September 06, 2017

Sergio Garcia(セルジオ・ガルシア)のダウンスウィング

このテーマでは過去にいくつかの記事を掲載して来ましたが、いずれも第三者の観察によるものでした。今回の記事はSergio Garcia(セルジオ・ガルシア)本人の言葉を第一部とし、われわれがそれを真似する場合の示唆を、第二部で最近人気のインストラクターBrian Manzella(ブライアン・マンゼラ)が解説します。

[Garcia]

'Golf Magazine's Play Like a Pro'
edited by David DeNunzio(Time Home Entertainment In., 2013、$29.95)

(by Sergio Garcia)

「私(Sergio Garcia)の考えでは、スウィンングの最中に行う最低のことが二つある。1) バックスウィングのトップから早期に肩を廻してしまうこと、2) ヒッティング・ゾーンに達する前に、左前腕とクラブシャフトとの角度を失うこと…の二つだ。最初のミスはひどいスライスかプルに繋がるだけだが、二番目のミスはラグ(左手とクラブシャフトが形成する角度)を失い、即座にあなたをフォーサムの中の最も飛ばないゴルファーにしてしまう。

私は、一旦バックスウィングのトップに達したら、切り返しが済むまで右肩を身体の後ろに留め続けようと考える。私のスウィングが最高にいい時、私の肩はボールに向かって動く最後のものだ。

スウィングのトップで、こう考えるべきだ。あなたは空からぶら下がっている長く重い鎖を掴んでいる。ダウンスウィングを始めながら、その鎖を真っ直ぐ下方に引っ張る。鎖は重いので、強く引かねばならない。このイメージは、肩を後方に留め、きつめのラグを保ち続けさせてくれる」

(by Brian Manzella)

「Sergio Garciaのアイアン・スウィングはゴルフの歴史の中のトップ10(多分トップ5)に入るものだ。少なくとも、彼の低いプレーンは過去40年の中でベストである。彼の動きを真似すれば、完璧なアイアン・ショットが打てる。

[Hogan]

多くの人がSergio Garciaの凄まじいクラベヘッド・ラグを彼のスウィングの鍵として特徴付けるが、彼らはポイントを見失っている。よいゴルファーなら誰でもラグを作り出すことが出来るが、彼のようにリリースする者は一人として存在しない。ラグは出来ても、多くの者はインパクト・ゾーンでクラブ・ハンドルを引き摺る。Sergio Garciaは全てを解き放つ。彼のスウィングが実際にいかにダイナミックであるかについて、彼は充分に評価されていない。

私はSergio Garciaのスウィングを、あらゆる速度の時のあらゆる角度から分析したが、彼は絶対に地面に向かって引っ張り下ろしていない。彼の手は下方に向かうが、同時にターゲット・ラインへと向かうのだ。手は彼の右側へ動く。事実上、トップ以降、彼ほど手をターゲットから遠ざけるように動かす者はいない。もし彼が上で述べているように鎖を引っ張り下ろしているとしたら、45°の角度で引いているのだ。

私の助言:Sergio Garciaの助言のように両手を落とす際、両手を右耳から遠ざけ、ターゲット・ラインの後方へと動かすよう試みるべきだ。これは、あなたの背をターゲットに長く向け続け、その恩恵に与ることが出来る」

[icon]

Sergio GarciaのスウィングはBen Hogan(ベン・ホーガン)そっくりと云われていますが、本家Ben Hoganもダウンスウィングで後方にグリップ・エンドを引っ張っています(写真)。

【参考】「スウィング速度を増す方法」(tips_179.html)


(September 06, 2017)

ダウンスウィングの順序を守れ

 

人気インストラクターBrian Manzella(ブライアン・マンゼラ)による、腰→手→クラブヘッドの順でインパクトに到達せよ…というセオリー。

'Golf Magazine's Play Like a Pro'
edited by David DeNunzio(Time Home Entertainment In., 2013、$29.95)

「切れ味のいいコンタクト、あるいはコンプレッションを作り出す(=ボールを押し潰す)唯一の方法は、正しい順序でダウンスウィングを行うことである。良いスウィングでは、腰が先ずボールに到達し、次いで手、最後にクラブヘッド…という順番だ。不幸にして、多くのアマチュアは全く逆のことをする。次の簡単なドリルで正しい順序を学ばれたい。

1) 三個のボールをスウィング弧に沿うように並べる。一個目はインパクト位置、二個目をその60センチ先に、三個目を二個目のさらに60センチ先に配置する。三個目は左足の延長線上に揃うように弧を描く。

