「一銭もお金がかからずに飛距離が伸びた」と書きました。実際にはデジタル・キャムコーダーによってスウィングをチェックし、
1) ボール位置が左踵より後方になっている。
2) 全然レイト・ヒットになっていない。
3) インパクトで左腕がハンマー投げのように伸びていない。
4) 右肩がターゲットを指すようなフル・フィニッシュになっていない。
…以上のようなことを“発見”したのです。1と4はレッスン・プロも指摘出来る事柄でしょうが、2と3はキャムコーダーでなければ見つからない範疇です。
で、私にとってデジタル・キャムコーダーは必要不可欠な“センセー”ですが、これには$800ほど投資しました。ですから、全くタダで飛距離が伸びたわけではなかったのでした:-)。
私が購入したのはSony DCR TRV-103という機種(米国仕様)です。これにはスポーツ用の速いシャッター(1/4000)がついています。後ろからのショットでは飛んで行くボールもちゃんと見えます。ただ、ベラボーに速いわけではないので、必ずインパクトの瞬間が捉えられるとは限りません。1/10000という高速シャッター付きの機種も出ています。
キャムコーダーで見たい瞬間の直前で「ポーズ」をかけ、「リモート・コマンダー」にある「前後への齣送り」ボタン使います。トップでの左肘とか、レイト・ヒットの度合い、インパクトの左腕などが簡単にチェック出来ます。
デジタル・キャムコーダーは、同時期に購入したコンピュータiMac DV SEと強力なコンビを形成します。Appleの編集ソフトiMovie(無料でダウンロード可)を使うと、チェックだけでなく様々な応用が可能です。キャムコーダーのIEEE 1394というターミナル(AppleはFirewireと呼び、SonyはiLinkと呼んでいる)とiMacのFirewireターミナルをケーブルで結びます。すると、キャムコーダーの再生、停止、早送りなどがiMovieというソフトから操作出来るようになります。再生しながら、必要なところだけヴィデオ・クリップとして取り込みます。取り込んだ後は1フレームずつ好きなように見られます。
デジタル・キャムコーダーの利点はQuickTime movieとして即保存出来る、一齣だけをJPEGなどで保存出来る…などです。iMovieは編集ソフトですから、余分なところをカットしたり、順番の入れ換え、タイトル・字幕の追加…などが簡単に出来ます。私のスウィングにふざけて拍手だの歓声だの、犬の声や馬のいななきなどの効果音を当ててみましたが、ゴルフに関心の無い人も喜んで見ています。TV画面をコンピュータ・ファイルに変換するには、普通高価なヴィデオ・キャプチャー・ボードを買わなくてはなりませんが、TV(あるいはテープ再生)をデジタル・キャムコーダーで録画すれば、何も要らずにコンピュータ・ファイルに変換可能です。
お蔭様で写真のように、クラブが身体に巻きつくフル・フィニッシュが出来るようになりました。レイト・ヒットに満足するには、もう一寸時間がかかりそうです。
(May 11, 2000、改訂May 30, 2015)
●マレーシアのゴルフMalaysia(マレーシア)にお住まいの「マレーの虎」さんからのリポートです。現地の大金持ち達のゴルフが凄いです。
先ずマレーシアの案内を簡単にさせて頂きます
人口は2,100万人、大きさは日本の九割程(33万平方キロメートル)。マレー半島にある「半島マレーシア」とボルネオ島にある「東マレーシア」に分かれております。半島マレーシアは、北はタイ、南はシンガポールと国境を接しており、東マレーシアはボルネオ島をインドネシアと領土を分けております。ほぼ赤道直下、常夏です。人口中六割程をマレー系、三割程を中国系、一割程をインド系が占める複合民族国家です。
他人の財布の話をするのもなんですが、こちらの人の所得は新卒で平均600リンギット程、スーパーバイザークラスで1,500リンギット程、マネージャークラスで3,000リンギット程、ダイレクタークラスで5,000 リンギット以上だと思われます(非常におおざっぱですが)。ちなみにリンギットの交換率は1US$=3.8リンギット程です。円にすると1リンギット=¥29程です。
