February 25, 2018

股関節から曲げてパットせよ

 

"swing key"(スウィングの鍵)とか"swing thought"とか呼ばれるプロたちの「留意事項」を集大成した本より。今回はPGAで活躍したTom Purtzer(トム・パーツァー、1951〜)の巻。彼はPGAツァー、Championsツァーで15勝しています。

'Swing Thoughts'
edited by Don Wade (Contemporary Books, 1993, $12.95)

「よいパッティングの秘訣は、ボールに向かって正しい姿勢で立つことだ。あなたは快適であろうとするだろうが、同時にラインを見るために目をボールの真上に置く必要がある。

あるトーナメントに参加した時、私はパッティングのセットアップに関して少し試行錯誤していた。そして、股関節から前傾するとラインがよく見え、ストロークも向上することを発見した。その理由は、両腕が自然にかつ快適に垂れ下がるからである。

その週、私のスウィングは好調だった。だが、私が開発したこのセットアップの微調整によって、パッティングに自信を持てたので、グリーン回りでいつもより積極的に攻めることが出来たのが大きかった」

【参考】
・「股関節とはどこか?」(tips_110.html)
・「1.2mのパットをミスしない方法」(tips_120.html)
・「Dave Stockton(デイヴ・ストックトン)のセットアップ」(tips_122.html)
・「スウィング・キイ大全集・前篇、後篇」(tips_46.html)

 

(February 25, 2018)

腹筋ストロークの発見

 

これまで「排気でパット」とか、「重力まかせのストローク」、果ては「パッティングにForce(フォース)を使え」などと、様々に工夫を凝らして来ましたが、今度のは間違いなく極めつけです。

「ストローク軌道のチェック法」(tips_185.html)でかなりストレートなストロークが可能になったとはいえ、完璧とは云えませんでした。鏡を左横に置いて練習ストロークをしてみました。左右の肩を一線にしてストロークを開始し、左肩が前に出ないように懸命に注意していても、インパクトにかけて右肩が前に出て来ちゃいます。これは気に入らない。スタンスをオープンにしても、クローズにしても同じ。左右の手のグリップ法を色々変えてみても同じ。体重を右に掛けたり左に掛けたりしても同じ。

破れかぶれで闇雲にパッティングとは無関係に思えることもしてみました。その一つが、臍下丹田(せいかたんでん)に力を篭め、腹筋をぎゅっ!とすぼめながらのストロークでしたが、何とまあこれが大当たり!【註】右肩が100%出て来ないとは云いませんが、臍下丹田に力を篭めてストロークすると、右肩は多くて5%以内しか前に出なくなります。普段のだらけた腹筋だと右肩が10〜15%出て来ますので、これは大きな違いです。

【註】臍下丹田(せいかたんでん)とは、おへその下を指し、昔から剣道などの重要な集中ポイントとされています。

何故、臍下丹田に力を篭めると肩が廻らなくなるのか、そのメカニズムは解りません。私はドライヴァーを打つ時、バックスウィング開始の前に臍下丹田に力を篭めています。これはパワフルなショットに繋がっていると思いますが、ひょっとしたら方向性にも貢献してくれているのかも知れません。

その後、バーディ・パットや大事なパー・セイヴの際に臍下丹田に力を篭めて、多くの場合成功しています。本当は全てのパットでそうすべきなのですが、興奮していると忘れてしまうのです(^^;;。

 

(February 25, 2018)

全てのパットを成功させる

 

スポーツ心理学者Joe Parent(ジョー・ペアレント博士)による、パッティングに関するメンタルtip。

'Zen Golf'
by Dr. Joseph Parent (Doubleday, 2002, $17.95)

「あるトーナメントで、PGAツァーのヴェテランPeter Jacobsen(ピーター・ジェイコブセン)が、『最終ホールのパットに失敗した時、どう感じました?』と聞かれた。彼は『失敗なんかしなかったよ。私はパットに成功した。だが、ボールがカップに入るのに失敗したんだ』と答えた。

これは正鵠を射た考え方である。パットの(手順の)成功とパットを沈めること(結果)の違いを認識すべきだ。その新しい定義を明らかにするため、パッティングのプロセスの要素をおさらいしよう。
1) 最善と思われるラインを選択する。
2) 最善と思われるストロークの強さの感覚を得る。
3) 最善のストロークをする。

われわれに出来るのはここまでである。ボールが転がり出した後、その結果はわれわれにコントロール出来ない。

だから、最も良い定義はこうだ:あなたが選んだラインにボールを転がし、望み通りの強さで打ち、いいストロークをしたと感じられたのなら、あなたはそのパットに成功したのだ。あなたは全てのパットを沈められないかも知れないが、あなたは全てのパットに成功することが可能だ。

 

これはパッティングに関する自信の構築に強力な影響を及ぼす。ベストのゴルファーでさえ、ラインを読み違えることは珍しくない。あなたが読み違えを犯したとしても、上のプロセスを完璧に遂行したのなら、満足感と共にグリーンを立ち去ることが出来る。これはポジティヴな心構えを持続させてくれる。どれだけパットをミスしたかを数えるのは、自信の構築の妨げになるだけだ。反対に、ほとんど全てのパットを成功させたという満足感は、素晴らしい後味を残す。パットに関する限り、自信がものを云うのだ」

(February 25, 2018)

久し振りにハーフでパー・プレイ

 

[shot]

前半は18パット、6オーヴァーと非常にお粗末でしたが、後半になって別人のようになり、2ボギー、2バーディのハーフ・パー(後半のパット数は12)を記録しました(過去のハーフ・パープレイは2003年と2004年ですから、なんと14年振り)。ラウンド合計も6オーヴァーの快挙。

要因はいくつかありますが、次の三つが大きい。
1) トレーニングの成果ですが、目一杯のパワーを使わなくても良い飛距離が出るようになったので、コントロールし易くなった。

2) アプローチ・ショットで「正確無比なショットの秘訣」(tips_185.html)を実行している。これは、右肘が右ポケットを追い越さないダウンスウィングで、方向性が素晴らしく良くなります。ただし、腕の力が減る分、距離も若干減るので、これまでの自分のヤーデージに少し割り増しする必要があります。

3) バーディやパーを得た時は、上の「腹筋ストローク」に助けられました。全てのパットで腹筋ストロークを実行すべきなのですが、つい忘れてしまいます。


(February 25, 2018)



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