【旅のメモ(Little Rock篇)】

[Little_Rock]

アーカンソー州のオフィシャル・サイト:http://www.state.ar.us/
Little Rockのオフィシャル・サイト:http://www.littlerock.org/


【閉じる】

[visitor_center]

●Little Rock National Historic Site Visitor Center

2125 Daisy L. Gatson Bates Drive
Little Rock, Arkansas 72202
Phone: 501-374-1957
Web:http://www.cr.nps.gov/nr/travel/civilrights/ak1.htm
http://www.nps.gov/chsc/
http://www.nps.gov/chsc/pphtml/facilities.html
開館日:月曜〜土曜 9:00 a.m. 〜 4:30 p.m.、日曜 1:00〜4:30 p.m.
入館料:無料

元のガソリンスタンドをそのまま使ったヴィジター・センターです。中の展示は大したことはありませんが、セントラル・ハイ関係の本を多く揃えて販売しています。結構駐車スペースがあるので、ここに車を置いて傍のセントラル・ハイ周辺を散策するのに最適。



[Bates_house]

●Daisy Bates House

1207 West 28th Street
Little Rock, Arkansas

"Little Rock Nine"を終始励まし支えた女性Daisy Bates(デイジィ・ベイツ)は夫と共に週刊新聞'Arkansas State Press'の共同発行人でした。彼女はNAACP(全国黒人地位向上協会)のアーカンソー州における責任者でもあったので、夫妻の家は"Little Rock Nine"の登下校の集合地点でもあり、新聞記者などが生徒たちに今日起った出来事などを聞く会見場でもありました。それだけに、人種差別主義者のターゲットとなり、投石で窓が割られることなどが頻繁でした。

人種差別主義者の圧力によって新聞'Arkansas State Press'は購読者を失い、ついに破産宣告せざるを得ない状況に陥ります。Daisy Bates夫妻はこの家を売らなくてはならないところまで追い詰められたのですが、黒人聖職者たちと信者たちがこの家の権利を買い取り、夫妻をずっと住まわせる配慮をしました。夫妻亡き後、聖職者団体はこの家を「Daisy Bates博物館」とすべく基金を募っている最中です。2004年現在、まだ一般公開はされていません。

私は特別に中を見せて貰うことが出来ました。一階のキッチンとダイニングルームは夫妻と"Little Rock Nine"が祝日の晩餐を取った場所であり、生徒たちが新聞記者に日々の出来事を報告した部屋でした。Martin Luther King, Jr.(キング牧師)が当市を訪れた際は、夫妻はメイン・ベッドルームをキング牧師に明け渡したそうです。地下にはホームバー兼リヴィングルームがあり、そこが生徒たちがくつろいだ場所でした。


【閉じる】




Copyright (C) 2004 高野英二 (Studio BE)
Address: 421 Willow Ridge Drive #7, Meridian, Mississippi, U.S.A.