さて本題のゴルフですが、こちらには多数のゴルフ場があります。特に首都クアラルンプール(KL=ケイエルと呼ばれてます)周辺では車で一時間以内で行けるゴルフ場は20以上はありそうです。
小生はKLに住んでおりますので、KL周辺のゴルフ事情を書かせて頂きます。ゴルフ場はほとんどがアメリカンタイプと呼ばれる、大きなグリーン、大きなバンカーが目立つスタイルです。土地が余っているのか距離も比較的長くフロントから6,000ヤード、まんなかから6,500ヤード、後ろからで7,000ヤード程のゴルフ場が多いです。
グリーンフィーですがここ最近競争が激化しており、平日割引が凄くゴルファーとしては嬉しい限りです。例えば、60リンギット(US$16、¥1,700)でグリーンフィー、バギーフィー(二人乗りの一人分)、昼食(セットメニューで量も味も満足)込みなんてゴルフ場もあります。但し“しばり”があり実際は1フライト240リンギットなんですが。三名の場合は80リンギットですね。それでも十分安いです。週末、祭日は流石に少し高くなり、上記のゴルフ場でも 200リンギット程で、グリーンフィーとバギーフィーだけ込みです。安いゴルフ場なら週末、祭日でも120リンギット程でプレイ出来ます。
とは言え現地の人達にとり、特に平日に休みが取れない普通のサラリーマン、サラリーウーマンにはやはりゴルフは高値の花です。ですのでゴルフ場は企業のお偉方、中小企業の経営者、我々のような外国人が占めております。ここまで書けばお分かりの通り、マレーシアのゴルフ場ははっきり言って、態度の悪いプレイヤーばかりです。金持ちはわがままで、おまけにエバルし、外国人は自分を含め自分の国に帰れば諸々の事情(特に経済面)でゴルフが出来ないので思い切り好き勝手にプレイをするしで、ひどいものです。
セルフプレイがほとんどですので、ターフ跡はそのまま、ボールマークもそのままと、グリーンキーパーに同情いたします。もちろん私は出来る限り直しておりますが。ティーグラウンド、グリーン等でプレイヤーが打っている時にも平気でおしゃべりをする、物音を立てるわ…で、マナーの良い(厳しい)国から来たプレイヤーは驚くでしょうね。
プレイは必然的に同タイプのプレイヤーとラウンドする事が多くなります。マナーの悪い人達は悪い人同士で(平気で怒声を発したり、クラブを叩きつけています)、マナーの良い人達は良い人同士でという具合に。
最悪なのは、大金を賭けてラウンドしている大金持ち達の後ろの組になった時です。とにかくプレイが遅くて待ちくたびれます。ひとホールに5,000リンギット(約15万円!)程ずつ賭けている事もあるそうで、非常に慎重にプレイをしているためです。特にグリーンではあちらから、こちらからラインを読み、それでも足りずもう一周してます。見てると結局入らない事が多いんですが…
こうやって書いていると、何でこんな嫌なタイプの人達の集まるところに足が向いてしまうのか自分でも不思議ですが、ゴルフの魅力に取り付かれると、多少の事には目をつぶるのでしょうね。
今回はマレーシアゴルフ事情の悪い面ばかりを書きましたが、もちろん良い面もあります。(あるはずです。探して来ます)こういう事情ですので、良い面は次回投稿させて頂きます。
【おことわり】画像はgolfsavers.comにリンクして表示させて頂いています。
(May 25, 2000、改訂May 30, 2015、増補January 03, 2017、再訂January 04, 2019)
No.9 (453 yard) Par 5。前方のフェアウェイに前の四人組が立っています。私の位置からは見えませんが、そのまた前の組のホール・アウトを待っているようです。四人組は結構な年輩者達で、彼等は各々二打目の到達地点でスタンバイしています。
私もしばらく待っていましたが、よく考えれば私のティーショットが彼等のところまで届く筈はないことに気づきました。そこまで飛んだらイーグル・チャンスです。で、打ったのです。意外や意外、ボールは信じられないくらい理想的な軌道で飛び、ゴロンゴロンと彼等の一人に向かって行くではありませんか。嬉しいやら、打ち込んで申し訳ないやら。
