December 18, 2016


Merry Christmas!

Titleist(タイトリスト)Pro V1のこのTV-CMはここ数年お馴染みのものですが、そのアイデアと楽しさと完成度からいってCMのクラシックと呼べると思います。音楽もクリスマス・ソングではないのに、いかにもクリスマスらしい音色。画像・音楽共にゴルファーを童心に引き戻してしまう魅力に満ちています。

 

(December 18, 2016)

サルより下手でもピンに寄せられるバンカー・ショット

「サルより下手でも出せるバンカー・ショット」(tips_175.html)採用以来、私の本番でのチョロやホームランは皆無。必ず一発で脱出し、そこそこの距離につけています。これは野球の安打記録更新に匹敵する快挙です。しかし、どうせ乗せられるのなら「そこそこ」なんぞでなく、ピン傍につけたいと思うのが人情。そこで「サルより下手でも…」をベースとしながら、それをさらに発展させる方法を追求してみました。

[marks] [Lob_wedge]

私のウェッジには、図右のように1.25センチ刻みで五つのマークがつけてあります。白い修正液を乾かした上にマジックで色づけしたものです。ルールを定めるUSGAに問い合わせたところ、触って判るようなマークはルール違反だが、そうでなければOKとのこと。修正液マークは触れても何も感じませんので合法です。(e)(紫色)は通常フルスウィングで握る位置で、図の上に行くほど短く持つことになります。私は「ピッチングとチッピングの距離調節・完全版」(tips_169.html)の左腕が胸の高さで地面と平行になるトップ(図の4の位置)に慣れています。その高さのバックスウィングで、(a)(青色)の位置で握ってバンカー・ショットした場合の距離を求めれば、握る位置を変えるだけで、同じスウィングで5ヤード刻みの距離調節が出来るのではないか?もしそれが可能なら「バンカーからピン傍へつける“三倍の法則”」(tips_155.html)でも不可能だった5ヤード刻みの距離調節が可能になる…と興奮しました。

やってみました。サンドウェッジを(a)の位置で握って胸の高さのバックスウィングだと15ヤード、(b)で20ヤードでした。(c)も試してみましたが、25ヤードならギャップウェッジを使う方がベターです。パワーで運ぶよりクラブのロフトに任せる方が楽だからです。

同じ方式でロブ・ウェッジ(60°)、サンドウェッジ(56°)、ギャップウェッジ(52°)の三本のウェッジを試してみると、平均して次のようになりました(ヤーデージはラン込み)。

ロブ・ウェッジ サンドウェッジ ギャップウェッジ
(a)
10ヤード
15ヤード
25ヤード
(b)
15ヤード
20ヤード
30ヤード

各クラブ間のロフトは4°刻みで同じなのに、ロブ・ウェッジとサンドウェッジでは5ヤードの差、サンドウェッジとギャップウェッジでは10ヤードの差となっています。20ヤードを越える距離ではスタンスもクラブフェースもさほどオープンにせず、ピンをダイレクトに狙うのでスピンがかからずランが多いからだろうと思われます。

ともあれ、左腕が胸の高さという一定のスウィングで、10ヤード〜30ヤードの距離を5ヤード刻みでカヴァー出来ることになったわけです。もちろん、砂の取り方が一定しないレヴェルの私としては計算通り飛ばないことがままあるわけですが、この方法ですと運を天に任せて闇雲にスウィングするのでなく、ちゃんと基準に則ってプレイしているという安心感が得られます。

私の場合、一つだけ留意すべきなのは、同じ高さのトップでも「これはピッチングでなく、バンカー・ショットだから、三倍のパワーが必要なのだ」と自分に云い聞かせないとショートしてしまうことです。

(December 18, 2016)

バンカー・ショットは音が決め手

 

このtipは、インストラクターの組織であるPGA of Amaricaの中の、GolfTec(ゴルフテック)なるグループが'Golf Magazine'誌と提携して出版した本より。

'Golf Magazine's The Par Plan'
powered by GolfTec edited by David Denunzio (Time Home Entertainment Inc., 2013, $29.95)

「クラブが正しくボールの下を潜り抜けられる唯一の途は、クラブのリーディング・エッジでなくウェッジの底部(バウンス)が砂と衝突することだ。これが、バンカー・ショットのアドレスでクラブフェースをオープンにすべき理由である。正しいバンカー・ショットのインパクトのフィーリングを得るには、インパクトで明瞭に聞き取れるほど『ドスン!』という音を立てなくてはならない。その音は極めて重要である。次回、ツァー・プレイヤーのバンカー・ショットをTVで見る時、よいバンカー・ショットが立てる識別可能な音に耳を傾けて欲しい。

