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Rambling Rose

『ランブリング・ローズ』

[DVD]


・原題をクリックするとamazon.comのInternet Movie Databaseの詳細データが見られます。邦題をクリックすると「allcinema」のデータが見られます。

・Part 2は普段は隠れていて、クリックするとJavaScriptによるウィンドウにて表示されます。取り扱いには十分お気をつけ下さい。

公開:1991
監督:Martha Coolidge
出演:Laura Dern、Robert Duvall、Diane Ladd、Lukas Haasほか
範疇:原作もの/ドラマ/色情狂

私の評価 :☆

【Part 1】

1935年頃のジョージア州Glennvill(グレンヴィル)。Hillyer(ヒリアー)という五人家族の元へRose(ローズ)という若い女性がメイドとしてやって来る。13歳の少年Lukas Haas(ルーカス・ハース)は、彼女は何かアラバマ州でスキャンダルの因になったと聞き、好奇心を抱く。

RoseはLukas Haasの妹や弟と遊び友達になるなど、しばし平穏な日々が続いた。しかし、ある晩、Roseは急に当主のRobert Duvall(ロバート・デュヴァル)に抱きつき、「愛してる!」と告げる。Robert Duvallは当惑して、彼女を寝室に追いやる。眠れないRoseはLukas Haasの部屋へやって来て、「落ち着かないから、一寸一緒にいさせて」とベッドにもぐり込んで来る(少年を誘惑するわけではない)。Lukas Haasは彼女の苛々には無頓着に、女体研究をさせてくれと頼み、おっぱいモミモミとフィンガー・ファッキングを初体験し、彼女をエクスタシーに導く。

…と、こう説明すると、これはXXXレーティングのポルノ映画になりそうな気配ですが、実はきわどいのはここまで(誰です、「残念だ」と云うのは:-))。後は比較的まともなドラマが展開します。

Roseは孤児で教育も満足に受けていず、成長してからは売春をしていたことが分る。彼女に足を洗わせるために、遠い所でメイドになるという措置が取られたのだった。彼女は売春は嫌いだが、恋愛は大好きで、休みの日になると町へ出てボーイフレンドを物色。Hillyer家の庭先でボーイフレンド同士が取っ組み合いをするようになる事態も出て来た。Robert Duvallは彼女を解雇したがるが、自分も孤児だった妻のDiane Ladd(ダイアン・ラッド)は「自然児のように天真爛漫なだけ」とRoseを弁護する。Hillyer家の“疫病神”となったRoseの運命や、如何に。

Roseを演ずるLaura Dern(ローラ・ダーン)が、'Jurassic Park'『ジュラシック・パーク』で広く知られるようになる二年前に出た映画です。彼女はBruce Dern(ブルース・ダーン)の娘。で、母親はというと、何とこの映画で女主人を演じているDiane Laddなんです。「全洋画ONLINE」の解説によれば、この映画の製作者は当時Laura Dernの“恋人”だったそうですから、御機嫌取りも兼ねて母親を雇ったのかも知れません。

少年役のLukas Haasは'Witness'『刑事ジョン・ブック/目撃者』に出たのが9歳で、この映画出演は15歳の時でした。

Roseは「Sexはわたしにとって何の意味も無い。蚊に刺されるのと同じ」とか「女はSexは望まない。欲しいのは愛」などと云います。監督が女性ですから、この辺は説得力があります。

(April 07, 2001)




Poster shown above is a courtesy of Nostalgia Factory.
なおIMDbはamazon.com、「allcinema」は株式会社スティングレイの登録商標です。




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