’Swing Like a Pro'
by Dr. Ralph Mann and Fred Griffin (Broadway Books, 1998)
「スウィングのトップでクラブシャフトは飛行線とほぼ平行であるべきだ。しかし、ゴルファー当人がシャフトの状態をチェックするのは難しい。
いい方法がある。クラブ・ハンドルの末端の穴にティーを刺す(図の黄色矢印の先)。トップで振り向いてこのティーが飛行線と平行かどうか見ればよい。ティーの向きに満足出来たら安心してボールを打てる。
上の方法は正しいクラブの向きを知るいい方法だが、完全に頼り切ってはならない。友人に見て貰って、本当にシャフトが飛行線と平行になっているか教えて貰うのが一番である」
(January 01, 2025)
●日本式パッティング・グリップ
【Youtubeヴィデオ】https://www.tiktok.com/@georgiagolfcoach/video/7295469107321785632
上のヴィデオで"Japanese Golf Grip"として紹介されているパッティング・グリップです。何の説明もないので、なぜこれが”日本式”なのか、誰から教わったのか、皆目見当がつきません。しかし、実演している英国女性インストラクターは結構長めのパットを成功させていました。とても嬉しそうな顔をしていたのでまぐれかも知れませんが^^。
【日本式パッティング・グリップ】
・左手の中指、薬指、小指の上に、右手の中指と薬指二本を重ねる。
この時、両方の人差し指は他から離れている。右手の小指も他から離れている。
・そのまま両手を近づける。 右手の人差し指と小指は左手の下に向かう。
・左右の人差し指が交差する。
右手の小指は左小指の下に位置する。
・インターロックを完了させ、両方の親指をパター・ハンドルの真上で揃える。
試してみました。私のパター・ハンドルは最近の流行に従ってかなり肥満体なので、このグリップをするのはちと苦しいです。ハンドルが太過ぎてしっかり握れない。
そのせいでしょうが、パターがぐらぐらしてちゃんとストローク出来ません。細いハンドルのゴルファーにはいいかも知れませんが。
私は独自のグリップを考えました(これは以前に試したことが’あると思うのですが、過去の記事が見つかりません)。一寸見、上のグリップに似ているのですが、実際には大違い。左右の中指、薬指、小指の三本をインターロックします。両方の親指はハンドルの真上に揃えます(地面を指す)。両方の人差し指はハンドルの真横をピタッと抑えながら地面を指します。
これはグラグラしませんし、手首もしっかり固定されるので方向が乱れません。ある日、9ホールだけ廻ったのですが、このグリップで5ホール1パットで済みました。
(January 10, 2025)
●ショート・パットは肩でストロークすべし
LPGAプロAnnika Sorenstam(アニカ・ソレンスタム)のtip。
'100 Classic Golf Tips'【LPGA version】
edited by Christopher Obetz (Universe Publishing, 2008, $24.95)
「短い距離だと、全てはパターフェースの向きで決まる。アドレスで、ターゲット(カップあるいはブレイクの頂点)にスクウェアに構え、肩の動きで(手の動きではない)パターをコントロールしながらスクウェアな方向を保つ。パターのグリップエンドを身体の真ん中を指すようにしながら、腕を前後させる。
競技でのショート・パットで、私は自分のルーティンに焦点を合わせる。右足を最初に踏み出し、パターフェースをラインに正しい角度にセットし、それからスタンスを完了する。
そして、肩を動力源とするストロークを行い、目はボールの地点を見据える。ごく僅かなヘッドアップでもボールをラインから逸らせてしまう」
(January 10, 2025)
●プレショット・ルーティーンの心得
Annika Sorenstam(アニカ・ソレンスタム)の、打球前に集中しエラーを防ぐtip。 '100 Classic Golf Tips' 「どのクラブでどういうショットをするかという際、考え過ぎないように。ライとターゲットと、その途中にトラブルが待っているかどうかなどを点検するのだが、ものごとは単純にすべきだ。 いったん決断したら、遂行に必要なことに集中し、迷ったりしないこと。 もし不安が生じたり、スウィングが早くなったりする恐れが出て来たら、もう一つ長いクラブを選んでスムーズにスウィングすべきだ」 ![]() |
