February 14, 2018
●上昇軌道で打つ練習法
ネットで人気のインストラクターBrian Manzella(ブライアン・マンゼラ)の超簡単tip。 'Stop your chop!' 「あなたのスウィング軌道があまりにも急だと、二つのことが起る。 それはまた、ポップアップの危険性も孕む。 その薪割り打法をアッパーカットに変えて、数ヤード増やすには次の練習法が役立つ。 ボール三個入りの空き箱を、ティーアップしたボールの約25センチほどターゲット方向に(ターゲット・ラインと直角に)置く。あなたの使命はその空き箱に触らずにボールを打つことだ。これに慣れたら、あなたのドライヴァーはインパクトで上昇し、ドッカーンッと飛ぶこと疑いなし」 |
私が実行している上昇軌道で打つ方法は、ボール位置は左脇の下の前方とし、そのボールの20センチ後方でクラブヘッドを構え、インパクトまでヘッドのすぐ前の地面を凝視する…というものです。ボールを見てしまうと、それは普通のスウィングになってしまい、アッパーに打てません(プルになる恐れもある)。ボールの20センチ後方を見つめていると、そこがスウィング弧の最低点となるため、そこから上昇軌道になるクラブヘッドよってアッパーに打てるのです。
(February 14, 2018)
●引き金グリップでリリースせよ
インストラクターLaird Small(レアド・スモール)が説く、スムーズにリリースをするコツ。
'Golf Magazine's Play Like a Pro'
edited by David DeNunzio(Time Home Entertainment In., 2013、$29.95
「よいプレイヤーたちがパワフルなショットを生み出す要素はいくつもあるが、多分最も重要なものは、インパクトにかけてフルにリリースすることだろう。その意味するところは、彼らがヒッティング・ゾーンでクラブヘッドに手を追い越させ、蓄えた全てのエネルギーをボールに向かって解き放つことだ。よいプレイヤーたちは、まるで鞭を鳴らすようなスウィングをする。
リリースを改善する偉大な方策は、右手の人差し指を引き金のように用いることだ。アドレスでハンドルを握る時、右手の人差し指を他の指から離し、銃の引き金を引く形にする。このようにしてスウィングすると、右手はハンドルにさらなるプレッシャーを掛け、両腕を伸ばしながらクラブを返す(トゥがヒールを越えて回転する)のを容易にする。
この特別な握り方で通常のスウィングをし、右手の人差し指がクラブをリリースするのを確認されよ。正しく行うと、左手のナックルが地面を向き、まるでテニスの前腕トップスピンを打つ感じになる筈だ」
【参考】「引き金グリップ」(tips_41.html)
(February 14, 2018)
●タイミングを回復するコツ(ある有名インストラクターの生涯の秘訣)
'Practical Golf' (1972、邦訳『パーフェクト・ゴルフ』)の著者John Jacobs(ジョン・ジェイコブズ、1925〜2017)は、英国生まれでヨーロッパで最も高名なインストラクター。アメリカだけでも29のゴルフ・スクールがあります。
'50 Greatest Golf Lessons of The Century' 「これはどのクラブを打つ時にも役立つtipだ。 スウィングする時、"It is the ball you are hitting."(お前が打つのはこのボールだぞ)という文句を唱え始め、「ボール」という言葉を強調しながらボールに狙いを定める。確信を持って唱えるように。 私の生涯で、スウィングのタイミングが合わないと感じられた時、しばしばこのtipに立ち戻って、申し分無く助けられた。これはスムーズなスウィングをもたらしてくれるが、もっと重要なことは、あなたのエネルギーの全てをインパクトに集中させてくれることだ。先ず素振りで試されよ。間髪を入れず、あなたは私の云わんとするところを感じ取ることだろう」 【参考】・「自然のタイミング」(tips_52.html) ・「二つのタイミングを同期させる」(tips_68.html) ・「タイミングとは何ぞや?」(tips_149.html) ・「Mr. X(ミスターX)のタイミング」(tips_185.html) ・「タイミング良くインパクトを迎えるのための訓練」(〃) |
(February 11, 2018)
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