Hummingbird(ハチドリ)の超短編ヴィデオを作ってみました。その愛らしい姿をお楽しみ下さい。
ハチドリとは?Hummingbird(和名:ハチドリ)は中南米と北アメリカ各地に棲息する、体長10cm前後の極めて小さい鳥です。頭、首、背中の色の違いにより340種にも分けられるそうです。「飛ぶ宝石」と云われるように、ハチドリの身体は玉虫色で、光源とその明るさによって様々な色に変化します。 "Humming"という言葉は、「歌をハミングする」という場合の“ハミング”で、ハチドリが文字通りハチのように空中で静止し花の蜜を吸う時に「ブーン」という音を立てることから来ています。ホヴァリングして嘴を花に突っ込み、さらに長い舌で蜜を吸います。 私の住む南部を含むアメリカ東南部で見られるのは、背中が緑色、前面は白っぽい灰色、雄は喉のところに赤い模様があるRuby-throated Hummingbird(ノドアカハチドリ)という種類です。私の町へは早くて五月、遅くて七月頃現われ、十月頃にはメキシコ湾を越えてカリブ海の島々へと去って行きます。 夏の風物詩でもあり、蜜を吸う姿が可愛いので、ほとんどの家がハチドリのための餌台を設置しています。砂糖をお湯に溶かして冷ましたものを、花のような形の容器に入れます。ハチドリは、暖かいところの鳥らしく赤い花を好むようで、こうした容器もほとんど赤い色で作られています。 どこにも動物をスポイルする人がいるもので(犬や猫に服を着せるなど)、「ハチドリが疲れるだろう」という考えからか、ハチドリが座って(!)砂糖水を吸えるようにした容器もあります。これはやり過ぎのような気がします。 古代からハチドリが愛されていたことは、「ナスカの地上絵」の一つにハチドリが登場することで判ります。私もこの地上絵を写真で見ていましたが、実際の鳥を見るまで、この“絵”がどんなによく描けているか分りませんでした。 ハチドリMovie
音楽:味園慎一氏(枕崎市) You are visitor No. 116978 since August 10, 2000. [Back to top] Copyright (C) Eiji Takano 2000-2017 Studio BE |