私自身の経験でも、「ここからは5番アイアンでぴったりの筈だ」という状況だと、5番アイアンをパワフルに打たないといけないという気になり、ついつい急いで目一杯のパワーでスウィングしようとしがちです。このように急いだスウィングは手打ちになったり、ボールから目を離した馬鹿げたショットとなったりして悲惨な結果になりがち。
「このクラブを目一杯打ったらオーヴァーしちゃう」という長めのクラブを選べば、力むのはナンセンスですからクラブを短く持ったり3/4スウィングをすることになり、穏やかないいスウィングが期待出来ます。
ヴィデオのLydia Ko(リディア・コゥ)も、多くの場合クラブを短く持って打っています。練習量もラウンド数も多いプロにしてこうですから、ラウンド数の少ないわれわれは彼女を見習うべきでしょう。
(January 20, 2025)
●ボール軌道のコントロール
インストラクターMike McGetrick(マイク・マゲトリック)による、ボールの高低を打ち分ける方法。
'100 Classic Golf Tips'
edited by Christopher Obetz (Universe Publishing, 2007, $24.95)
「大方のゴルファーはあるクラブで自分がどれだけ飛ばせるかを知っている。しかし、彼らにボール軌道の高さを変えて打ってみろと注文したら、彼らも首を捻ることだろう。
150ヤードのショットを低く打ちたい場合、私はもっと長いクラブ(私の場合7番アイアン)で、ボールを通常よりも1インチ(約2.5 センチ)スタンス後方にする。コントロールし易いように、クラブを少し短く持つ。そして、かなり低めのフィニッシュをする。これがクラブの"effective loft"(ダイナミック・ロフト=クラブに備わった物理的ロフトではなく、インパクト時のフェースの角度が生み出すロフト)を減らし、低めのショットとなる。
より高めの軌道にするには、ボールを通常よりスタンス前方にし、高めのフィニッシュをする。あなたが目にする私の最高に高いフィニッシュは、ターゲット側での3/4フィニッシュである。私は普通7番アイアンで165ヤード打つのだが、この高い軌道のショットだと155ヤードに減る。これは追い風の場合や中間クラブが必要な場合に役立つ」
(January 20, 2025)
●高く上がるピッチ・ショットの打ち方
スペインの名手Jose Maria Olazabal(ホセ・マリア・オラサバル)のピッチング・テクニック。
'100 Classic Golf Tips' 「高く上げたいショットをする時の鍵は、正しいアドレスである。高い軌道を生むスウィングの形を作り出すために最善の努力をしなくてはならない。 私の体重は左右均等(ごく僅かに左寄りかも知れない)。スタンスはオープン、ボール位置は左踵の前方で、両手はボールよりもターゲット側で構える。 多くのアマチュアは、ボールをスタンス後方(右足の方)に置くためこのショットを困難にしてしまう」 ![]() 上のヴィデオを背後から撮ったものを見ると(https://www.youtube.com/watch?v=fME7o6FHrb4)、確かにボールは高く上がっています。そして、全てピン傍に寄っています。 |
どのクラブを使っているのか説明されていませんが、ボールの高さから見てロブ・ウェッジかサンド・ウェッジではないでしょうか。そのカツっという軽い音は、地面との接触を最小限にした効率的なショットのようです。
(January 20, 2025)
●ダウンでは右足を左へ突進させよ
LPGAツァーで48勝を挙げ、三つのメイジャーに優勝し、ゴルフ名誉の殿堂入りしているNancy Lopez(ナンスィ・ロペス)のtip。
'100 Classic Golf Tips'【LPGA version】
edited by Christopher Obetz (Universe Publishing, 2008, $24.95)
「私はダウンスイングで右脚を押すことによって大きなパワーを得ている。私は右足が地面を蹴る圧力を感じ、それがショットに必要なパワーを与えてくれる。
同時に、私の左脚は右から左への体重移動を受け止めるべくガッチリしている。