その『ドスン!』という音を増幅するには、バンカーではなく芝の上で練習するとよい。40ヤードのロブショットをするかのようにコックし、上体と腕を主体にした早めのスウィングをする。『ドスン!』という音が出るように地面を打つ。音に集中すること。

大きなディヴォットは必要ない。芝の天辺をこそげ取る感じ。擦った跡もコンパクトであるべきだ。このドリルは、あなたが一定の場所を削れるかどうかも教えてくれる。それはバンカー・ショットの鍵である。同一地点を打てるようなら、あなたのバンカー・ショットも安定して遂行出来る可能性が高い」

【ヴィデオ】https://www.golftec.com/parplan 「28—30」セクションの「Drill 9.1」View Drill をクリック。

 

「上の音を出すドリルはとても重要なので、絶えず練習すべきだ。今度は家庭やオフィスで出来る練習法を紹介する。芝の代わりにカーペットを打って『ドスン!』という音を出し、クラブで正しい位置を打つことが習慣になるようにする。

【編註】会社のカーペットに穴を開けて社長さんから御目玉を食らったり、家の絨毯を禿げちょろけにして奥さんに叱られても、当サイトは一切責任を負いません。御自分の判断で実行して下さい。

スウィングの最中に身体が前後に動く問題を抱えていないかどうかチェックする。顎・臍・両手・クラブヘッド等が一線となってクラブヘッドを打ち込みたい地点の真上になるようにアドレスする。肩はほぼ水平、背骨も垂直でターゲットから遠ざかるように傾いでいない。この体勢は、クラブヘッドが砂を浅く潜(くぐ)る軌道を推進する。過度に上体を傾斜させると、クラブヘッドが早期にスウィング弧の底辺に達してしまい、クラブで正しく砂の中をスライド出来ない。

バックスウィングで頭を動かさず、顎が終始突入地点の真上に留まるようにする。肩は少し回転するとしても、フルスウィングのように大きくは動かさない。右足への体重移動もほんの僅かである。あなたの左手首はトップで凹みを作るが、それがボールの下の砂をスライドさせる助けとなる。インパクト・ゾーンで、その左手首の凹みを維持し、クラブヘッドが早期に両手を追い越す感覚を得れば、ボールの下でスライドさせることが可能になる。この手首の動作は、クラブフェースをオープンにしたままインパクトを迎えるフロップショットと同じである」

【ヴィデオ】https://www.golftec.com/parplan 「28—30」セクションの「Drill 9.4」View Drill をクリック。

(December 18, 2016)

バンカー・ショット練習法

 

'Golf Magazine'誌編纂のショートゲーム大全から、インストラクターBill Davis(ビル・デイヴィス)によるユニークで効果的な練習法。

'Golf Magazine: The Best Short Game Instruction Book Ever!'
Edited by David DeNunzio (Time Inc. Home Entertainment, 2009, $32.00)

「・スプリット・グリップ・ドリル

サンド・ウェッジを握る際、左手親指が右掌の膨らみの端に触れる程度に両手を離す。このグリップはバンカー・ショットの次の三つの基礎を学ぶ助けをしてくれる。
1) 手首のコック
2) 腕によるスウィング
3) クラブヘッド・コントロール

スプリット・グリップだと手を回転させるのが困難になる。これはインパクトでクラブフェースを過度に回転させず、砂を取り過ぎることを防いでくれる。

スプリット・グリップは最少限の下半身の動きで、腕主体のスウィングをすることを促進する。脚のアクションが大きいと、物事は不確かになってしまう。ターゲットに向かってスムーズに回転し、スウィングのほとんどを腕に任せるべきである。

クラブを後方に引く時、スプリット・グリップは急速に、そしてフルに両手首をコックさせ、左手がハンドルを押し出すことに気づく筈だ。こういう風に手首をコックすると、砂をヒット・ダウンし、クラブにボールを下を通り抜けることを可能にする。

 

・スプラッシュ・ドリル

アマチュアがバンカーで苦労するのは、彼らが砂を打つのに慣れていないからだ。あるいは、ボールは砂が飛ぶ方向に飛ぶという事実に馴染んでいないからだ。あなたはターゲットに砂を飛ばすことを学ぶべきである

バンカー表面に砂の塊を乗せ、それをボールだと想定する。バックスウィングしてはならない。アドレスし、そこからクラブを前方に投げ上げる。【編註:写真ではちゃんとディヴォットを取っている】 あなたのゴールは砂をターゲットに向かって押すことである(最初はターゲットの右や左でも構わない)。砂を飛ばすのに慣れたら、バンカーにボールを落とし、同じフィーリングで打ち抜く」

(December 18, 2016)



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