December 10, 2025

名人Byron Nelson（バイロン・ネルスン）による、パワフルで流麗なスウィングの鍵。

'100 Classic Golf Tips'
edited by Christopher Obetz (Universe Publishing, 2007, $24.95)

「Jack Nicklaus（ジャック・ニクラス）のバランスは最高である。彼の体重は（僅かに左に寄ってはいるものの）両足の間で均等に保たれている。

彼はボールと左右の足との間で体重を均等にかけており、身体の前にも後ろにも寄りかかっていない。

この素晴らしい体重配分は、膝の僅かな柔軟性と相まって、最大のクラブヘッド・スピードが必要な際に、自由なフットワークおよび脚の動きを可能にする」

Jack Nicklaus（ジャック・ニクラス）は肩の回転の邪魔をしないよう、左目でボールを見、顎を右にずらしています。しかし、私の利き目は右なのでこの図のような真似は出来ません。しかし、このどっしりと安定したアドレスは見習いたいものです。

（December 10, 2025）

Jack Nicklaus（ジャック・ニクラス）による、よいバランスでフルターンするための助言。

'100 Classic Golf Tips'
edited by Christopher Obetz (Universe Publishing, 2007, $24.95)

「バックスウィングで右足の外へはみ出さない程度にフル回転可能なスタンス幅を採用すれば、パワフルなスウィングを獲得出来る。

正しいスタンス幅だと、ボールが打たれる前に左足の外へ身体がスライドしたりもしない。

私を含めた多くのゴルファーにとって、最も長いクラブを用いる際の理想的なスタンス幅は両踵の中央が肩幅にセットされることだ」

これはやや大人しいヴァージョンのスタンスと云えましょう。ベン・ホーガン以降、長いクラブでは「両踵の内側を肩幅に開く」のが主流となっています。しかし、球筋が乱れる現象が起きたら図のようにスタンスを狭めるといいかも知れません。スウェイしたりさえしなければ球筋が良くなる筈です。

（December 10, 2025）

これもJack Nicklaus（ジャック・ニクラス）のtip。

'100 Classic Golf Tips'
edited by Christopher Obetz (Universe Publishing, 2007, $24.95)

「アドレス時、あまりにもボールに近く立つと、ゴルフというより薪割りに近いだろう。あまりにも遠くに立てばバランスを保つに苦労し、どっちみち失敗するに決まっている。

先ず直立して立つが（特に肩のあたりで）ゆったりとさせ、腕の長さの分クラブを前に快適に真っ直ぐ伸ばす。膝を僅かにリラックスさせ、お尻を突き出す。

頭を上げ続け、顎は胸から無理なく離す。

最後に、背中を曲げたり手を落としたりせず腰から上体を曲げる。こうすれば、どのクラブであれあなたはボールから正しい距離で立っていると云える」

（December 10, 2025）

英国の名インストラクターJohn Jacobs（ジョン・ジェイコブズ）による、アドレスで正しいプレーンを決定する方法。

'100 Classic Golf Tips'
edited by Christopher Obetz (Universe Publishing, 2007, $24.95)

「あなたのスウィング・プレーンは主としてアドレスの体勢で決まってしまう。

ボールに向かって快適かつスクウェアに立ち（窮屈なほど狭くも手を伸ばし過ぎでもなく）左腕とクラブが多少なりとも連続した直線を形成する。

垂直の線と比較した角度は、腕で上下にスウィングする際に理想的なプレーンとなる」

文字だけでは解りにくいかも知れません。ボールに近く立てば自動的にアップライトなスウィング・プレーンとなり、ボールから遠くに立てばスウィング・プレーンはフラットになります。

また、トップで両手を右肩へ上げるか、その上まで上げるかという「二つのプレーン」という理論もあります。

John Jacobsの云わんとするところは、両手を突っ張るように伸ばすのでもなく、両手を身体に近づけ過ぎるのでもない、快適な角度を維持せよ…ということです。

【参考】「二つのプレーン」（tips_90.html）

（December 10, 2025）