October 08, 2017

ウェッジの距離調節

 

インストラクター集団GolfTec(ゴルフテック)による、ウェッジの使い方。

'Golf Magazine's The Par Plan'
powered by GolfTec edited by David DeNunzio (Time Home Entertainment Inc., 2013, $29.95)

「75ヤードは一般ゴルファーがサンドウェッジで打てる距離であり、これは簡単。だが、グリーンまで82ヤードだったり、70ヤードだったりしたらどうか?予想される答えは、82ヤードなら早いスウィングをし、70ヤードならゆっくり打つというものだ。それは間違ってはいないのだが、スウィングを早くしたり遅くしたりするのはとても難しく、生来のタイミングを混乱させ、トップしたりダフったりする危険を増大させる。

正しい距離を打つためにスウィングのスピードをコントロールする確実な方法は、たった二つだけである。
a) スピードを上げるためには長いバックスウィングをする。
b) スピードを落とすには短いバックスウィングをする。

スウィング弧が長ければ、インパクトまでにクラブヘッドが加速する時間が出来る。スウィング弧が小さいと、クラブヘッドは加速出来ない。だから、距離コントロールのために、あなたがスウィング速度を用いるとしても、実際にはスウィングの長さを増減しているのだ。これはグリーン上でパターを使うのと同じことだ。速度は一定にして、スウィング弧の長短で距離を調節すべきなのである。

そして、バックスウィングとフォロースルーの長さを同じにすることだ。パッティングもそうだが、ウェッジ・ショットでも減速は台無しになる結果を招く。減速すると、スウィング弧の最低点を後方にしてしまったり(ダフリ)、前方にしたり(トップ)、左手首を折ってしまったり、身体の動きを過大にしたり過少にしたりする。

フル・スウィング以下でクラブを振るのは、云うは易く…で、年季の入ったゴルファーでさえ容易ではない。友人にあなたのウェッジ・ショットを正面からヴィデオに撮って貰うのがベスト。それを見ながら、次のようにチェックする。

・フォロースルーよりバックスウィングが長いのは問題あり。こうなるのは、多分あなたがショットの舵を取ろうとしているからだ。

 

・ボールの両側で同じ幅のスウィングをするのが目標。同じ長さでないならば、少なくともフォロースルーを長めにする。バックスウィングが短くとも、フル・フィニッシュをするのは減速を防ぐため望ましく、手首が折れたり返したりすることを免れる」

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たまたまですが、私の「ピッチングとチッピングの距離調節・完全版」(tips_169.html)もバックスウィングの長さ(角度)で調節します。私のパーオン率が悪くても、数多くの寄せワンが期待出来るのはこの手法のおかげです。

(October 08, 2017)

時計の文字盤でウェッジの距離を打ち分ける

インストラクター集団GolfTec(ゴルフテック)が紹介する、ウェッジでの距離コントロール法。私の「ピッチングとチッピングの距離調節・完全版」(tips_169.html)はバックスウィングの角度で調節しますが、こちらは仮想の時計の文字盤でスウィングをコントロールします。

[clock]

'Golf Magazine's The Par Plan'
powered by GolfTec edited by David DeNunzio (Time Home Entertainment Inc., 2013, $29.95)

「ウェッジの距離コントロールに関しては、Dave Pelz(デイヴ・ペルツ)が2006年8月号の'Golf Magazine'誌に掲載した方法に優るものはない。一本のウェッジで三つの異なる距離を打ち分けるメソッドで、三本のウェッジの所有者なら九つの距離、四本のウェッジを持っているなら12の距離を打ち分けることが出来る。

先ず、バックススウィングのトップを、左腕を時計の長針に見立てた場合の7:30、9:00、10:30のそれぞれに制限してボールを打つ。

60° (SW) 55°(SW) 49°(PW)
 7:30スウィング      35ヤード     43ヤード       50ヤード
 9:00スウィング      53ヤード     64ヤード       75ヤード
10:30スウィング     70ヤード     85ヤード   100ヤード

【編註】Dave Pelzのオリジナル記事では64°ウェッジを含めて、計四本のウェッジで12通りの距離を打ち分けることを推奨しています。私の「ピッチングとチッピングの距離調節・完全版」は、60°ウェッジ一本で理論上25通りの距離を打ち分けるものです。52°(GW)、56°(SW)、47°(PW)は、ハンドルの握り方でそれぞれフル・スウィングを四通りずつ打てますので、計37通り打ち分けられることになります。

もちろん、あなたのヤーデージは少し異なるだろう。一本のウェッジで三つのスウィング(7:30、9:00、10:30)で五個ずつボールを打って、平均を取る。

いったん、上のバックスウィングに慣れたら、異なるフィニッシュ位置を試して欲しい。今度は右腕を時計の長針に見立て、4:30、3:00、1:30でフィニッシュする。前述の三つのバックスウィングと、三つのフィニッシュを様々に組み合わせる。例えば次のように…。 7:30のバックスウィング:4:30のフィニッシュ
7:30のバックスウィング:3:00のフィニッシュ
7:30のバックスウィング:1:30のフィニッシュ
9:00のバックスウィング:4:30のフィニッシュ
9:00のバックスウィング:3:00のフィニッシュ



以下同じ。減速を避けるためには、バックスウィングより長めの(あるいは、少なくとも同じ幅の)フォロースルーが望ましいのだが、一定のスピードを保ちつつ意図的にバックスウィングより短いフォロースルーをして、それが飛距離とボール軌道をどう変えるかを見るのは、何の害もないことである。

上の距離コントロールに成功した時、あなたが四本のウェッジを使っているなら、36通りのスウィングの持ち主となれる」

【参考】
・「3×4(スリー・バイ・フォー) System」(tips_20.html)
・「3x4(スリー・バイ・フォー)システム再履修」(tips_20.html)

 

(October 08, 2017)

左足下がりのチッピング

スウィングも距離感を合わせるのも難しいサイドヒル・ライ。ヨーロピアン・ツァーのThomas Levet(トーマス・ルヴェ)が教えてくれる解決法。

[downhill chip]

'Golf Tips from the Pros'
edited by Tim Baker (David and Charles Limited, 2006, $14.99)

「傾斜が急であればあるほどショットは難しくなるので、より多いロフトが必要になる。あなたが持っている最もロフトの多いクラブを選び、かなり高く上がるショットをすべきだ。グリーンの前部を狙う。

・両足、両膝、腰、肩で僅かに左を狙う。クラブを急角度に、ターゲットラインを横切るように【=アウトサイドに】上げる。
・勾配がきつければきついほどスタンスを広げるべきである。これはバランスよく立つ助けとなる。
・肩を傾斜に平行にすること。
・両手は身体の中央。ターゲット方向に傾げると、クラブフェースをシャットにし、ボールは低く出てしまう。
・傾斜に逆らわずに立ち、体重を低い方の足にかける。

1) 手首主体で急激にクラブを上げ、右側の土手でクラブがつっかえないようにする。 2) ボールを上げようとしないこと。クラブのロフトにボールを上げさせるため、傾斜に沿ってボールを打ち抜く。 3) ボールを飛ばしたい距離に応じてフォロースルーの長さを調節する。フォロースルーを長くするとボールは遠くに飛ぶ。

サイドヒルのショットで重要なのは、バランスを崩さないよう快適にセットアップすることだ。そのためには、傾斜に寄りかかるようにアドレスしなければならない。体重の掛け方が間違っていると、得られるのはお粗末な結果だけである」

【おことわり】画像はhttp://www.ocregister.com/にリンクして表示させて頂いています。

(October 08, 2017)



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