April 03, 2019

Justin Thomas(ジャスティン・トーマス)風に飛ばす

ある日のパー5、別に意図したわけではなかったのですが、突っ立つようなインパクトで、精一杯両手・両脚を伸ばしたスウィングをしました。ボールは真っ直ぐ狙ったところへ飛び、飛距離もいつもより伸びていました。

[J.T.]

「今のはJustin Thomas(ジャスティン・トーマス)みたいなスウィングだったな」と、すぐ思いました。PGAツァーの若手で、Jordan Spieth(ジョーダン・スピース)と仲良しでありライヴァルでもあるJustin Thomasは、体重60kgでありながらかなり飛ばします。彼が優勝した時のPGA選手権では、彼のティー・ショットが最も飛んでいたそうです。彼は地面を蹴るようにして身体を持ち上げ、右サイドのパワーを全開にして打ちます。「地面からパワーを得てるんだ」と彼は云っています。

次のラウンド、私は意識的にJustin Thomasのスウィングを模倣してみました。全部ではありませんが、かなりの確率で飛距離が伸びました。最高は50ヤード増、最低でも10ヤード増。これは、地面が朝露で濡れている冬季・早春のゴルフとしては特筆すべきことでした。

この方式のいいところは、なぜだか解りませんが方向性もいいことです。クラブフェースが、左回転する前に、ターゲットにスクウェアである時間が長いせいではないでしょうか。その日のNo.16(205ヤード)パー4の、私のティー・ショットはグリーンサイド・バンカーの手前1.5メートルに届き、ピンまでは残り25ヤード。最近にないロング・ドライヴとなりました。

インパクトで地面を蹴って突っ立つ…なんて云うと、トップするんじゃないかという恐れを感じるかも知れませんが、不思議にトップはしません。いい手応えを残してくれるのですから、スウィートスポットで打てていることは間違いありません。

インパクトで立ち上がる(伸び上がる)のが目的ではなく、身体の前で精一杯両手を伸ばしたインパクトを達成する…と考える方がいいかも知れません。この考え方だと自動的に身体も伸びるからです。

【参照】「Justin Thomas(ジャスティン・トーマス)の 両脚を伸ばして飛ばせ」(tips_193.html)[Youtubeヴィデオ付き]

【おことわり】画像はhttps://media.golfdigest.com/にリンクして表示させて頂いています。

(April 03, 2019)

上手い人とプレイすべし

英語の諺に"Monkey see, monkey do."というのがあります。猿は人真似をしますが、われわれゴルファーも仲間のプレイを見守っていて、その男がチョロするとこちらもチョロしちゃったりします。まさに猿真似。

上手い人と一緒に廻ると、彼の素晴らしいプレイを見て、こちらも恥ずかしくないプレイをしようと真剣に努力しますから、スコアもまとまるし、上級者もあなたに一目置いてさらに上達するヒントをくれるかも知れません。

下手っぴと廻ると、あなたの自尊心は満足させられるかも知れませんが、彼のお粗末なプレイに感染し"Monkey see, monkey do."状態になる恐れがあります。彼があっちゃ行きこっちゃ行きしてるのを待ってる間に、こちらの真剣味は薄れ、気分はだらけてしまいます。スコアが良くなることなどなく、「こんなことなら家でTV見てる方がよかった」となるのは必至です。

「上級者の誰もが下手っぴと廻りたくないなら、おれと廻ってくれる上級者もいない筈ではないか?」いえ、そうとも限りません。あなたの性格とマナーが良くて、楽しく廻れるタイプなら上級者もあなたを選ぶでしょう。

出来れば、あなたの模範としたいような上級者が見つかると最高です。その人のスウィングも、寄せのテクニックも、戦略すらも、全て真似たいような人。ゴルファーは(ほとんど)みな教え魔ですから、真剣に教えを乞えば拒む筈はなく、逆に喜ぶでしょう。何でも吸収したくなるような人とのラウンドは、こちらも勉強になるし、あちらも嬉しい筈です。

 

しかし、単なる聞き上手で、御説は拝聴するがそれをちっとも実行しないというのは駄目です。上級者の助言は、長年の経験から出た金言です。それを練習もせずその場でたった一回試しただけで捨て去るようではいけません。そんなことでは、上級者から愛想を尽かされ、一緒に廻ってくれなくなります。

ある日の午後、練習ラウンドしにゴルフ場へ行ったら、顔なじみの男が丁度No.1でスタートするところでした。彼は私と同じようなレヴェルであるものの、強いて云えばショートゲームがあまり上手でないので、僅かに私が頭一つ上という感じ。本当は私一人のラウンドをするつもりだったのですが、行きがかりで二人で廻ることに…。彼は既に18ホール済ませ、これが19ホール目で、あと9ホール廻るつもりだとのことでした。

私もせっかちな性格なのですが、彼は私の三倍ぐらいせっかち。どんどん勝手にショットし、勝手にパットし、私のホールアウトを待つという感じ。18ホール済ませている彼が結構いいプレイをするのに反し、彼のペースに追いまくられた私はダボを二つも出し、全く精彩なし。「一人で廻りゃ良かった」と後悔しました。このハーフ、私はパット数17の7オーヴァーでした。

帰宅するという彼から解放され、後半は一人で廻りました。3バーディ、13パットの2オーヴァー。アウトとインのこの違い、私はパートナーによるものと考えています。同伴競技者というものは、それほどこちらのプレイに影響します。相手は選ぶべきです。

(April 03, 2019)



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