2) スローモーション・スウィングをする。手とクラブヘッドが後方に遅れている間、最初に腰(ベルト・バックルを目安にすること)がインパクト位置のボールに達するように努力する。

3) 腰(バックル)が二番目のボールを向くまで、手はインパクト位置のボールに達してはいけない。手が早めに達してしまうと、望ましいコンタクトとコンプレッションを得ることは出来ない。

4) 腰が三番目のボールを向く頃、やっとクラブヘッドがインパクト位置に到達する。この腰、手、クラブヘッドの連続は、ソリッドなヒッティングの紛れもない特徴である」

 

(September 06, 2017)

Mighty Mouse(マイティ・マウス)

最近、私のドライヴァーの飛距離がシニア・グループの話題になっているようで、一緒のチームになった二人ほどが相前後して『あんたのドライヴァーを打たせてくれ』と頼んで来ました。私のドライヴァーTaylormade R11sは少し標準よりシャフトが少し長いとはいえ、ごく普通の仕様であり、種も仕掛けもありません。飛距離の秘密は私の高いティーアップと、その20センチ後方でヘッドをアドレスすることですが、これは誰であれ見ていれば分ることです。しかし、彼らは私の打ち方ではなくクラブがいいのだろうと思い込んでいるわけです。

[mouse]

あるメンバーの言葉によれば、私が違法ボールを使っているに違いないと考えている者がいるとか。それを裏書きするように、あるパー4で2オンさせた私のボールを「どんなボールを使ってるんだ?」と確認したがる男まで出て来る始末。呆れてしまいました。私のボールはクラブハウスで購入した「ブリヂストンB330RX」で、これまた種も仕掛けもありません。

ある日、他のチームのフィニッシュを待つ間のお喋りで、チームメイトのある男が「エイジ、これからおれはあんたをMighty Mouse(マイティ・マウス)と呼ぶぜ」と云いました。「おれの友人で、あんたと同じくらい小柄だが人一倍飛ばす男がいた。おれは彼をMighty Mouseと呼んでいた。このグループではあんたがMighty Mouseだ」と云いました。彼はまた、数週間前に私がNo.6(パー5)で達成したイーグルの目撃者の一人でもありました。

シニア・グループには、たまに驚くほど飛ばす男も数人いるのですが、その飛距離が出るのは1ラウンドにつき一回か二回のことであり、彼が属するチームは多くの場合彼のボールを林や薮の中で探すのに忙殺されるのが常。そういう男は全然尊敬されません。

その日、私が得たバーディはたった一個でしたが、何と私には計10回のバーディ・チャンスがあったのです。私一人で、チームに10個のバーディを期待させたとも云えます。多分、それがMighty Mouseという賛辞に繋がったのでしょう。そのニックネームがグループ内で定着するとは思えませんが、敢えて私が拒む理由も見当たりません。


(September 06, 2017)

ライ角調整・その後

先週、クラブフィッターにライ角調整を頼む前、私は九本のアイアンにインパクト・シールを貼り付けて、一本につき三個のボールを打ち、フィッティングの参考にして貰いました。彼は私の6番アイアンだけは完璧なので、調整不要と判断。その後、調整器具に一本ずつアイアンをセットして、現在のライ角を読み取り、念のためそのアイアンを私にアドレスさせてからライ角調整をし、最後に再度私にアドレスさせて適正なライ角であることを確認しました。

彼は、写真Aのように過度にアップライトだった五本のアイアンを、業界標準のライ角(62°)に直しました。他は60°と61°。ここでの問題は、私のスウィングが各アイアンを業界標準で振っていないであろうということでした。彼も「この調整後、やはり問題があるようならメモしといてくれ」と、次の調整への含みを残しました。

[lie angle]

調整後2ラウンドしましたが、やはり問題があるようでした。で、再度、水虫スプレー(粉状)を塗布した全てのアイアンで練習マットのゴム・ティーを弾いてみました。以下の三本のクラブが、フェースど真ん中で構えたにもかかわらずヒール寄りで打っていました。
・5番アイアン 約1.5センチ、ヒール寄り
・6番アイアン 約1センチ、ヒール寄り【完璧ではなかった(;へ;)】
・サンドウェッジ 約1センチ、ヒール寄り

つまり、これらのクラブを私は業界標準でなく振っているのでしょう(^^;;。これら三本は、次回のライ角調整(半年後を予定)までヘッドのトップにつけた私独自の目印でボールにアドレスして打たなくてはなりません。ですから、水虫スプレー調整方式も捨てたものではないわけです。

【参考】
・「ライ角のまとめ」(tips_93.html)
・「ライ角の調整」(tips-87.html)

(September 06, 2017)



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