October 25, 2019

ガニ股トレーニング [bowleg]

手打ちを予防し、下半身主導のダウンスウィングをするには、トップに達した後左膝を開いてガニ股にするのが効果的です。私は主に飛距離増を目指して、上腕三頭筋を鍛えるためにジムに通っているのですが(脚の鍛錬もしてますけど)、その一つの運動にトップ→ガニ股への推移を取り込んで実行中です。

このフィットネス・マシンは、普通はマシンに正対したり背中を向けて三頭筋の力でロープを自分の身体の方に引っ張るものなのですが、私は横向きになって先ずトップの形を作り、左膝を開いてから手・腕を斜めに引っ張り下ろすという運動にしてみました。

三頭筋トレーニングと下半身主導のダウンスウィングを合体させたわけです。見ている人には「何やってんだ、こいつ?」と思われてるでしょう。こんな運動をしているのは私一人しかいないので。

これに慣れれば、最初に「右」、トップで「左」と唱えて意識的にガニ股にする手順無しに、自動的にガニ股式ダウンスウィングが遂行出来るようになるでしょう。そしたら手打ちとはおさらばです。

楽に下半身主導のダウンスウィングが出来る人はこんな運動をしなくていいのですが、ややもすると手打ちが出る私などには癖をつける意味で必要です。

(October 25, 2019)

雨中のラウンド

 

その日の天気予報は昼過ぎから雨となっていたので、われわれの10時からのラウンドの終盤(昼過ぎ)に降られる公算はありました。しかし、こういう場合でも経験から云って雨が降り出すのはわれわれのラウンド終了後となることが多いので、シニアはいつも通り集まりました。

[rain]

三組でプレイすることになり、私は最初の組のキャプテンにされました。ここのところ二連勝していた私は、「勝ちたい!」とも「負けたくない!」とも思わず、ただキャプテンとして恥ずかしくないプレイをしようと考えました。

雨は意外に早くNo. 4に差し掛かる頃ぽつりぽつりし始め、幸い本降りにはならなかったものの、最後までしとしとと降り続きました。本降りならどの組かの誰かが「今日はもうやめようや!」とか云い出すのですが、雨足が見えるほどではないので、全ての組が“完走”しました。アメリカ人たちが、多少の雨に濡れるのを厭わないせいです。日本人の私は濡れるのが鬱陶しかったです。

この日、私のGuerin Rife 2Bar(ゲリン・ライフ・2バー)パターによるパットは好調で、アウトは1バーディの3オーヴァー・パー(パット数計10)、インは1バーディの2オーヴァー(パット数計15)。トータル5オーヴァーで、パット総数は25でした。

市営ゴルフ場のグリーンは普通は早いのですが、小雨模様で少し遅くなっていました。予算不足、人手不足、その結果の手入れ不足で、現在のグリーンは雑草が混じって盛り上がっているし、芝の禿げたところもあって凸凹しています。しかし、湿ったグリーン上で少し強めに打つことが、それらの障害を克服してくれた感じ。

パット以外では、「正確無比なショットの秘訣」(tips_185.html)の実行に努力しました。その割にパーオン率は高くないのですが、二つのバーディはこのtipのお蔭でした。大分以前に好調だった時もこのtipの実行に専念していた記憶があります。「ガニ股」をダウンスウィングの切っ掛けとしてこの「秘訣」を併用すると、うまく行けば惚れ惚れするような軌道でピンに向かうショットが生まれます。

わがチームは三打差でゲームに勝利しました。

【おことわり】画像はhttps://dks.scene7.com/にリンクして表示させて頂いています。

(October 25, 2019)

私の現在のパッティング・ストローク

 

ここのところ、私のパッティングは悪くなかったのですが、先日パット総数25で廻れたので(トータル5オーヴァー)、現在のストローク法は間違っていない思われます。で、忘れないうちに私のストロークの“方法”をメモしておきます。

もともと私のストローク法は「弾く」スタイルではありません。最近成功しているのは、ビリヤードの球を撞くように、低く滑走するように転がす感じ。

典型的なパッティング・ストロークの連続写真を見ると、芝に僅かでも沈んでいるボールはパターのロフトによって打ち上げられ、その後少しの間滑走(skid)し、やおらトップスピンで転がり出します。普通は滑走区間を出来るだけ短くし、早目にトップスピンによって転がすものとされています。その方が勢いがあり、地面の凸凹などに左右されず、コントロールされた転がりになるからです。

私のストロークは低くバックスウィングし、低くフォローを出すので、ビリヤードに似ているのですが、ビリヤードのようにボールの上を撞いたり(ボールが順回転する)、ボールの下を撞いたり(バックスピンがかかってボールが逆回転する)なんてことはしません。さらに、実際にどの程度の距離を滑走しているのかも不明。カップに届く頃にはまともに順回転しています。ですから、「滑走させるように打つ」というのは、私の単なる思い込みかも知れません。しかし、弾くのでもなく順回転させようと打ち上げるのでもなく、ボールを地面の上で長く押し出すようにしているのは事実です。それが私にとっては「滑走」というイメージなのです。

理論と実際の違いはどうあれ、結果が良好なのですからこの方式をずっと継続すべきだと思っています。

【私の手順】
・左右とも生命線でハンドルを握るスプリット・ハンズ、レフトハンド・ロー。←「ハーフのパット総数10を恵んでくれるグリップ」(tips_195.html)
・広いスタンス(両足の内側の距離が約34センチ)。←「スタンス一つで、あっと云う間にパット巧者になれる法【実話】」(tips_163.html)
・左膝を内側に入れる。←「脚の長さの違いは、両手の向きに影響する」(tips_169.html)
・目はボールの下方約17センチ(ラインの内側という意味)「常識外れのパッティング」(tips_185.html)では、28センチも離していましたが、短いパターに替えたので、ボールとの距離も短くなりました。
・左肘を伸ばす。(硬直させるほどではないが、肘を折らない)
・ターゲットを見ながら三回の素振りで距離感(バックストロークの振り幅)を身体に覚え込ませる。
・「完璧なストロークの探究」(tips_193.html)の要領でバックストローク。
・ボールを滑走させるようにフォワードストローク。
・「ボールの残像を見よ」(tips_171.html)を実行する。(これを実行すると成功率が格段に高くなる)

 

(October 25, 2019)



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