June 01, 2024

飛ばそうと思うと飛ばない

 

「飛ばそう!」ではなく、「いいスウィングをしよう」と思うと飛びます。

[Crane]

数週間の飛距離増ラウンドの後、私の飛距離が減退してしまいました。悪くはないのですが、上り調子だった時の距離まで届きません。

理由は判っています。「おれだって飛ばせる!」という自信がつき、常にその距離を飛ばそうとし、さらには「もっと飛ばそう!」と思ってしまうのです。そして飛距離を恵んでくれた「インパクトで胸を張れ!」を忘れてしまう。

反省しました。先ず第一に「いいスウィングをしよう」と思うべきなのです。いいスウィングをすると、おまけで飛距離がついて来るのです。

その証拠に、No.11(232ヤード)パー4でまたまた残り45ヤードまで飛ばすことが出来ましたし、No.16(200ヤード)パー4ではガードバンカーの左横まで飛ばしました(新記録)。

「飛ばそう!」と思うと力みます。力むと筋肉も身体も硬直します。これでは望んだ飛距離は得られません。

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インストラクターPaul Wilson(ポール・ウィルスン)の「どうすればスウィング速度を上げられるか?」というヴィデオがあります。[https://www.youtube.com/watch?v=lROE1r9S9D4]ハンデ11でドライヴァーでラン込み230~240ヤード飛ばすという生徒が実験台。その生徒が通常のスウィングをすると平均のスウィング速度93mph(42.6m/s)。

今度はポール・ウィルスンが「では、手首を柔らかくしてイーズィに打ってみよう」と云って自分で打つと97mph(43.4m/s)。そして次のショットでは途端に115mph(51.4m/s)。凄い変化ですが、その秘密はダウンスウィングの早期に下半身をターゲットに向けるというだけのことなのです。「これがスウィング速度を上げるコツだ」と彼は断言します。

つまり力むのではなく、手首・手・腕をゆるゆるにし、下半身主導でダウン→インパクト→フォローとスウィングするとスウィング速度が上がって飛距離が増すのです。

私の場合、方向性を損なわずに飛距離を増しています。これには秘訣があります。Bobby Jones(ボビィ・ジョーンズ)のトップを真似るのです。

【図の1】先ずクラブを身体の前に地面と平行に伸ばします。それから手首を90°近く上に曲げます(図)。これはコックした状態です。

【図の2】(身体は動かさずに)手首を右に曲げて、鏡で見た場合右肩の突端とシャフトが重なって見える角度にします。クラブが右肩に接するわけではありません。重なって見えるだけ。

【図の3】手首は動かさず背骨を軸として上体を捻転し、左肩の突端がボール位置に達したらトップの完成です。

このトップがボールを真っ直ぐ打つ秘訣です。

【参考】「Bobby Jones(ボビィ・ジョーンズ)式トップの作り方【詳説】」(tips_207.html)

(June 01, 2024)

ゴルフ・シューズ代替品

 

[trail running shoes]

私が履いていたゴルフ・シューズがひび割れて来て、接着剤での応急手当でもごまかせない状態になりました。

ゴルフ用品店があれば迷わず出向くところなのですが、私の町には一軒もありません。ゴルフ用品店のある町へは90分ドライヴしなければならないので億劫です。

インターネットで"golf shoes, substitute"(ゴルフ靴、代替品)でググると、「trail running shoes(トレイル・ランニング・シューズ)が最適」という記事が見つかりました。この靴は舗装道路上ではなく山道を走るための靴なので、普通のスニーカーよりも靴底の凸凹が深いためグリップ力が強くスリップしない設計です。ソフトスパイクと似たような効果を発揮すると思われました。

町の大きな靴屋二軒を訪れてみましたがトレイル・ランニング・シューズは置いていませんでした。仕方なくAmazonに注文しました。実際に履いてみないで購入するのは冒険ですが、アメリカは返品天国なので足に合わなければ即刻返品するつもり。

届いたトレイル・ランニング・シューズ($56.00、写真)は私の足に合いました。ラウンドでどうかでしたが、全く問題ありません。走るための靴なので軽くてしなやか。強いて難を云えば、靴底の凸凹を足の裏で感じるのがウザい。で、中敷きを入れてみました。きつくもなく、とても快適になりました。

(June 01, 2024)

パットの日替わりボール位置

 

ラウンド前に練習場で1.5メートルのパットを練習しました。この距離はギミー(OK)の距離から外れているので必ずパットアウトしなければなりませんが、バーディの場合でもパーの場合でも是非とも入れたい距離です。しかし、ちょっと長目なのでパットの成功は確実ではありません。

この日の練習でもかなり外しました。練習の終盤になってボールの多くが左に切れることに気づいたので、スタンス中央にしていたボール位置を若干スタンス後方にしてみました。異常な位置ですが、その後ぼんぼん入りだしました。「そうか、今日のボール位置はスタンス後方だな」と思いました。

ところがラウンド中それをすっかり忘れてしまったのです。何度も大事なパットに失敗し、ついにラウンド終盤となった頃、ふっと朝の練習を思い出しました。その後の数ホール、嘘のようにパットが成功しだしましたが、時既に遅しで、われわれのチームは1打差で負けてしまいました。もっと早めに思い出していれば…と悔やまれました。

パットする時の最適のボール位置は日によって変わることがあります。常に同じと考えると折角のラウンドを台無しにしかねません。ラウンド前に10分でも15分でも練習し、確認しておくといいと思います。そしてベストの位置が定まったら、それを忘れないこと。

【参考】「日替わりボール位置」(tips_114.html)

 

(June 01, 2024)



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