October01, 2026

●打つまで動き続けよ

 

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1930年に過去現在を通じて唯一人年間グランドスラムを達成した名人Bobby Jones(ボビィ・ジョーンズ、1902~1971)の英知。

'Bobby Jones on Golf'
by Bobby Jones (Broadway Books, 1966, $18.95)

「実際にボールを打つに先立ってワグルしたり身体を動かすことは、スウィングを開始する際に緊張を取り除く働きをする。正しいゴルフ・スウィングにとってスムーズさは不可欠の特質であり、筋肉が緊張していてはスムーズなスウィング開始は不可能なので、アドレス時にゴルファーが完全にリラックスし快適であることは最重要ポイントである。第一級のゴルファーたちのワグル回数は一回から17回までとそれぞれである。【ちなみに、Bobby Jonesは一回だけでした】

私のアドレス法の好みは時間をかけないというものだ。使用クラブとどんなショットを打つかはボールに歩み寄る前に決定しているのだから、もう時間をかける理由はない。ぐずぐずすればするほど、緊張と重圧を生む疑心に悩まされるのがオチだ。

継続的に動き続け、静止することを避ければ、完璧な筋肉の弛緩を楽々と維持出来る。あり得ないと思われるかも知れないが、何人かのゴルファーがアドレスで苦労する経験をした後、金縛りにあったようにクラブを動かせなくなったと話してくれたことがある。

私はどんなショットにおいてもボールの背後から接近するのを好んだ。それが他の方法より容易くショットのイメージを得て、正しく方向を定められる方法だと考える。通常、私は後方から近寄り、最終位置となる少し手前で停止した。そこから、ボールの背後の地面にクラブを置いてターゲットを見た。クラブはボールとの距離感を与えてくれ、フェアウェイを見ることはラインを与えてくれ、一方左足が位置について、右足が位置につく間にワグルを一回、クラブがボールの背後に戻ると、腰がターゲット方向に捻られ、バックスウィングが始まる。これらが連続した動きで行われると、私は最も快適でいいプレイが出来た。逡巡し、もう一回ワグルをするとトラブルが待ち構えていた。

腰の僅かな捻りは、スウィングをスムーズに開始する有益な助けで、忍び寄って来るやも知れぬ緊張を無縁のものにしてくれる。”フォワード・プレス”として言及されるものは、多くの人々に両手の動きとして認識されている。実際には両手は何もせず、その動きは身体と膝の動きであり、身体を動かすことによってスウィングをスムーズに始めるのが主な役目だ。これ無しだとクラブを手と腕で持ち上げようとする気持ちが強くなり、胴体を使わずにスウィングしてしまう。

私は何回ワグルすべきか決めるべきではないと考える。ゴルファーが快適な位置につくために何回ワグルが必要かにもよるが、動作を楽にスムーズに快適にすることの方が大切で、あれこれ悩まずに出来る習慣を作るべきだ。多くの場合、ボールに近寄ってそのまま打つことをしばらくやってから決定するのがいいと思う」

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Sergio Garcia(セルジオ・ガルシア)はひと頃25回もワグルしていましたが、あまりにも評判が悪くなったので少なくしましたね^^。

James Braid(ジェイムズ・ブレイド、1870~1950)はヴァードンと同時期のプロで、全英オープンに五回も優勝しました。彼のスウィング前の準備は伝説的でした。彼が有名コースでプレイした時、苛々したメンバーが云った、『あんたはもう12回もワグルしたぜ』13回目のワグルの途中だったBraid(ブレイド)は動きを止めて答えた『全くその通り。で…(彼は一拍置いて)また最初からやり直さなくては…』。

【おことわり】画像はhttps://underpargolfapp.com/にリンクして表示させて頂いています。

(October 01, 2026)

●なぜワグルすべきか?

 

[waggle]

英国のインストラクターSteve Newell(スティーヴ・ニューウェル)は'Golf World'誌のインストラクション・エディターで、Ernie Els(アーニィ・エルス)と共著の本その他の著者でもあります。

’The Golf Instruction Manual'
by Steve Newell (Dolring Kindersley Book, 2001, $25.00)

「実質的に全てのプロがワグルでスウィングを開始する。動作は個人によって異なるものの、全てのワグルはアドレス時に手と腕をソフトにかつリラックスさせることを保証し、自由で流れるようなスウィングを推進する。

ワグルはまたテイクアウェイ軌道の予行演習でもある。もし、例えばの話、あなたが過度にインサイドにクラブを引きたくないという場合、ワグルで正しい起動で引くことを確実にする。

さらに、ワグルはスウィングで達成したいリズムを試すことにも役立つ。例えば、あなたがナーヴァスなっていて過度に急速なスウィングをしそうな場合、かなりスローなワグルをすれば、スムーズなバックスウィングを開始出来るだろう。このスムーズさはスウィング全体に持続させるべきものだ。

あなた自身のワグルを開発し、スウィングにいいスタートを切らせるのが最良の選択だ」

(October 01, 2026)

●ワグル

 

私はプロたちがやるようなワグルはしないゴルファーでしたが、考え直しました。

飛距離を増すには明確にコックすべきだろうと思い、バックスウィングの初期にコックする方式を試しました。いやはや、惨憺たる結果でした。バックスウィングを手首の動きで始めるのはBobby Jones(ボビィ・ジョーンズ)が戒める最大の罪なのですが、なぜなのかよく解りました。バックスウィングのトップに達する頃にコックするのが正解のようです。

私のスウィングとドライヴァーとの組み合わせでは、低く長く、水平のインパクトをすべきであることが判っています。バックスウィングの初期にコックしてしまうとスウィング・プレーンが急角度になってしまい、てんぷらを多発することになります。

私はワグルでごく低く後方に引く動きを予行演習しておくべきなのです。これを腰の回転と同期させて行います(下半身主導のスウィングをするため)。この動きをスローにすると、急速にクラブを上げようという気にならなくなります。《スローに、低く長く引く》ことをテーマにワグルしようと考えています。

(September 20, 2026)

●タメによる”てんぷら”の検証

 

タメを目論んで打って、てんぷらが出るのはボール位置とドライヴァー・ヘッドの位置関係かと思い、ある日のラウンドはごく一般的なボール直後でヘッドをアドレスする方式で通してみました。しかし、またもやいくつものてんぷらが揚がりました。低く長く水平なインパクトを心掛け、決してダウンブローにはならないようにしたにもかかわらず…です。

残るはティーアップの高さかも知れません。しかし、一般的なボール及びドライヴァー・ヘッドの位置関係で打っても、別に飛距離が伸びるわけでもなさそうなので、試行錯誤する努力は意味ない気がします。私にとってタメを目指すのはダメみたいですorz。

飛距離増のためには、まだまだ様々な努力目標があるので、他の方法を試すことにします。

(October 01, 2026)


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