実際には目の錯覚で、ボールは前の組から10ヤードほど後方でした。謝らないで済みました。丁度「残り200ヤード」のマーカー近辺でしたから、253ヤード飛び、立派なイーグル・チャンス。但し、四人組のノロクサしたパッティングを待っている間に気分が冷めてしまい、3番ウッドをトップするというお粗末。しかし、そういう結果はここでは問題ではありません。
ここでのテーマはティー・ショットでの私の意識です。無意識の「打ち込んではいけない」、「自分の通常の飛距離で」という制限が、「∞への欲望」を絶ち80%のパワーのスウィングを実現させたため、結果的によくコントロールされたスウィングになったのだと思います。距離願望が抑制されると全身がリラックスし、それがいい飛距離をもたらすという逆説のようです。
前に誰もいなくても、イメージの世界で、前の組がパットしていたりグリーンが空くのを待っている様子を思い描いたらどうでしょうか?視覚化もここまで来ると妄想に近くなりますが:-)。
こんなことをしなくても、常にリラックスしコントロールされたショットが出来るのが理想ですが、その域に達しないうちは、なりふり構わずあの手この手で自分を騙す必要がありそうです。
(June 14, 2000)
ここで“ボール・コントロール”というのは、既に打ち終って飛行中か、あるいはグリーンを転がっている最中のボールをコントロールすることを指します。ジェスチャーでボールの軌道を変更しようとするのはプロ、アマを問わず誰でもやっています。身体をよじる、かしげる、身悶えする、ボールを沈めようとしてしゃがみ込む等。ボールに向かって怒鳴ったりもします。これもみんなやってるから、効果があるんでしょうかねえ:-)。今回はボールへの呼びかけを拾ってみました。
【止まれ!】 【もっと行け!】 |
【邪魔するな!】
"Leave it alone, wind!"(風に対して)
【登れ!】
"Get up!"(砲台グリーンなどで)
"Get on!"
【入れ!】
"Get in!"
"Get in the hole!"
友人・知人などでラウンドすると、打った当人よりは周りの人間がボールに怒鳴ります。実に賑やかです。賭けゴルフの相手であっても親身に心配するので、連帯感が強固になる感じがします。
以上、いくつかの例でお分りのように、ボールは物体ではなく、ペットみたいな感じで扱われています。英米人は会話の中に相手の名前を頻繁に入れますが、この場合も"ball"という語は名前の代りの呼びかけです。Fred Couples(フレッド・カプルズ)はThe Masters '98でボールを"Baby"と呼びました。この場合は完全に人間扱い。
林の方へ向かうボールを見ながら"Where am I going?"(どこへ行くんだ、俺は?)と怒鳴った男もいました。この人はボールと一心同体のようです。
*この項についてはカリフォーニア在住の矢野さんの御助言も頂きました。ありがとうございました。
(June 16, 2000)
'Girl Watching'
by Tom Ferrell ('Golf Tips,' July, 2000)
「上達しようと思うなら、PGA Tourのスーパーマン達でなく、LPGA Tourの女性達を見ることだ。週末ゴルファーのゴルフが、PGA Tourプロのプレイと全く無関係なのは純然たる事実である。週末ゴルファーは絶対に300ヤード打てないし、115ヤードのサンド・ウェッジ・ショットを、ホール目がけてバックスピンをかけたり絶対に出来ない。左から右方向への風の中でドローを打つことなど絶対に出来ないし、550ヤードPar 5をツー・オンさせることも絶対に出来ない。絶対に…だ。
LPGAのゲームは一般のゴルファー達に近い。コースは6,100〜6,400ヤードだし、480ヤードPar 4とか、220ヤードのキャリーを強制するようなホールは無い。確かにTiger(タイガー)が320ヤードPar 4でグリーンを狙うのを見るのはスリリングだろうが、Annika Sorenstam(アニカ・ソレンスタム)が3番ウッドで完璧な場所に刻み、ウェッジでピシッとグリーンに乗せるのを見る方がずっと勉強になる筈だ。どちらもバーディ狙いに違いは無い。あなたに最大のチャンスを与えるのは、どっちの選択肢だろうか?正直に答えなさい。
