Golf Tips Vol. 21

下地さんの「80を切った、その日」

札幌にお住まいの下地さんから「80を切った、その日」のリポートをお寄せ頂きました。ありがとうございました。読者の皆様の参考になるところ大だと思います。お役立て下さい。

なかなか80を切れないのは、スイング中いろいろ考え過ぎるのだと思います。昨年のことですが、高野さんの日記を参考にさせて貰い、“映画を観るように”スイングからパットまですべて、イメージだけでやってみて6年目であっけなく達成出来ました。もっとも、池ポチャのイメージから逃れることが出来ず、その通りになったショートホールは、御愛敬でしたが…。

実は4月から6月までアイアンの右ふけに悩み、アプローチの不安を抱えながら90台をさまよっていました。7月に入ってからようやく80台が出るようになりましたが、ほとんどパターの好調に助けられていたようなものでした。いろいろ、考え過ぎてスイングは最悪の状態でした。

当日(1998年7月9日)は雨上がりの快晴、風も弱く、絶好のゴルフ日和でした。メンバーは気のおけない友人二人と初会のシングルさん(ハンディ8)でした。その年の20ラウンド目にあたります。池越えのスタートホールに立ったとき、天啓のように例の“映画を観るように”というフレーズが浮かび上がって来て、それだけを実行することにしてスタートしました。それ以前、練習場などで試みたわけではなく、開き直って、その時、突然やってみる気になったわけです。球筋と具体的な落下地点、その後のランまではっきりと映像化して、イメージが消えないうちに、淡々と振って行きました。不思議なもので、脳の指令塔に従って身体が最適な状態に反応するらしく、イメージしている球筋に必要なポスチャー、目線が自然にとれて、結果はほぼその通りになります。バーデイ3個、パー8個、ボギー4個、ダボ3個の内容で38-41=79でした。淡々とそれだけに集中し続けるとゾーンに入ってしまった感覚になります。一緒に回ったシングルさんのショットがブレ始めたことも冷静に観察出来るほど余裕も生まれ、一人悟りの境地に立つの心境でした。確かに有効な方法だと思います。特に、アプローチではカップインまで想定した具体的な映像イメージを持つことで、結果は格段に違います。私の場合は逆オーバーラッピングで左小指がイメージを実行するキーポイントになっています。

しかし、反省材料もあります。ヴィジュアル化の大事な要素は、当然のことですが、状況に対する正確なジャッジメントです。3個のダボは池ポチャの他、ボール下が水浸しの状況に気づかず難しいバンカーに打ち込んでしまったこと、後半芝が急激に伸びたことに終わるまで気づかずパッテイングのイメージが合わなくなったこと等、ただうっとりとイメージを作れば良いというものではないということです。慎重かつ謙虚であるべきなのでしょう。

その調子で二ヶ月程、好調が続きましたが、グリップをスクエアに戻したり、インパクトを柔かくなど、懲りずに欲を出しているうちに不調の波が戻って来ております。日暮れて道遠しです。

(April 28, 1999)


[Mississippi]アメリカの田舎のゴルフ

前回のアンケートで、アメリカのゴルフ事情にも多くの関心が寄せられているのを知りました。私がアメリカ南部の田舎のゴルフについて書き、他の方々に「カリフォーニアのゴルフ」、「ニューヨークのゴルフ」、「フロリダのゴルフ」等の原稿を寄せて頂ければ、全体像が掴めるのではないかと思います。

私の住んでいるMississippi州Meridian(メリディアン)は10年前の国勢調査では人口41,000ですから、日本の観光地で云うと熱海市、網走市、柳川市(福岡県)という規模です。そこにゴルフ場が四つ。二つはメンバー・コースで、残り二つがパブリック(市営と軍の施設)。各コースにもそれぞれ練習場がありますが、別に打ちっ放し練習場も一つありましたが、大分前につぶれました。市営ゴルフ場なら格安でプレイ出来るので、

