October 11, 2017

ダウンで左足を一気に踏みつけろ

 

カナダの大学のスポーツ生体力学の博士による実験の結果が明らかにした、注目すべき事実。

'Press here!'
by Dr. Sasho Mackenzie ('Golf Magazine,' August 2017)

「スポーツ生体力学を専門とするSasho MacKenzie, Ph.D(サショウ・マッケンジー博士)が、最近行った調査・研究は、われわれが朧げにしか知らなかったことをハッキリさせた。

彼は40人のゴルファー(ハンデ+2〜20)に28回以上のスウィングをさせ、そのクラブヘッド・スピードを計測した。同時に彼は、ダウンスウィングでクラブシャフトが地面に対して直角になる時、左足の下にかかる垂直の力の平均値をも計測した。その結果、左足に体重がかかればかかるほどクラブヘッド・スピードが増すという傾向が、直線的データとして明らかになった。

博士の研究は、左足で地面を押すのはわれわれが考えていたよりももっと早期であるべきだということを証明した。『インパクトまで待っていてはいけない。その瞬間では遅過ぎる』と博士は云う。博士は、腰がダウンスウィングの体勢になった直後に左足を垂直に押すことを推奨する。Rory Mcilroy(ロリィ・マカロイ)がこの名人である。

『踏みつけるパワーの量は問題ではない』と博士は補足する。『体重の1.5倍、すなわちジョギングする際に、片足が着地する時に感じるパワーで充分だ。ダウンスウィング開始と共に、左脚をスクヮット体勢(ガニ股)にするだけで、あなたのライヴァルたちを置いてけぼりにするに足るパワーが得られる』」

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図らずも、ダウンスウィングの初期にガニ股体勢を取るべきであることが立証されたわけです。Sam Snead(サム・スニード)やAnnika Sorenstm(アニカ・ソレンスタム)のガニ股は、名人ならではの動作なのだったとガッテンする他ありません。

 

(October 11, 2017)

パー3はガニ股で

 

パー3だけでなく、グリーンを狙うショットはガニ股で打たねばならない(本当は全てのショット)。そう思っているのですが、しかしパー3のティーに立つと、つい方向にばかり注意が向いてしまい、下半身からのダウンスウィングを忘れて、手打ち、あるいは舵を取るようなスウィングになってしまいます。ですから、いつも最初のパー3二つを失敗してしまう。後半のパー3二つは前半のその反省から、下半身主導のダウンスウィングによってまずまずの成果が得られます。

ある日のNo. 13(200ヤード)パー3。スウィングの鍵を「パー3はガニ股で」一本に絞りました。いつもここは、3ウッドを15センチほど短く持って打つことにしています。ガニ股で打ったボールはまっしぐらにピンに向かって飛んだのはいいものの、飛び過ぎて10ヤードも奥のエッジへ。ボギーにしてしまいました。このホールでの3ウッドはさらに1センチ短く持って打つ方針にしました。

その次のラウンドのNo. 13。16センチ短く持ってもオーヴァー。で、次回は17センチ短く持つことに。いかにガニ股スウィングの飛距離が伸びるかという見本ですね。

【参考】
・「ダウンの最初はガニマタで」(tips_103.html)
・「左膝の研究」(tips_49.html)
・「下半身からのダウンスウィングの見本」(tips_185.html)

 

(October 11, 2017)

バンカー・ショットもガニ股で

 

ある日のバンカー・ショット。フル・スウィングした筈なのに大幅ショート。出しただけ。その日の、二回目のバンカー・ショット。またもや出しただけ。ベラボーにショート。

私はバンカー・ショットに自信を持っており、クラブを持つ長さによってピン傍につけて当然と思っていました。それなのに、出すだけとは!ショックと失望。私はラウンド前の練習の一環として、必ずバンカー・ショットも含めているのですが、その朝だけはバンカーの練習をしていませんでした。それにしても、ちゃんと大きなスウィングをしたのに、なぜ?

口惜しくて、何が原因なのか、自分のスウィングをヴィデオのスローモーションのように脳裏で再生してみました。ガビーン!私は下半身主導のスウィングをしていなかった!完全に手だけでスウィングしていました。手の力など弱いものです。身体の大きな筋肉を使わないと砂の抵抗に勝てない。

バックスウィングで内側へ折れた左膝をターゲットに向かって戻す際に出現するガニ股は、下半身主導のダウンスウィングの証しです。そう、バンカー・ショットのダウンスウィングもガニ股で行うべきだったのです。その距離がたとえ10ヤードであれ15ヤードであれ。

 

(October 11, 2017)

テコのパワー

 

テクノパワーではありません:-)。「体型別スウィング」の共著者(三人)のうち二人が執筆したシニアのための教本から、梃子(テコ)の重要性について。

'Play Better Golf for Seniors'
by Mike Adams & T.J. Tomasi with Kathryn Maloney (Henry Holt & Company, Inc., 1998, $29.95)

「人間の身体はパワフルな梃子を備えており、それを正しく用いればあなたのスウィングの不可欠な部品となり得る。梃子は手首のコックとアンコック、および右肘を曲げて左腕とクラブ・シャフトとの間に90°の角度を作ることで生じる。

不幸にも、あなたのクラブもまた両腕を持ち上げたり背骨を真っ直ぐにしたりすることで、高い位置に到達出来るが、これは捻転を最少限にするだけで、実質的に梃子の作用の様々な利点は得られない。

手首のコックと右肘を曲げることによってクラブを上げると、背骨の角度と、あなたの腕と身体のコネクションを維持することが出来る。

手首のコックは、それがインパクトまで保存されれば、あなたのパワーとクラブヘッド・スピードを倍増する。それは巨岩を動かすのに長い棒を用いる発想と同じである。この場合、棒がパワー倍増装置だ。この梃子によって、あなたのパワーが倍増され、巨岩は簡単に動く。この梃子というパワー倍増装置無しでは、あなたは巨岩を1ミリたりとも動かせない」

 

(October 11, 2017)



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