あなたのレパートリーに、Vijay Singh(ヴィジェイ・スィン)の唸りながら弧を描いて飛ぶ2番アイアンみたいなものは無い筈だ。LPGAプロのように5番ウッド、7番ウッドを買いなさい。
バンプ・アンド・ランの練習も大事だが、いつも低目のボールがツー・バウンドし、ピンそばで急停止すると期待してはいけない。女性陣がどうウェッジ・ショットの軌道をコントロールしているか、よく見なさい。
PGA Tourの男性陣はピン目がけて攻撃し、失敗の高い代償を払わされる。LPGAのプレイヤーはグリーンの周囲を値踏みし、ピンへの道筋を考える。ビリヤードの名人のように、常に易しいショットを残す。
ロング・ヒッターは自ずとバーディかボギーかのゲームをする。パーを取ることを学びなさい。パーが取れるようになって初めてスコアが良くなるものだ」
(June 18, 2000)
Washington州にお住まいの斎藤さんから懇切丁寧なシャフト交換法のメールを頂戴しました。斎藤さんは現在ゴルフ・クラブの組み立てに熱中されているそうです。
シャフトには同じ名前でもアイアン用とウッド用の二種類があります。アイアン用は太く(先端径0.370")短く(40")、ウッド用はその逆です(先端径0.330"、長さ44"から46")。アイアンの各番手用に予め堅さと長さを調整した上で8本組で売られるモデルもありますが、どちらかと言えば例外です(この型のシャフトには大抵"frequency matched"という形容詞が付く)。
クラブを組み立てる時には、次の手順を踏みます。
1. シャフトを買うとtrimming chartという表が付いてきます。それを見ると、どのクラブなら先端から何インチ切れば適当な堅さになるかが書いてあります。その表を見て、先端部を切る。
2. シャフトをヘッドに差し込んでみて、後端(グリップ端)から切って最終的な長さを合わせる。
3. 組み立てる。
シャフトの堅さについては、予め決まっていて買う時に選ばなければならないモデル(discrete flex)と、先端部の切り方で変えられるモデル(combination flex)があります。現在売られているシャフトは殆んどがdiscrete flexで、combination flexは TT Lite XL、TT Dynamic 、TT Dynaliteなど、少数派です。
Discrete flexシャフトの切り方は作ろうとしているクラブの種類によってのみ決まります。たとえば、Rifleの場合、5Iならどの堅さの場合も2"切ります。Combination flexのシャフトの先端部は長目に切るとシャフトが堅くなり、短目に切ると柔らかくなります。たとえば、TT Lite XLを5I用に使う場合には、先端部を3"切るとR、5"切るとSになります。高野さんの5Iは幸か不幸かcombination flexのTT Lite XLです。
さて、今自分が使っているシャフトの堅さはどうやれば分かるのか?Discrete flexの場合、生シャフトのグリップ端に堅さが書いてあります。しかし、組み立ての際に長さを合わせるためにグリップ側からシャフトを切ってしまうのでこの方法では分かりません。結局組み立てた人を信用する他はありません。
Combination flexの場合にはさらに問題は複雑です。まず、combination flex であっても、特にTTのシャフトは一つのモデルにL/AとR/Sの2種類があります。自分のシャフトがそのどちらかであるかを、discrete flexと同じ方法で調べなければなりません。加えて、先端をどれだけ切ったかが分からないと最終的な堅さは分かりません。幸にして、シャフトの説明書には、そのシャフトの先端部(Parallel Tip Section = PTS)の長さが書いてあるので、今持っているクラブの先端部の長さと説明書に書いてある長さの差を計算すれば、組み立ての際にどれだけ切ったかは分かります(TTシャフトのPTSは、先端から最初の段差までの長さのはず)。TT Lite XLの場合、PTSは12"ですから、シャフトの先端部が9"ならR、7"ならSのはずです。が、ここで問題。高野さんの5Iは先端部がホーゼル上端から測って約10"あるとのこと。ホーゼル先端からシャフトの先までは1.5"位あるのが普通ですから、高野さんの5Iの先端部は計約11.5"。実は先端を切るのを忘れたのではないかという疑いが…。この場合、シャフトはRよりも柔らかくなるはずです。
