October 22, 2017

プロサイドにソフトにパットすべし

 

筆者Ben Crenshaw(ベン・クレンショー)はthe Masters(マスターズ)に二回優勝しているパット名人。

'Be the Ball'
edited by Charlie Jones and Kim Doren (Andrews McMeal Publishing, 2000, $14.95)

「パッティングの秘訣は、打つ前に自分の判断を信じることだ。ボールがどんな風に転がるか想像しなくてはならない。ストロークのメソッドによる違いなどない。ソリッドに打てばよい。ソリッドに打てば打つほど、パターフェースのあちらこちらで打っていた時より良くパット出来る回数が増える筈だ。

私は最も高めのライン【=プロサイド】を選ぶ。それが最も安全な道だと思うからだ。私はボールがカップの中で息絶えるパットをする。しかし、アプローチ・パット(長い距離を寄せる第一パット)では、私はラインを高めに読みソフトにボールを運ぶことによって、さほどカップから逸れないように務める。

スリー・パットする人々は、低目のラインを選び、不適切な強さで打っているからだと思う。それが、私が高めにソフトに打つ理由である。私は次打がタップインで済むように、ボールをカップに近づけようと努力する」

【参考】
「パットに関する驚くべき事実」(tips_15.html)
「Ben Crenshaw(ベン・クレンショー)のパッティング」(tips_25.html)
「Ben Crenshaw(ベン・クレンショー)の打ち上げるストローク」(tips_167.html)
「ベン・クレンショーの警告」(tips_55.html)

 

(October 22, 2017)

プロサイドにパットすべき四つの理由

 

プロサイド(カップの高い側)を狙うのが得策であるのはよく知られた事実。ショート・ゲーム専門インストラクターDave Pelz(デイヴ・ペルツ)は、その理由は四つあると主張します。

'Fudge on the high side'
by Dave Pelz with James A. Frank ('Golf Magazine,' July 2000)

「ブレイクのあるパットに直面したが、そのブレイクが15センチなのか25センチなのか判らない場合がある。こういう場合、ブレイクを過小評価せず、やや過大に見積もって高い方にパットするのが上策である。その理由、以下の通り。

1) ボールがカップの縁にかかった場合、それが高い方の縁ならカップ・インするが、低い方の縁では絶対に入らない。

2) スパイクマークや足跡に触れたボールは、傾斜の上方へではなく、下方にバウンドする(重力の作用)。だから、高めに狙った場合には、予想外のバウンドに遭遇してもカップインする可能性がある。

3) あなたの潜在意識がかなり低い方を狙っていると感じた時、こういうブレイクのあるパットは強めに打ってしまいがちだ。これは3パットに招待状を送るようなものである。

4) 高い方に向かって転がるボールがカップに入る確率は100%ではないかも知れないが、低い方に転がる場合の確率はゼロである」

 

(October 22, 2017)

プロサイドにパットせよ

 

'The pro side'
from 'Golf Magazine's Complete Book of Golf Instruction'
by George Peper et al. (Harry N. Abrams, Inc., 1997, $45.00)

「多くのゴルファーがブレイクのあるパットをミスする場合、それは普通プロサイド(カップより高い方)ではない。大きなブレイクに直面した時、大抵のアマチュアは充分なカーヴを見積もることが出来ず、カップインする可能性が全くないアマサイド(カップより低い方)にボールを転がす。

大きなブレイクには強めのストロークが必要だが、ボールが1.2〜1.5メートルもオーヴァーするかも知れないと心配すると、それは容易なことではない。また、サイドヒルのパッティングでは、傾斜の方向によってフェースをオープンにしたりクローズにしたりしがちで、予期せぬプッシュやプルを招くことが多い。

大きなブレイクのサイドヒル・パッティングでアマサイドを避ける方法は、スタンスを調節することだ。右から左へのブレイクでは、クローズドスタンスによってボールをカップの上にキープする。左から右へのブレイクでは、反対にオープンスタンスをとる。もう一つの方策は、右から左へのパットではパターのトゥで、左から右へのパットではパターのヒールでストロークするというもの。こういう風にパターの端でボールを打つと、インパクトで傾斜の方向にパターヘッドが捩じれることを防ぐことが出来る。しかし、この場合、スウィートスポットで打つのではないので、カップに到達させるには少し強めに打つ必要がある。

Seve Ballesteros(セヴェ・バレステロス)は、ブレイクのあるパットに異常な対処法を提唱する。パットがどちらにブレイクするかに関わらず、彼はオープンスタンスを取り、パターをアウト→インの軌道で、しかもヒッティングを弱めるためそのトゥでボールに接触するようにストロークする。トゥで打って左から右への“カット・スピン”を与え、彼は中間目標に向うラインの内側にボールをスタートさせ(スピンが中間目標に到達させる)、そこからひょろひょろとカップへと転がって行く。

Cary Middlecoff(ケアリ・ミドルコフ)は、左から右へのブレイクではスタンスのかなり前方(ターゲット寄り)にボールを置くことを勧める。ターゲット側の脚の親指の前のボールに、少し近めに立つ。左から右へのブレイクでは、逆にボールをスタンス中央に近づけ、ボールから遠く立つ」

 

(October 22, 2017)



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