April 01, 2026
●生命線でパット
|
ある本を読んでいて「パットはパームでパターを握れ」というtipが目に触れました。以前そういう方法でパットしたこともあったのですが、最近は左手はパームであるものの、右手はフィンガーで握っていました。 試みに左右とも生命線でパターを握ってみたら、練習ではかなりいい線行きました。いきなり7メートルぐらいのパットが入ってしまったのでびっくり。しかし、それはまぐれで、大方は狙いよりも右に逸れました。で、ボールをスタンス中央から僅かに左(ターゲット方向)に置くと、狙い通りに転がるようになりました。ボールが鼻の下ではなく、左目の真下という感じ。 ある日のラウンド、No.1(パー4)でのっけに7メートルのパットをねじ込んでバーディ(このホールは難しいので、バーディを得るのは至難の業)。No.3(パー3)は1.5メートルを難なく沈めてバーディ。No.9(パー4)でも1メートルを沈めてバーディ。後半も期待したのですが、前半の3(スリー)バーディで天狗になってチョンボを連発したため、バーディはゼロでした。 しかし、両手の生命線でパターを握るのは、間違いなく正確なストロークに貢献してくれるようです。 |
(April 01, 2026)
●連れて来た娘と踊れ
英語の古い諺に"You have to dance with the girl you brought."(【ダンス・パーティでは】自分が連れて来た娘と踊らなくてはならない)というのがあります。Sam Snead(サム・スニード)の言葉だと云う人もいますが定かではありません。
ゴルフでこの諺が言及される場合、その意味は「あなたの球筋が右から左なら、それに逆らわずに右を狙って打て」というものです。自分のその日の傾向(自分が連れて来た娘)を度外視して真っ直ぐ打とうとかフェードを打とうなどと考えてはいけないということです。
私は寄せには自信を持っていたのですが、ここ数回のラウンドでピンを狙ってその左1~1.5メートルにつけてしまう傾向が続いていました。普通なら原因を考えて対策を練るところですが、ある日連れて来た娘(プルする傾向)に逆らわずピンの右を狙うことにしました。この方針で八つのホールで寄せワンを達成出来ました(うち二つはバーディ)。楽ちん^^。
(April 01, 2026)
●秘密(秘訣、コツ)を公開すべからず
本や雑誌、あるいは当『80を切る!』サイトなどから仕入れた秘密の技は人に話すべきではありません。「これはいい!役に立つ」と思って秘かにほくそ笑むような技は、胸にしまっておけば光り輝き続けますが、いったん誰かに漏らしてしまうとそれは色褪せてしまい、御利益が半減します。
それは奇術師が奇術の種を明かしてしまうと、人々から「なあんだ、そんなことか」とがっかりされるのに似ています。ゴルフの場合、他人がどう思おうとこちらはシコシコといいプレイを続ければいいのですが、親切にメソッドを公開したのに無視されると「ふん、馬鹿にしやがって!見てろ!」と自分が自慢したコツの良さを証明しようとやっきになったりします。証明しようと努力する作業は余計なプレッシャーというもので、われわれのいいプレイを阻害します。
私の場合は外国に住んでいて、このサイトの読者とプレイすることなんてまずありません(これまでで、たった一度でした)。こちらの私のゴルフ友達(アメリカ人たち)は日本語など読めませんから、私が紹介する秘訣を知ることはなく、それについて私にコメントすることもありません。ですから、いくら秘訣やコツを公開しても実害はないわけです。
PGAツァー・プロの場合、実際にはライヴァルであり賞金稼ぎの競争相手の筈なのですが、プロ同士で助言を求めあったりパターを貸し借りしたりすることはあるようです。仲間意識あるいは友情なんでしょうか。いい助言を得たプロが、その直後のトーナメントで優勝しちゃったりします。こういう例は稀ではありません。
しかし、アマチュアで週一あるいは月一で競い合う仲ではどうでしょうか?敵に塩を送ると云えばかっこいいですが、果たして?
笑い話があります。ゴルフの上では宿命のライヴァルの医師と弁護士がいた。ある年、弁護士が飛躍的に上達し、医師は負け続けた。医師も必死に上達しようとしたが徒労であった。しかし、医師はいいアイデアを思いついた。本屋へ行き三冊のゴルフの技術書を購入し、弁護士の誕生祝いとして送ったのだ。その後、間もなく二人は互角の腕前に戻った^^。
【蛇足】ゴルフの本には正しいことが書かれている筈ですから、医師に悪気があったと謗ることは誰にも出来ません。しかし、更に上達しようと新しいことを身につけるには少なくとも数ヶ月、悪くすると数年はかかります。その間はスランプ状態。つまり、本で学んだことを実行しようという向上心が弁護士の足を引っ張ったわけで自業自得、医師は知能犯的に陰謀に成功したわけです。
プロは敵(ライヴァル)に塩、トーシロはゴルフの技術書を贈呈するのが“友情"(?)というわけです。
(March 20, 2026)
●月一ゴルファー的対策
この三月は異常に寒く、朝は10℃以下、午後ほ暖かくなるものの学校の春休みで初心者が多くスロープレイの巻き添えになります。というわけで、ほとんどラウンド出来ませんでした。
久し振りにコースに出たら、初心者に悪態をついたのは誰だい?というほどお粗末なショットの連続。しかし、そこは長年蓄えたtipsのお蔭で何とかリカバリー出来ました。これは、多分月一ゴルファーの悩みと同じかも知れない…と考えました。で、そういう方々の参考になれば…ということで、対処法を書いてみます。
・ヘッドアップ
最初の数発でゴロを打ってしまいました。「なんてこった!」愕然としました。最近悟った「遠心力で飛ばす」という方法で飛ばそうととしたのが原因です。これは「ドライヴァーが手からスッポ抜けてもいいようなスウィング」なのですが、飛距離を念頭に置いたのが敗因でした。スウィートスポットでしっかり打つことこそが最前提で、飛距離はご褒美として後からついて来るものです。
2月20日に紹介したNancy Lopez(ナンスィ・ロペス)のtip、「遠くへ飛ばすにはボールの背中を見続けよ」を使いました。これは飛距離を望む時のtipですが、「インパクトを見よ」同様ヘッドアップ防止にも役立ちます。
「ボールの背中を見る」ことを遵守し始めてからヘッドアップは皆無になりました。
・手打ち
ヘッドアップは手打ちを誘発します。「飛ばそう!」という意識が上半身を支配するため、スウィングが下半身主導ではなく上半身主導になってしまうのです。
Bobby Hones(ボビィ・ジョーンズ)のステディなスウィングを思い起こし、彼のようにスウィングしようと努めました。バックスウィングで左踵を上げ左膝を前方(顔の前の方)に突き出し、ダウンスうウィングで左踵を地面につけ、左膝をターゲットに向ける。こうすれば、否応なくスウィングは下半身主導に変貌します。クラシックなスウィングと笑わば笑え、この方式は間違いなく下半身主導のスウィングを導き、飛距離と正確さ双方を満足させてくれます。
以上二つの策で、何とかボロを隠すことが出来ました。やれやれ。
(April 01, 2026)
|
Copyright © 1998−2026 Eiji Takano 高野英二 |