July 01, 2026
●二つのプレーン・上級篇 Part 2【1プレーン篇】
'Plane Truth for Golfers: Master Class'
by Jim Hardy with John Andrisani (McGraw-Hill, 2008, $18.95)
以下は上掲書の"Fact versus feel"(事実 対 フィーリング)という解説の要点を抜き出したものです。ここに触れられていないことは、当サイトの「二つのプレーン」(tips_90.html#planess_1)を参照して下さい。
▶1プレーン・スウィング(写真の左側)
・ポスチャー
1プレーン・スウィングはボールから離れて立ち、しかも腰から上体を深く折る(30~45°)。この角度は「え?こんなに折るの?」というほど信じられないほどなので、誰かに見て貰う必要があるかも知れません。【下の連続写真のMatt Kuchar(マット・クチャー)はあまり屈み込んでいませんが】
両肩は水平。
両手は身体の中央で構える。
体重は、両足に均等かやや左足。踵よりも爪先に多く体重をかける。
左爪先を30°開く(これがダウンスウィングとフォローの際に上体と腰のフル回転を助けてくれる)。【注意:オープン・スタンスではない】
・スタンス
ドライヴァーでは両足踵の内側が両肩先端の幅になるように開く(かなり広め)(上の写真参照)。クラブが短くなればスタンスを狭めるが、ピッチングウェッジのフル・スウィングでも両踵の内側は12インチ(約31センチ)に開く。
・ボール位置
ドライヴァーでは左踵の前方かもっと左(ターゲット側)。身体との距離は遠くになる。
・グリップ
ナチュラルかストロング・グリップ(見下ろすと二つのナックルが見える。三つ見えてはいけない)。
・スウィング
足を開き上体を折って低くアドレスするので、プレーンは否応なく低めになる。これに逆って無理にクラブを上げたりしないこと。
1プレーンのスウィングは、遊園地のメリー・ゴーラウンドのように低く回転する。これはズボンのベルトに沿って動くと云ってもよい。
1プレーンのスウィングに慣れたら、単に身体を回転させ続け左サイドにパワーを炸裂させ(かなり乱暴で、いい加減な感じであってもよい)、可能な限りハードに打つ。
インパクト後、両手が腰の高さを越えるまで反時計の動きはしない(手首を返さない)。この時点で、クラブはなおもターゲットを指している」( Part 3【2プレーン篇】に続く)
私はバックスウィングのトップが左腕が肩の高さですから、明らかに1プレーンです。しかし、ポスチャーはこれまで肩を丸めたり膝を深く折ったりせず、伸びやかに立っていました。ですから、Jim Hardyの「ボールから離れて立ち、しかも腰から上体を深く折る」という説明にショックを受けました。そんな姿勢で構えるなんて、想像もしていませんでした。
また、彼の説明のスタンス幅も私の従来の幅より広い。「ズボンのベルトに沿って動くスウィング」という低いプレーンも驚きです。
つまり、私は1プレーンのトップではあるものの、2プレーンのスタンス、ポスチャーだったことになるわけです。
これらの要素も、私が2プレーンに乗り換えるべきではないか?と思った理由です。
【おことわり】Jim Hardy当人による二つのプレーンの比較画像はhttps://mblogthumb-phinf.pstatic.net/に、連続写真はhttps://www.danielrgray.com/にリンクして表示させて頂いています。
(July 01, 2026)
●Bobby Jones(ボビィ・ジョーンズ)の 切るべき壁について
1930年に過去現在を通じて唯一人年間グランドスラムを達成した名人Bobby Jones(ボビィ・ジョーンズ、1902~1971)のアイデアの数々。
''Bobby Jones on Golf'
by Bobby Jones (Broadway Books, 1966, $18.95)
「誰かからこう問われた事がある、『信じられないようないいスコアでアウトを終えたのに、インでは全てにドジってしまい信じられないような悪いスコアになることがよくある。快調の波に乗っていたのに転げ落ちるって不思議じゃない?ゴルフには越えられない壁があって、アウト・イン両方好調ってのはあり得ないのじゃないか?』
そういう法則というものはない。ゴルファーが目標であるスコアに近づくと、とても克服出来ない意地悪な障害にぶつかるまで、どのショットも難しくなる。いいスタートを切ってそれを維持しようと努力するのは、ラウンドをお粗末に開始した時よりも、遥かに緊張するものだ。
これは四日間の選手権争奪戦の三日目のリーダーが最終ラウンドで感じるプレッシャーと同じものだ。トーナメント・リーダーが最終日に数ストロークのリードを守ろうとすると、過剰に恐怖心を抱き、オーヴァーなほど用心深くなる。一方、後方から追い上げる者は攻撃的にプレイするしかない。往々にして、追う者が優勝カップを得るものだ。
陳腐な助言だが、前のショットのことは(良くても悪くても)忘れて、これから打つ目の前のショットに集中すべきだ。直前のバーディとかダボに一喜一憂せず忘れることが大切。
1916年【註:Bobby Jonesが14歳の頃】、私のホームコースでのベスト・スコアは74で、誰もがそうであるように、プレイする度に私はそれを越えようと努めた。ある夏の間じゅう奮闘し、次の年も努力したが無駄であった。【彼の家族はアトランタに住んでいたのだが、夏だけゴルフ場に隣接した別荘地に住んだ】忘れもしない、少なくとも四回のチャンスで二つのパー(4と3)を得れば74どころか70を切れる状況があった。しかし、結果はまたもや74であった。この74の壁を越えるのに丸々二年費やした。もし、私が『壁』などと考えなければ、数ヶ月で越えられたかも知れないのだが。
一般ゴルファーが90や85を切ろうとする難しさは、選手権争奪戦に勝とうとする熟練ゴルファーと同じで、プレッシャーが原因である」
【おことわり】画像はhttps://bobbyjones.com/にリンクして表示させて頂いています。
(July 01, 2026)
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