私は海軍航空訓練基地付属のゴルフ場で数年プレイしました。アメリカ軍の基地は(日本でもそうですが)、必ずゴルフ場を備えています。米本土には各州に最低二つは基地があるそうですから、ざっと100の基地付属ゴルフ場がある勘定です。なぜ、ゴルフ場が必要かと云うと、いつでも短時間で非常呼集可能なところに娯楽設備を作るというのが大義名分。兵隊が町へ出て行って、婦女子を誘惑したり暴行したりしないようにという願いもあるでしょう:-)。しかし、日本の自衛隊がゴルフ場を持っていたら、総スカンでしょうね、いかなる理由にせよ。基地付属ゴルフ場ですから軍人、元軍人、州兵などは安くプレイ出来ます。私のような市民もプレイ可能。基地内なので売店、食堂も無税です。本当は軍人以外からは税金を取るべきところなのでしょうが、計算が面倒になるので一律無税。これは大歓迎です。ただし、9.11以降ゲートでのチェックが厳しくなり、それを嫌がってゴルファーが遠ざかって財政難となり、現在は9ホールだけのコースになってしまいました。

パブリック・コースの料金は似たようなもので、グリーン・フィーが$10.00〜14.00、乗用カートが18ホール$8.00〜11.00。強制傷害保険だの諸経費だのゴルフ税なんてものはありませんから、歩くのであれば2,000円前後でプレイ出来るわけです。それぞれ、年間会員制、月間会員制などを設け、格安でプレイ出来るようになっています。55歳を越えるとシニア扱いになり、年間、月間の会費がさらに安くなります。現在私は市営ゴルフ場でプレイしています。シニアなのでゴルフカート駐車場利用代(+充電代)を含め、$65.00で一ケ月やり放題ですが、これはアメリカでも類を見ない安さのようです。市営ゴルフ場は感謝祭の日とクリスマス(12月25日)の二日しかクローズしません。

ワン・ラウンドたった2,000円でプレイ出来るゴルフ場だからといって、そんなみっともないコースじゃありませんし、雑草ボサボサでもありません。日本の一流コース(軽井沢72など)に較べれば横に広くないことぐらいが不足でしょうか?バンカーが少ないという特徴はあります。二つのメンバー・コースのでプレイする機会がありましたが、クラシックなレイアウトでバンカーも沢山ありました。しかし、パブリック・コースではバンカーの手入れ(砂の補充とか、排水設備の整備とか)が経費的にも大変なので、止むなくフェアウェイ・バンカーなどを減らしているようです。南部のミシシッピ流域は粘土地帯ですので水ハケが悪く、そのせいで池(こちらでは"lake"と呼んでいます)を含むウォーター・ハザードは無数にあります。

市営ゴルフ場で予約の必要はありませんし、一人でもプレイ出来ます。クラブ・ハウスが他の人間と組み合わせるということもありません。一応OUTからスタートという原則はありますが、OUTに何組かいればINからのスタートも出来ます。平日であれば先ず普通に流れます。日本のように、「オイ、ひとホール空いちゃったよ、急ごうぜ!」などと焦る心配はありません。一人でいくつものボールを打っている人も見掛けます。

どのコースにもキャディーなどいません。メンバー・コースのクラブ・ハウスは大きく豪華(赤絨毯)ですが、パブリックのは凄く小さい。日本のようなお風呂などありません。ホール・イン・ワンを果たしても、一緒に廻った仲間にビールを奢る程度で、記念植樹だのパーティなどありません。日本のそういう話をすると、呆れる以上に「馬鹿じゃないか」という顔をされます。

ゴルフ・コースはそれぞれ打ちっ放し練習場を備えています。どこもマットなど置いてなくて、芝の上から打てます。ボール代は50個入りのカゴが平均$3.00。基地付属ゴルフ場の客は若い世代も多いので、結構練習だけに来る人もいます。シニアが優勢な市営のゴルフ場ではほとんど練習する人がいません。毎日プレイしているので、練習は不要だと考えているようです。