私の手首はアンコックしボールに向かってスナップする(=パチンと弾く)。手・腕の動きの良い結果としてのパチンという音を聞くのは、ゴルフの中で最も美しい体験である」
彼女もアンコックとsnap(スナップ)を別々に書いています。コックとアンコックはよく聞かれるものの、スナップについてはあまり言及されませんが、これは飛距離を得るための重要な要素のようです。
私はジムの運動の一つとして、ゴルフのダウンスイングを模した動きで約14kgの重さを引っ張ることを実践していますが、鏡で「どの程度右足で床を蹴っているか?」を確認したところ、ほとんど蹴っていないことに気づきました。これではパワーが生まれない筈です。今後は「右足で地面を蹴り、爪先で立つ」ことを目標にします。
【参考】「スナップで飛ばす」(12/10)
(February 01, 2025)
●手打ち防止法
LPGAツァーほかで34勝し、ゴルフ名誉の殿堂入りを果たしたAmy Alcott(エイミィ・オルコット、1956~)のtip。
'100 Classic Golf Tips'【LPGA version】
edited by Christopher Obetz (Universe Publishing, 2008, $24.95)
「コントロール不能なスウィングの確かな兆候の一つは、手打ち(トップからクラブを投げ出すこと)である。
ゴルファーが余分のパワーを生み出そうとすると、ダウンスイングの開始でクラブを放り出しがちになる。本当は左腕とクラブの角度を広げないで保つべきなのだ。この角度をヒッティング・ゾーンまで保てれば、スウィングのパワーを失わずに済む。
バックスウィングのトップで手首のコックを維持する良い方法がある。ダウンスイングへと切り返しを始める時、左手の最後の三本の指でクラブを引っ張るのだ。これは正しい角度を維持するだけでなく、手打ちをも防いでもくれるのだ」
これは素晴らしいtipです。トップで左手の中指・薬指・小指でクラブを引っ張り、同時に右肘を身体に引き付ける動きをすれば完璧です。
下半身がリードするダウンスイングをすれば方向性は保たれるのですが、上のtipを併用すればパワーも間違いなく加わります
(February 01, 2025)
●パターを握る左右の手の役割
LPGAツァーで48勝を挙げ、三つのメイジャーに優勝し、ゴルフ名誉の殿堂入りしているNancy Lopez(ナンスィ・ロペス)のtip。
'100 Classic Golf Tips'【LPGA version】
edited by Christopher Obetz (Universe Publishing, 2008, $24.95)
「どちらの手にも役割があるのだが、ぐらつかずムラのない軌道でストロークするためには、左右どちらも一緒に働かねばならない。
私は、右手は距離をコントロールする手だと考える。なぜなら、どれだけパターを後方に引くかは右手が決めるからだ。私はパターヘッドをしっかりさせるために、右手の指をハンドルの横で下向きにする。
左手は方向をコントロールする。左手甲はターゲットを向き、それがストロークの間中パターフェースをスクウェアに保つ」
(February 10, 2025)
LPGAプロChristie Kerr(クリスティ・カー、1977~)のtip。
'100 Classic Golf Tips'【LPGA version】
edited by Christopher Obetz (Universe Publishing, 2008, $24.95)
「ラインを読み、ブレイクの頂点を見極める。その頂点に向かって速度に注意しながら(グリーンが早ければブレイクも大きくなる)パットする。
カップではなくボールをラインに乗せることに集中すれば、正しいブレイクと速度でパット出来る。
カップを狙うゴルファーは、充分にブレイクを計算に入れないので、通常カップの下方にミスしてしまう」
強く打つとブレイクの影響をさほど受けないのであまり曲がらず、弱く打つとブレイクの影響を受けて思ったより大きく曲がります。
先ずカップを目掛けて素振りし、「これだと◯センチ下に向かうだろう」と判断し、次にカップの◯センチ上を狙って素振りします。その際、弱めや強め(振り子式ストロークの場合はバックストロークの長短)の素振りをいくつか試み、最終的な強さ(長さ)を決定するという方法があります。
(February 10, 2025)
