード・キール)演ずるギャンブラーで役者と恋に落ちる。
一座の花形スターAva Gardner(エヴァ・ガードナー)は白人にしか見えないが、実は母親が黒人であった。船員の一人の密告で、「黒人と白人の結婚は州法違反である」と宣告され、夫と共にショウ・ボートを下りて、いずこともなく去る。二人の穴を埋めるべく、MagnoliaとHoward Keelがコンビを組んで、一座は何とか危機を脱する。
二人は結婚してシカゴで暮す。Howard Keelのギャンブル三昧により、次第に暮し向きも二人の関係も悪化する。ある日、Howard Keelは忽然と姿を消す。既にHoward Keelの子を宿していたMagnoliaは、歌手として再デビューを決意をする…。
オリジナルは1929年に発表され、1936年にリメークされ、これは三度目の映画化。Jerome Kern(ジェローム・カーン)とOscar Hammerstein II(オスカー・ハマースタイン・ジュニア)によるミュージカルで、'Ol' Man River'は傑作として今でも歌い継がれています。
Joe E. Brownは無声喜劇時代のスターの一人で、後年'Some like It Hot'『お熱いのがお好き』で女装したJack Lemmon(ジャック・レモン)に惚れる男を演じました。
(March 1, 2001)
Poster shown above is a courtesy of Nostalgia Factory.
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