シニアの多い市営ゴルフ場は乗用カート利用者がほとんどです。ここには年間契約で自家用カートを預けておく施設が用意されています。歩く人はごく僅か。基地付属ゴルフ場は乗用カート対歩きは3対2という比率です。芝の痛みやすい冬場と大雨の後はカート道路しか走れませんが、それ以外は"90 degrees rule"と称して、カート道路から直角にボールを目指して往復すればフェアウェイも走れます。

市営ゴルフ場では月、水、金の10時に20人前後のシニア達が集合します。各自の名前を書いたボールを提出し、その日だけのチームを編成し、ベスト・ボールというチーム対抗のゲームをします。掛け金は$2.00ですから、とても安い。

[Father and Son]

公式競技は沢山あって、とても紹介し切れません。日本には少ないであろうと思われるのが「父の日」前後に行なわれる「父と子ペアのゴルフ・トーナメント」。少年ゴルファーも一杯いますし、高校、短大にもゴルフ部があるぐらいですから、層が厚いのです。アメリカという国は「強い父親」、「その父を尊敬する息子」、「父と子の絆」…というようものにノスタルジックに弱い一面を持っています。スウィング・コーチの父を航空機事故で失ったDavis Love III(デイヴィス・ラヴ三世)が盲目的に衆人に愛されているのは、上のような理由もあると思います。Tiger Woods(タイガー・ウッズ)も「父と子の絆」の代表例です。「母の日」の「母と娘ペアのゴルフ・トーナメント」というのは聞いたことがありません。

老若を問わず、黒人のゴルファーも多いです。料金が安いですから、金持ちの遊びではないわけです(黒人イコール貧乏ではありませんが、一般的に云って金持ちは少ない)。黒人同士のパーティ、黒人と白人の混成パーティ、どちらも同じような比率で見られます。数年前、"The First Tee"という少年少女にゴルフを教えるプログラム(過去の大統領たちが支援)が始まり、黒人・白人の子供達が市営ゴルフ場で週一回レッスンを受けています。

馴染みの無いトーナメントの様式に「ショットガン・スタート」というのがあります。トーナメント参加者が12:00スタートなら12:00までに一組毎に指定されたホールに散らばって待機し、12:00になったら一斉にプレイ開始するというもの。まさしくショットガンのように、一斉に発射されるわけです。トーナメントの時間を短縮出来るので主催者には好都合なのでしょうが、この間ゴルフ場全体がトーナメントに占拠されてしまうので、他の人間は一切プレイ出来ず不便です。

日本ではアメリカのPGAツアーの主なトーナメントしか放送されていないので、アマチュアがどんな格好でプレイしているかは、あまり知られていないでしょう。ゴルフ・シーズンですと大人も子供も短パンが典型的なスタイルです(冬はジーンズ、綿パン)。TVで放送されるようなアマチュア・トーナメントでも同じ。USGA(全米ゴルフ協会)のルールにより、公式競技での男子プロの短パン着用は禁止されているそうで(女子プロとキャディーは可)、現在このスタイルはアマチュアだけの特権です。ただし、以下のようなデメリットもあるようです。