●ポジティヴなイメージを抱いてパットせよ
LPGAツァーほかで計30勝し(うち13のメイジャー優勝)、ゴルフ名誉の殿堂入りしているMickey Write(ミッキィ・ライト、1935~2020)のtip。。
'100 Classic Golf Tips'【LPGA version】
edited by Christopher Obetz (Universe Publishing, 2008, $24.95)
「パッティングで真に重要なことは、心の目でボールがカップへと転がり、穴の中へ転げ込むというポジティヴなイメージを抱くことだ。
心にそういう”画像”を抱ければ、あなたの潜在意識はあなたが抱いているイメージを実現すべく筋肉を指揮する。あなたのパターは、確実にカップイン可能なスピードと方向でボールを送り出すはずだ。
パットする時、あなたが三つか四つのことを考えていると、心の中で画像を抱き続けるのは不可能に近い。
いったん、あなたの能力の最大限でラインを読んだら、ボールをスタートさせたい方角にパターフェースを合わせ、ポジティヴなイメージを視覚化したら、その後あなたに出来る唯一のことは可能な限りボールをソリッドに打つべく集中することだ」
(February 10, 2025)
●パットの上達がスコアを減らす鍵
ある日のチーム・ゲームに参加して、いまさらながらパットの重要性を再認識しました。私よりも若い二人は真っ直ぐ飛べばとてつもない距離を飛ばします。彼らに較べれば飛ばない私は寄せの正確さで勝っています。
しかし、全員に共通するのはパットのお粗末さでした。慣れないグリーンで正しく読めないのならいざ知らず、私も彼らも知悉しているグリーンなので読めない筈はなく、要するに狙ったところへ転がせないのです。これはボールを真っ直ぐに打てないのに、ろくに練習もしないでラウンドを始めた初心者と同じで、不埒な所業と云われても仕方がありません。
ゴルフにおけるパー(基準打数)は基本的にグリーン上で二打費やすことが想定されています。18ホール✕2イコール36です。残る36打はドライヴァーやアイアン。われわれ素人がドライヴァーやアイアンによる打数を減らすことは、先ず不可能ですが(多くの場合、増えてしまう)、パットに上達してパット総数を減らすことは不可能ではありません。いいスコアで廻るためには、出来ればパット総数を30以下にするのが理想的です。
私は以前一緒にプレイしたゴルファーで、パットの練習だけのためにコースにやって来ていた人が少なからずいたことを思い出しました。彼らはパットの重要性を認識していたのです。ゴルフは飛ばすだけのゲームではない。スコアをまとめる重要な鍵はパット。彼らはそう思ってガソリン代をかけてでもコースの練習グリーンへ来ていたのでしょう。
私も彼らを見習うべきだと思いました。ショットは乱れる、パットも乱れる…では目も当てられません。どっちかは安定させねばならない。となると、パットに上達する方が比較的簡単で実現可能な途であろうと思われました。
市営ゴルフ場は週末は週一ゴルファーで混むので、私は週末のラウンドは敬遠し、ウィークデイにラウンドすることにしています。週末の練習グリーンは「早くコースへ出よう!」と焦る人々が練習するので、みなほんの五分ぐらいで立ち去って行きます。練習グリーンが混雑することなんてありません。私は週末にパット練習に精出すことを決心しました。
翌日の土曜日、数本のパターを抱えて早速コースの練習場へ。パターを取っ替え引っ替えしながら20分経った頃、やっと何がいけないのか判りました。私は右手でパットしていたのです。この『日記』草創の頃、《左肩で押し、左手甲で引く》というセオリーを考えついたのですが、それをすっかり忘れていました。パターが悪いのではなく、私のストローク法が問題でした。
パットは「狙ったところへ正確にボールを転がす」ことが最重要です。アドレスした時の方向性をキープするためには、小器用に動く手首を殺すべきです。固定された左手甲がリードするフォワード・ストロークをするのが理想。《(手首を固定したまま)左肩でパターを右側に押し、がっちり固定された左手甲でターゲットに向かって引く》。これは右手のパワーが得られないので、慣れないとショートしがちになります。一朝一夕に習得出来ることではありません。しかし、これがパッティング・ストロークに上達する秘訣であることは判っています。今後の目標が出来ました。
【参考】
