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Pretty Baby

『プリティ・ベビー』

[Video]


・原題をクリックするとamazon.comのInternet Movie Databaseの詳細データが見られます。邦題をクリックすると「allcinema」のデータが見られます。

・Part 2は普段は隠れていて、クリックするとJavaScriptによるウィンドウにて表示されます。取り扱いには十分お気をつけ下さい。

公開:1978
監督:Louis Malle
出演:Brooke Shields、Keith Carradine、Susan Sarandon、Frances Fayeほか
範疇:ドラマ/少女娼婦/ロリータ・コンプレックス

私の評価 :☆

【Part 1】

1917年のニューオーリンズ。12歳のBrooke Shields(ブルック・シールズ)は母親のSusan Sarandon(スーザン・サランドン)と共に娼館で暮している。母親は誰の子とも分らない赤ん坊を産む。

ある日、写真家のKeith Carradine(キース・キャラダイン)が娼館にやって来て、女主人に娼婦たちの写真を撮らせてくれと頼む。たまたま赤ん坊に乳をふくませていたSusan Sarandonがモデル第一号となる。

Keith CarradineはSusan Sarandonが気に入り、彼女の写真を撮りまくる。Brooke Shieldsは彼の道具をいじって平手打ちを食い、泣きじゃくる。彼は後悔する。

遂にBrooke Shieldsが最初の客を取る日が来る。二人の給仕に担がれた輿の上で花火を煌めかせながら客の間を一周する。女主人のリードで客が彼女を競る。黒人ピアニストは奴隷の売買を連想して顔を曇らせる。ある男がキャッシュ$400で彼女を落札する。娼婦一同は誰しもBrooke Shieldsの初体験を心配し、仕事も上の空だった。Brooke Shieldsの悲鳴。暫くして男はそそくさと娼館を後にする。

Susan Sarandonは馴染みの客と結婚し、ミズーリ州に引っ越して行く。Brooke Shieldsは残って、引き続き“処女”として高値で客を取る。

娼婦たちと隠れん坊をして遊んだ時、Brooke ShieldsがKeith Carradineを見つけ、彼にキスする。以後、Keith Carradineは彼女の身の上を案じるようになる。彼が娼婦の一人を撮影していた時、Brooke Shieldsも写真を撮って貰いたがる。彼女を子供だと思っているKeith Carradineは相手にしない。やけになったBrooke Shieldsは納屋で黒人の少年にセックスを迫る。女主人は黒人と接触してはいけないと、鞭打ちの刑を命じる。

頭に来たBrooke Shieldsは逃亡しKeith Carradineの家に住むようになる。彼も彼女の写真を撮るようになり、平和な日々が続くように見えたが…。

'Ascenseur pour l'échafaud'『死刑台のエレベーター』(1958) で名を上げたフランスの監督Louis Malle(ルイ・マル)によるアメリカでの第一回作品。この映画は彼自身の原案によるもの。

ポルノ映画ではありませんので、娼婦を扱ってはいますがベッド・シーンなどはありません。ただし、Brooke Shieldsの平らな胸とSusan Sarandonの成熟した美しい胸は出て来ます。

(June 07, 2001)




Poster shown above is a courtesy of Nostalgia Factory.
なおIMDbはamazon.com、「allcinema ONLINE」は株式会社スティングレイの登録商標です。




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