あるゴルフ場で、ラフに打ち込んでしまいました。自分のボールを見つける前に四個もロスト・ボールを発見。何でだろうと思ったら、ラフが芝ではなく30cm位の低い潅木群で、しかもトゲトゲがあるのです。私は日本式にゴルフ・ズボンを着用していたので、トゲがズボンに一寸引っ掛かる程度でしたが、短パンじゃ痛くて歩けないでしょう。ボールがごろごろしていた理由でした。別なゴルフ場で、林に打ち込みました。トゲのある潅木も無く、ラフも少なく結構探し易い場所です。ところが、ここもロスト・ボールの宝庫。六個ほど収穫がありました。「何故だろう?」とBarbaraに聞いたら、「Poison ivy(ポイズン・アイヴィ)があるんじゃない?」とのこと。Poison ivyは漆(うるし)と同じように凄いかぶれ方をする植物です。英和辞典では「漆」と訳されていますが、全体の形と葉の特徴が日本の漆と一寸違います。ボール一個のために漆にやられたんじゃたまりませんから、君子危うきに近寄らずで、ズボンをはいた日本人だけがウハウハすることになります:-)。

TVのトーナメント中継ですが、多い週ですとPGA、LPGA、Champions(シニア)、Nationwideツァー(PGAの二軍ツァー)、ヨーロピアン・ツァーと、一日に五つも観られます。先ず、ヨーロピアン・ツァーは時差の関係で午前中に放送されますので問題ありません。アメリカ国内でも東海岸と西海岸とでは時差があるため、開催地によっては他のツァーもうまくダブらないで放送されることもあります。なお、延々プレイ・オフになってもちゃんと最後まで放送するのは立派です。これはTV会社には赤字だそうですが。

「TVに田舎も都会もないだろう」という御意見もあるかも知れません。しかし、違いはあるのです。私の住んでいる町の放送局の一つがCBSとNBCの両方と契約しているため、木、金とCBS担当のPGAツァーの予選ラウンドを放送しておきながら、土、日はNBC担当のアイス・ホッケーを放送するという暴挙に出ることがあり、頭に来ます。勿論、メイジャー・トーナメントではそんなことはしませんが。

(May 18,19, 1999)【改稿 April 07, 2005、再改稿January 02, 2017】


大金稼ぎプロの秘密

'The Golf Secrets of The Big-Money Pros'
by Jerry Heard with Paul Dolman (The Hanford Press, 1992)

友人のMikeがくれた本。書店で売っているものではなく、ダイレクト・メールで販売しているもの。Jerry Heard(ジェリイ・ハード)はJohnny Miller(ジョニイ・ミラー)などと同じ時期に活躍したプロ。有名プロの逸話が沢山登場しますが、又聞きではなく直接見聞きした話なのが強味。ただし、「プロの秘密」というほど珍しいTipsが詰まっているわけではありません。

「Fred Couples(フレッド・カプルズ)を注意深く見ていても、彼が10ストローク・リードしているのか、トップから20ストローク離れているのか、見分けがつかない。彼は情緒のコントロールが最高にうまい一人である。あなたが今度拙いショット(あるいはいいショット)をしても、それを心から消去し、どう次のショットをプレイするか考えることを直ちに始めるべきだ。

ウッドを使うべき長いパー3でアイアンを手にする男、4ウッドを使うべきラフから3アイアンを打とうとする男…こういう連中をしょっちゅう見る。彼等はそれが“マッチョ”な行動だと思っているらしいが、“マッチョ”たらんとするのは馬鹿げているだけで“マッチョ”でも何でもない。常に距離に見合うクラブを手にすること。グリーンの前に障害物があるのはコース・デザインの常道で、弱々しいショットをとっ捕まえようと待っている仕掛けだ。賢くなりなさい。コースにしゃにむに立ち向かっても無駄ですぞ。

朝露、雨その他で芝が湿っている場合、バックスピンがかからず、ボールを上げにくい。3ウッドは止め、4ウッドか5ウッドを使うべきだ。

ロング・アイアンの秘訣:自分はロング・アイアンを上手く打てると信じること。ショットの前、ショットの最中の不安がロング・アイアンによるショットを駄目にする。バック・スウィングを完了しないか、緊張のあまりハネ返るようにしてトップから打ちに行くのが関の山だ。ロング・アイアンはゆっくり打つのが秘訣(Lateness is greatness with these clubs.)。インパクトをではなく、スウィングすることを考えなさい。受動的な両手と長く、急がない、ステディなスウィングがいい結果をもたらす。そして、何回かの成功がロング・アイアンへの恐れを取り除く。

