November 01, 2018

ハーフのパット総数10を恵んでくれるグリップ

 

私の脳は100GBぐらいの容量しかなく(本当は、人間の脳は1,000テラバイトの容量があるらしいですが)、99.9GBの情報・知識・経験を記憶すると、新しい10GBの情報を蓄えるには、古い知識・記憶を消去するしかないようです。

[ultimate grip]

私は自分が書いた「完全なるパッティング・ストロークを求めて」(tips_193.html)という2018年4月の記事を“完全に”忘れていたのです。その記事の骨子はスプリット・ハンズによって左右の手首を殺したグリップでした。これを用いていた当時、「2月に一回、3月に一回、各ラウンドで四つのバーディを得ていた」と書いています。そんなに功績があったグリップによるストロークをとんと忘れ去っていたのでした。

ある日の練習ラウンドで、そのグリップをリヴァイヴァルさせてみました。最初のハーフは、あるホールがメンテナンス中でプレイ出来なかったため、パット数は合計出来ません。どっちみち、慣れないグリップに気を取られたせいで芳しい結果ではありませんでしたが。

しかし後半に入って、何と2パットはたったの1ホール、残りは全部寄せワンで、合計10パットの3オーヴァーでした。パット数計10というのは、私にとってこれが二回目ですが、前回(2011年6月)は二度のチップインを含む幸運の賜物でした。今回もピッチング、チッピングが良かったとはいえ、チップインはゼロでした。ですから、今度のハーフ10パットは堅実なパッティングによるものと云えます。

グリップの詳細は「完全なるパッティング・ストロークを求めて」(tips_193.html)にあるので繰り返しません。このグリップの素晴らしいところは、右手の四本指を左前腕に押しつけ続ける(矢印)限り、左手首の角度が変化することはない…という点です。FLWを気にしなくていいのです。横に置いた鏡で見ると、パター・シャフトと左手・腕は一直線になっています。また、例の床に寝せたクラブの上でのストローク練習も、これまでよりずっと正確に遂行出来ます。左手・腕を真っ直ぐ伸ばしているのですから、当然なんですが。

どうして、この金鉱のようなグリップを忘れていたのか?日記を読み返して分りました。6月頃、右手が強過ぎて失敗が続いた時、「遂に発見!ショートパットの秘訣」(tips_187.html)を読み直し、グリップを変えてしまったのです。そして、この技法は過去の実績もろとも完全に忘れ去られていたのです。いやはや、五ヶ月間を無駄にしてしまいました。

(November 01, 2018)

厳しい目でTV観戦する

 

プロたちがパットする時、それが超短い距離でない限り、その成功・不成功を予言することが出来ます。

プロのアドレス時の左手首の角度を記憶します。インパクトでその角度が保たれていればパットの成功率は高いですが、もし左手首の角度を減らす(くの字にする)と、しゃくり上げるようなストロークをしているわけで、方向性も定かでなくなり、ショートする確率が高くなります。

このサイトで私が力説していることですが、正確なパットにはFLWが不可欠です。FLW、すなわち"Flat Left Wrist"(フラットな左手首)です。プロが、左手をパターと一直線に伸ばすのではなくYの字のアドレスをしているのであれば、インパクトでFLWにする必要はないのですが、Yの右辺の角度を増やしたり減らしたりしてしまうと失敗することが多い(100%失敗ではなく、なおも成功することがあります)。

これはPGAもLPGAも問いません。パットが巧くなければ生きてはいけないプロたちでさえ、左手首の角度を変えてミスすることが多いのです。

上のグリップを採用すればミスは少なくなる筈ですけど(^^;;。

 


(November 01, 2018)

バンカー・ショットに失敗しない方法

 

「最大コックがバンカー・ショットの決め手」(tips_193.html)と「バンカー・ショットの距離調節・完全版」(tips_195.html)の二つを備えていれば完璧だと思っていましたが、もう一つありました。

上の二つに付け加えたいのは、他のフル・スウィング同様、《トップで重力(引力)がクラブを下方に引き戻す動きを待つ》ことです。これが最大コックを有効利用するパワーを付け加え、しかもスクウェアなクラブフェースを保ってくれます。

実際問題として、手・腕だけでクラブヘッドで砂の中を潜り抜けさせるには、ちょっとしたパワーを必要とします。最大限コックしていたとしても、砂の抵抗によってクラブヘッドがつっかえてしまうこともあります。

しかし、重力の助けを借りれば必ず振り抜けます。「バンカー・ショットはゆっくり打て」は多くのプロやインストラクターが説く言葉ですが、グリーンサイド・バンカーであれば距離は必要としないわけですから、全力を使う必要はさらさらありません。砂地獄の恐怖に怯えて慌ててスウィングするのでなく、ゆっくりトップに向かいフルにコックし、そこで一時停止し、クラブの重みが下方に向かうのを待つ。重力が司る振り子運動によって適切なパワーで砂を打ち抜けば、絶対チョロにはなりません。

 

(November 01, 2018)



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