November 01, 2017

プロとアマの違い

 

インストラクター集団GolfTec(ゴルフテック)が30,000人のプロとアマのスウィングを分析した結論。以下の記事に対応する写真が、全てGolfTecのウェブサイト(https://www.golftec.com/swingtru)に掲載されています。私の紹介を読みながらそれらの写真を参照すると理解し易いでしょう。

'Swing by numbers'
by Nick Clearwater with Mathew Rudy ('Golf Digest,' August 2017)

「GolfTecは最新の計測システムSwingTRU Motion Study(SwingTRU動作研究)を用いて、プロとアマ30,000人のスウィングを分析した。そのうちバックスウィングとダウンスウィングの六つの要素について、ハイハンデ(100を切れない者)とプロとの比較をお届けする。

1) トップでの腰のスウェイ(Hip sway - Top position)

スウェイという言葉はお馴染みだろうが、これは腰を指しているのか上半身なのか、混乱を招き易い。上級者は、身体全体をボールから遠ざけるようにスウェイするのでなく、トップで体重を右足の上に掛ける。初心者は身体全体をターゲットから遠ざけて、誇張した体重移動をしがちだ。

正しい方法は、頭を左右に動かすことなく、アドレス時よりも尾てい骨をターゲット方向に動かすように感じることだ。SwingTRU研究の結果、プロは平均3.9インチ(約10センチ)ほどターゲット方向に腰を動かす。一方、初心者はたった2.5インチ(6センチ)しか動かさない。

 

2) トップでの肩の傾斜(Shoulder tilt - Top position)

アマチュアが『飛ばそう!』とすると『最大限捻転しよう』と考える。しかし、単に捻転すればいいというものではない。肩の回転に集中するのでなく、どのように肩を回転させるかを考えよ。多くのゴルファーは、後方にいる人を振り向くように、肩をほぼ水平に廻す。ツァー・プロたちは36°下向きの角度で廻す。ハイハンデの者は29.6°に過ぎない。

左肩は、バックスウィングで地面に向かって動くように感じるべきである。最初、これは単に肩を傾げているだけに思えるかもしれないが、信じなさい、回転もしているのだ。

3) インパクトでの腰のスウェイ(Hip sway - Impact position)

上級者は、インパクトでアドレス時よりも腰を前方に動かす。その幅は、プロでは1.6インチ(約4センチ)であるのに対し、初心者は0.4インチ(約1センチ)しか動かさない。

腰の動きを考えるのは抽象的かも知れない。ダウンスウィングで左膝をターゲットに向かって動かし、左膝が左足の外に出るように感じるべきだ。あなたが後方に反っくり返るスウィングをしているなら、これは劇的な変化であろう。劇的な飛距離増も期待してよい。

4) インパクトでの腰の回転(Hip turn - Impact position)

 

アマチュアの多くはボールをアウトサイド・インにカットするように打ち、スライスを放つ。それは、上半身が過度にアクティヴであるか、不必要な時にアクティヴになるせいだ。上半身の問題を解決するには、下半身を用いるように方針変更をすることだ。インパクトでの腰の回転は、その重要な例である。初級者はボールを手と腕でコントロールしようとする。ツァー・プレイヤーたちは、インパクトでアマの二倍近くもターゲット方向に腰を廻す。腕とクラブは、その連鎖反応の最後の鎖として(最初の鎖ではない)ボールに到達するだけである。計測の結果、インパクトでプロたちは平均36°腰をオープンにし、ハイ・ハンデの者はたった19.5°であった。

腰の回転を増すには次のように感じること:インパクトで、ベルトバックルが(ボールではなく)ターゲット方向を向くように、そしてインパクト直後、両膝がターゲットを指すように。

5) インパクトでの肩の傾斜(Shoulder tilt - Impact position)

この記事の二番目で、トップで肩を傾斜させるべきであると述べた。それはインパクトまで持続されるべきである(傾斜の方向は異なり、上向きになるのだが)。腕主体のダウンスウィングをするアマチュアの多くは、インパクトで肩を比較的水平にする。プロたちはインパクトで平均39°左肩を上に向ける。ハイ・ハンデの者は約27.5°でしかない。

左肩を高く上げるには、頭はスタンス中央に留めたまま、ベルトバックルがインパクトで左足の上に上になるように努力する。

6) フォロースルーでの肩の屈折(Shoulder bend - finish position)

肩の傾斜と屈折の違いは方向である。傾斜は、いわばシーソーのように地面に対し肩が上下する。屈折は、上体がターゲットから反対に後方に反る量である。上級者はフォロースルーで胸を張り背を伸ばし、首を数度ターゲットから遠ざけるように曲げる。典型的なアマチュアはインパクト後も身体を伏せ目にしたままである。これではテコのパワーの恩恵には全く与れない。計測結果は、プロたちは平均32°後方に身体を反り、ハイ・ハンデの者は平均3.2°であった。

理想的なフォロースルーは、あたかもスーパーマンやワンダーウーマンのように防弾の胸を張り、ジャンプするために左脚で地面を踏みつけたかのように完全に伸ばすことである」

 

(November 01, 2017)

爪先で打て!

 

インストラクターJon Tattersall(ジョン・タターソール)による、10秒で全盛期のTiger Woods(タイガー・ウッズ)のよいとこ取りをするコツ。

'Golf Magazine's Play Like a Pro'
edited by David DeNunzio(Time Home Entertainment In., 2013、$29.95)

「あなたはエクストラのスウィング・スピードを得ようと試みるが、それを主に上体の強靭さで行おうとする。あきまへん。テクニックの大改造でも行わない限り、あなたに備わっている潜在的な飛距離には絶対に到達出来ない。

ハードロック・バンドVan Halen(ヴァン・ヘイレン)の助言"Jump"(ジャンプ)に従うべきだ。大地を跳躍台として使うことから始める。Tiger Woodsのようなロング・ヒッターで明らかなように、あなたの下半身が真のパワー源である。彼はダウンスウィングの最初で身を落とし、次いでインパクトに向かいつつ急上昇させる。あなたに必要なのも、まさにこれである。

・バックスウィング

 体重の大部分を右側に移す。その加減がどのくらいかと云うと、バランスを失うことなく左足を地面から浮かせられるほどである。

・ダウンスウィング

 (スクワットするような感じで)体重がやや地面に向かうぐらいに両脚を曲げる。

・インパクト

 空中にジャンプするかのようにハードに地面を押す。体重は、ボールに真っ直ぐ向かうのではなく、インパクトにかけて引っ張り上げられて爪先立ちするような感覚を得る。即座に飛距離が得られる(Tiger Woodsのように)

 

(November 01, 2017)

予告

ある日突然「今日で更新を終了します」と云うのもナンなので、今から予告させて頂きます。

2018年4月17日をもって当サイトは満20年を迎えます。この辺が潮時かな…と考えております。御承知おき下さい。

(November 01, 2017)



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