ドライヴで最大の飛距離を得るには、スウィング初期にスロー・ダウンすることを学ばなくてはならない。バック・スウィングでは大きな筋肉(脚、肩など)を使うことに注意を払う。グリップと腕の筋肉は出来るだけ緩く、リラックスさせる。インパクトのことを考えず、振り抜くことに専念する。ソリッドなインパクトが結構な飛距離をもたらした経験があると思う。かっとばしたいなら、ソリッドに打つ」

(May 20, 1999)


ゴールの設定

'Golf: The Mind-Body Connection'
by Tom Saunders, M.D. (Mind-Body Golf Limited, 1996, $39.95)

[Dr. Saunders' book]

Dr. Saunders(ソーンダース)はカナダの薬学関係の医師、大学教授。この本のユニークな点は、Audio CDが二枚付属しているところです。コンピュータの本でCD-ROMが付いているのは珍しくありませんが、ゴルフの本では初めてでしょう。数年前に発行されているのに、全く評判になっていないのは、これがカナダの、それも個人出版みたいな本だからでしょうか。

CDは一枚目が65' 10"で「筋肉を解きほぐす」、「自己催眠」、二枚目が71' 57"で「瞑想」(正確さ、確信、自信、集中など多種)、「視覚化」、「ピーク・パフォーマンス」などとなっています。本を読み進めながら、該当するCDのトラックを聴く仕掛けで、何やら英会話の教材みたいな構成です。

一部に「CDを聴きながら太股をさする」ことによって、その間に得たリラックス状態をコースで再現するというメソッドが使われています。これは'Anchoring'(投錨)と呼ばれていますが、実際にはP3の'Trigger Gesture'と同じものです。ただ、この'Anchoring'の応用はごく一部で、大半は瞑想状態で施術者のリードによる効果がこちらの潜在意識に染み込むのを待つというものです。P3は自分自身にキュー(サイン)を出し、潜在意識との連携プレイを図る、いわばアクティヴなメソッドですが、「瞑想」はそれがいつか役に立つことを祈るしかありません。ここが一寸物足りない部分です。

「クラブ・トーナメントで優勝する、マッチに勝つなどの成果を目標とするよりは、個人的基準に達するための実施目標を持つ方が効果的である。目標達成のイメージを作り出せる人は、実際に目標を達成し易い。

トーナメント優勝など成果を目標にした場合、問題はあなたが他人のパフォーマンスをコントロール出来ないということだ。誰かがその日生涯ベストのスコアで上がって来ることだってある。

スポーツマンは相手に勝ちたいという動機が必要だ。しかし遅かれ早かれ、彼等は競争に勝つことに焦点を合わせるのが効果的ではないことを知る。大事なのは彼等のベストのパフォーマンスに集中することだ。スウェーデンのスラロームスキー・レーサーのIngemar Stenmark(インゲマール・ステンマルク)は、一つ一つのコブの理想的な処理を練習し、たとえ勝てなくてもその理想的なレース運びに近ければ満足した。この気構えは有効で、実際には彼はレースの大半で優勝出来た。

沢山の目標を持つのではなく、達成可能な僅かの目標で始める。短期の目標としては、色々な距離からのパッティングとチッピングの練習がお薦め。これらはすぐいい結果が予期出来る。中期目標は上記ショート・ゲームのスコアを下げること。長期の目標としては、〆切りを設けてハンディキャップを下げる…など。

日記をつけること。コースでのプレイと練習、双方を記録する。これは実施目標を発展させ、評価するためのすぐれた方法である。日記はあなたが改善を必要とする部分を正確に示す。また、日記は目標が達成されたかどうか、目標の改訂が必要かどうかを教えてくれる」

(May 25, 1999)

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