・「左肩で押し、左手甲で引く」(tips_84.html)
・「パット練習でスコアを減らす」(tips_205.html)
(February 10, 2025)
●Sam Snead(サム・スニード)のsnap(スナップ)
このヴィデオでSam Snead (サム・スニード)が教えているのは映画俳優のJack Carson(ジャック・カースン)です。彼は’Cat on a Hot Tin Roof'『熱いトタン屋根の猫』(1958)などにも出ていた名のある俳優でした。 Sam Snead:「あなたの手は、われわれの言葉で云うと”デッド・ハンズ”だ。身体の大きい男性は身体で打とうとするが、もっと手を活用すること。野球の投手が、投球の最後の最後に手首をスナップしてボールにエクストラのスピードを与えるように、ゴルフでもダウンスウィングのインパクト・ゾーンでスナップして飛距離を得るべきだ」 ![]() コック・アンコックが手首の縦の動きであるのに対し、スナップは手首の横の動きです。スナップとアンコックを同時に行えばエクストラの飛距離が期待出来ます。 スナップの練習法は「スナップ・パワー増強運動」を御覧下さい。フットワークとスナップの動きを連動させることによって、ショットの正確さと飛距離の両方を増強しようという欲張りな試みです。 |
【参考】
・「スナップで飛ばす」(tips_213.html)
・「ダウンでは右足を左へ突進させよ」(02/01)
・「スナップ・パワー増強運動」(02/01)
(February 20, 2025)
'Golf Magazine'誌が当時の一流プロたちのtipを集め、素晴らしいイラストとの見開きで編集した素晴らしい本より。PGAツァーその他で17勝を挙げたChick Harbert(チック・ハーバート、1915~1992)による、飛距離増のちょっと珍しいtip. 'Golf Magazine's Pro Pointers and Stroke Savers' 「ドライヴィングはゴルフの攻撃的部分である。ドライヴァー・ショットをうまく打てない人や、その人の身体的条件が許す限りの飛距離で正確に打てない人はいいスコアを作れない。大概のプロは彼らの強靭な筋肉によって距離を作り出す。強靭な筋肉に恵まれていない者は、スウィング弧を長くして距離を生み出す。彼らはテンションに打ち克ち、スウィングをもっとしなやかにする方法を学ばなくてはならない。 私が気付いたスウィング(特にバックスウィング)を制限しがちな点は、オーヴァーラッピング・グリップでシャフトの上に添えられた左の親指である。この位置だと、親指はあなたに筋肉だけでパワーを生み出すことを強制する。私は長いスウィング弧を促進するには、左手の親指をシャフトから外し、インターロッキング・グリップを活用すべきであることを発見した。このグリップはテンションを打ち砕くにも効果を上げる。これは将来のゴルフ指導のまぎれもないトレンドになるだろうと思っている」 |
(February 20, 2025)
●短いショットはバウンスに頼れ
このtipはインストラクターFred Griffin(フレッド・グリフィン)によるもの。彼は、当サイトが過去に連載した'Swing Like a Pro'(プロのようにスウィングせよ)の共著者の一人です。 'Play Like a Pro' 「あなたがチップする時、ボールを歯切れよく打とうと考えて、両手をボールのターゲット方向に構えてシャフトを前傾させると思う。これはあまりにもシャフトを前傾させることによって、クラブフェースに備わっている機能に悪影響を与え、ウェッジのリーディング・エッジを地面に近づけてしまう。リーディング・エッジを地面に近づけると、地面を深く掘ってダフるのはほぼ確実となる。 賢いプレイはボールをスタンス中央に置き、両手はズボンのファスナーの近くにセットし、ほんの僅か前傾させることだ。この体勢はウェッジのバウンスを利用し、地面を掘ることなくボールの直下を通過する確実なスウィングを可能にする。 ツァー・プレイヤーがシャフトを前傾させるのは、常に普通じゃない特殊なショットをする時なのだ。大方のアマチュアには、アドレスでシャフトをほぼ垂直に構え、バウンスを最大限に利用すべきである」 |
(February 20, 2025)
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