April 20, 2019

目のつけどころ・最新版

現在の私の目のつけどころを御紹介します。

[point]

・ドライヴァーを打つ時は、ボールの15センチ後方です。【参照】「ドライヴァーでストレートに飛ばす秘訣」(tips_171.html)

図のA:アイアンを打つ時はボールのターゲット方向を見ます。こうすると、ボールを先に打ちA地点でディヴォットを取ることが出来ます。これによってロフトが活かされ、望んだ軌道での正しい飛距離が得られます。ボールを見ながら打つと、往々にしてボール後方の地面をダフりやすい。これだと、クラブのロフトが増えてしまうため、ボールの軌道は高くなり、飛距離は短くなってショートすることが多い。

図のB: ピッチングとチッピングではボールと地面の接点を見つめます。プロたちは、このショットでも(A)地点を見つめて盛大なディヴォットを取るようですが、私はトップしてホームランを出すのが恐いので(B)地点にクラブのリーディング・エッジを打ち込むようにしています。

図のC: パッティングではボールの天辺ではなく、ボールの側面を見るようにしています。特にディンプルの一つを凝視し、打った後ボールの残像を見るように努力します。

【参考】「ディンプルの一つを見つめよ」(tips_171.html)

(April 20, 2019)


パターと両手を縛って一体化する [rope]

以前、パッティング・ストロークのために「手と手首を凍結したパッティング」(tips_145.html)というイメージを提唱しましたが、もっと実感し易いイメージを考えました。

写真のように、両手とパターはロープで縛り付けられて一体となっている…と考えるのです。残念ながら、この感覚を実際に味わうには誰かの助けが要ります。自分で自分を縛るということは出来ないので(やってみて初めて知りました)。私のこの写真はカミさんに縛ってもらい、シャッターも押して貰いました。この素晴らしい一体感は少なくとも一度は味わってみる価値があります。

【註】ロープでなく、3メートルぐらいのゴム紐(下着などに使うもの)があれば、一人でも両手とパターを一緒に縛り付けることが可能です。

特に顕著なのは、バックストロークのトップでパターヘッドがぐらつかないこと。僅かでもぐらつくと、方向性が定かでなくなる恐れがあります。これを回避出来るというのが、この“緊縛趣味”イメージの素晴らしい点です。

しかし、縛られているからといって手・手首・腕・肩などを強ばらせると、ボールが走らずショートしやすい。塩梅が難しいのですが、縛られた両手・両手首を一体としつつも、柔らかくスムーズなストローク動作をすべきです。


(April 20, 2019)

久し振りに6オーヴァー

例によって、色々「ゴルフの秘訣発見」を目論みながらストロークやスウィングをいじくっていたため、ここのところいい成績を出せませんでした。やはり、それではあまり面白くないので、過去の好調期にやっていたことに全部リセットしました。特に、パッティング・ストロークを。

そしたら、途端にパット総数26で6オーヴァーで廻れました。1バーディ、1ダブルボギー付きで。

この日のパッティング・ストロークは、仲間から賞賛されました。最近気温60〜70℃の日も出て来たので、グリーンが早くなっています。マスターズほど早くはありませんが、注意深く勾配を考慮し、穏やかにストロークしないとかなりオーヴァーしてしまいます。しかし、撫でるようなおっかなびっくりのストロークでは、芽が出始めて凸凹状態のグリーンでは千鳥足のボールになってしまうだけです。

私は上記「目のつけどころ・最新版」に書いた、ボール側面のディンプルの一つを凝視しながら、カップに向かってボールを押すようにストロークしました。弾いたりしてボールに余分なパワーは与えないようにし、バックストロークの幅だけで距離を調節。ラウンド後半が12パットで済んだのは、このテクニックのお蔭です。最も長い距離は5メートルのパー・パット成功、バーディ・パットは3メートルでした。

このラウンド、ドライヴァーは「Justin Thomas(ジャスティン・トーマス)風に飛ばす」(04/03)で通しました。毎回「飛ぶ」というわけではありませんが、この打ち方は真っ直ぐ狙ったところに飛びます。

この日、私は一つの試みをしました。3番ウッドをベンチ入りさせ、4番アイアンに置き換えたのです。なぜ4番アイアンかというと、あるパー3は5番アイアンでは足りず、ハイブリッドの3/4スウィングだと飛び過ぎることがあるので、4番で攻めてみたのです。これは功を奏し、ワンオン出来ました。3番ウッドの代わりには21°ハイブリッドを使いました。これは3番ウッドに較べるとステディに打てますが、やはり距離が落ちるので、バーディ・チャンスは得られません。あるパー5は4オン1パットのパーでした。しかし、バーディを求めて3番ウッドを復活させるべきかどうか、悩むところです。

四ホールまでパー、パー、パー、パーと続いたため、「この調子だ!」と昂揚した反面、殊勝に「そういつまでも続かんだろ」と自分を戒める気持ちも湧いたのです。直後のNo.5でボギーにしてしまい、続くNo.6でダボ。悲観的想念によって、メンタルに自滅した感じ。ラウンドの途中でスコアのことを考えるのは破滅の因です。

(April 20, 2019)



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