注意: L/A/R/S等の堅さの基準はメーカによってまちまちです。普通、シャフトの堅さはその固有振動周波数で決まりますが、具体的にどの周波数がL/A/R/Sのどれに対応するかはメーカーが勝手に決めます。私が経験した範囲でも、たとえばUST Proforce 65 Rは、Golfsmith Carbon Stick Sより遥かに堅い。Dynacraft golfの中に、主要なシャフトの固有振動周波数が書かれた資料があるので、もし興味があればそれを参照してください。
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斎藤さんの「高野さんの5Iの先端部は計約11.5"。実は先端を切るのを忘れたのではないかという疑いが…」という御指摘はショックでした。そこで6番、5番、4番と並べてみたところ、シャフトの長さが適切な段差になっていないことを発見しました。数ミリ違うだけでほとんど4番アイアンに近いのです。
しかし、ひどいショップですね。「新しい修理係が計測してこれはRだと云った」と断言したのです。もう信じられないと思いました。
ショップに出かけ、クラブを並べて見せました。そして、「他の修理屋に頼もうと思うが、ついては最初に修理した男とその後に計測した男の名前を教えてくれ。そいつらには頼みたくないから:-)」と云いました。ショップもまんざら捨てたものではなく、過去の二人の名前と第三の修理屋を教えてくれて、「経費はうちが持つから」という対応でした。
第三の男の名はDonnie(ドニイ、40代)。晩年の(オーソン・ウェルズ)のような肥満体で、ゴルフは好きだが膝を痛めて二年ほどプレイしていないそうです。彼の仕事場は狭い小屋ですが、れっきとしたGolf Clubmakers Associationのメンバーです。Donnieは、私のクラブを見るなり「これは間違いなくRだよ」と判断。先端の平行部分(PTS)の寸法で判るのだそうです。ただし、シャフト全体の寸法については「最初の担当者はあんたのアイアン・セットが“世界的スタンダード”の長さなのに、GolfSmith(有名なゴルフ・クラブのDIY用部品メーカー)の“スタンダード”に切ったから長いんだ」と云いました。ゴルフ・クラブには色んな“スタンダード”があるようです:-)。グリップを抜き、太い方を切って寸法を縮めてくれましたが「たった五分のシャフト切断で金は取れない」と、ショップからも私からも謝礼は要らないと拒否しました。アメリカにも職人気質があるんですね。
私のは"Tapered"と呼ばれる先端直径が.355"の旧型シャフト。このタイプは先端平行部分は切らず、太い方で長さを調節するだけだそうです。最近のタイプは先端直径が.370"で、これは先端平行部分を切ってRかSかを決め、太い方で長さを揃えるとか。
友人の一人は、「あんたのハンデで、たった数cmの差がゴルフに影響するもんか」と皮肉りました。しかし、ロフトは違ってもほとんど4番アイアンと同じ長さであれば、結果として数ヤードの違いは出るでしょう。「じゃあ、あんたはドライヴァーと5番アイアンだけでゴルフしなさいよ」と応じたら、グッとつまっていました。ザマミロ:-)。ま、数cmの差に拘(こだわ)るのは日本人の潔癖さ以外のなにものでもないでしょうけどね。
というわけで、「5番アイアンの怪」はこれにて一件落着です。斎藤さんの一言が無ければ、ずっと長さの違いに気づかないところでした。ありがとうございました。
(June 20, 2000)
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